天使の羽航空
〜エコノミークラス〜


 このたびは、天使の羽航空をご利用いただき、まことにありがとうございます。
 当航空会社は、独自に空港を有する私設航空会社ですが、当航空会社の空港および機内サービスの充実度合いから、政財界VIPおよび特定客層の移動手段としまして、広くご利用いただいております。
 本日は、天使の羽航空のサービスおよび空港内のご案内をさせていただきたいと思います。
 ご案内は、天使の羽航空のフライトアテンダント、坂井かすみが務めさせていただきます。
 それでは、よろしくお願いいたします。
 

○制服

 まず、私どもスタッフの服装についてご説明いたします。
 私たちフライトアテンダントおよびグランドホステスの制服についてですが、白いブラウスに紺のブレザー、タイトスカート、そして黄色いスカーフとなっております。
 これだけお聞きになりますと、ほかの航空会社と同じように聞こえるかもしれませんが、天使の羽航空の制服は、今、私が身に付けています制服をご覧いただければおわかりのように、他航空会社の制服とは、若干異なった部分がございます。
 上半身ですが、こちらはブラウスとブレザーの胸の部分が大きくくり抜かれて開いた形になっておりまして、私たちの胸元が剥き出しになっております。
 また、下半身のスカートは、左右2枚の生地に分かれているのが大きな特徴になっております。
 このスカートの2枚の生地は、前と後ろの真中で重なっているのですが、スカートの真中あたりがそれぞれ「くの字」にくり抜かれていまして、重なり合いますと、真ん中にひし形の穴があいているように見えるデザインになっているのが特徴です。
 お客様はいつでもこの穴を通しまして、ちょうど私たちの女性器の割れ目がご覧いただけます。
 後ろ側も同様でして、立っているときにはお尻の割れ目が、前屈みになりますとお尻の穴が、ひし形の隙間からご覧になれるかと思います。
 この制服は、天使の羽航空の独自スタイルとなっておりまして、見た目の美しさと機能性とを兼ね備えたデザインとして、お客様がたから大変ご好評をいただいております。
 胸の部分が大きく開いていることで拘束感がなく、両腕の動きがスムーズになりますし、また、スカートも2枚の生地に分かれていますので、タイトスカートでありながら両脚の動きを制限することなく、さまざまなサービスをする際に、大変動きやすくなっております。
 なお、天使の羽航空は、職員は全て女性となっておりまして、空港及び機内におりますスタッフは、全員この制服を身に着けることになっております。

 この制服のデザインには、機能性以外にも大きな役割がございます。
 私どもスタッフは乗客の皆様に、安全で快適な空の旅をご提供することが仕事でありますから、空港および機内での安全には十分に注意を払う必要があります。
 しかし、他の航空会社におきましては、職員のスタッフが一方的にお客様の所持品などをチェックするのみで、スタッフ自身が安全確認のチェックを受けることはございません。
 ですが、当然スタッフも飛行機に同乗するわけですから、お客様の皆様に不信感を抱かせませんように、私どもスタッフもお客様の皆様と同様、チェックしていただくのが道理でございます。
 とは申しましても、私どもスタッフが通常のお客様と同様のチェックを受けることになりますと、業務に支障をきたす恐れもございますし、また非効率的であります。
 そのようなわけで、通常、女性が不信物を隠すことができます胸元、および下半身の性器、排泄器官を、お客様の皆様に常にご覧いただけるようにすることによりまして、私どものヴァギナ、アナルに危険物が隠されていないこと、また胸のふくらみが私どもの乳房だけであることを、お客様の皆様にわかっていただけるよう、このような制服を着用しているのでございます。
 したがいまして、乗客の皆様は、いつでも私どもスタッフのボディチェック、特に性器、排泄器官、乳房の安全を確認していただけます。
 以上のような経緯から、私たち女性スタッフは、下着類は一切身に付けておりません。
 皆様、安心して飛行機に搭乗できますよう、お気軽にスタッフに声をおかけになって、私たちの膣、肛門、尿道、そして乳房に、何ら危険なものを隠していないことをお調べください。
 私どもスタッフは、喜んでご協力いたします。
 実は、私もこちらに参ります前に、お客様にヴァギナとアナルの安全確認を求められました。
 非常に熱心なお客様で、10分ほども入念にお調べになられましたが、私が不信物を所持していないことを確認されましたら、満足してくださいました。
 お客様も、私の身体をご確認なさいますか?
 

○チェックイン

 さて、それでは続きまして、チェックインの説明に移りたいと思います。
 こちらでは、飛行機にお乗りになる際の搭乗便の確定や座席の指定などの搭乗手続きを行います。
 最近では、無人で手続きを行います自動チェックインが普及してきておりますが、当空港では、きめ細かなサービスの提供と、お客様からのご要望によりまして、チェックインはすべて、有人カウンターで行っております。
 カウンターには、グランドホステスが、カウンタースタッフとしてついていまして、乗客の皆様の搭乗手続きを行っています。
 当航空会社のチケットはこのようなスティック状のチップになっております。
 これをどのように使うかと申しますと・・・あ、今ちょうどチェックインの手続きをしようとしているお客様がいますから、実際にご覧いただきながら説明いたします。

 まず、チケットスティックを受け取りましたカウンタースタッフは、そのチケットスティックを自分のヴァギナに挿入いたします。
 ちなみに、カウンタースタッフのヴァギナには、あらかじめチケットの読取装置が挿入されています。
 あちらのカウンタースタッフの女性の股間から、コードがカウンター下の端末につながっているのがおわかりになりますでしょうか?
 手続きに手違いや不正が起こりませんように、カウンターの下は素通しになって、スタッフが実際に行っている作業をお客様の目で確認していただくことができるようになっておりますから、正面から見ていただけると、その様子がよくわかるかと思います。
 グランドホステスは、カウンタースタッフを務めるときには、必ず読取装置、私どもは「レシーババイブ」と呼んでいますが、それを膣に挿入いたします。
 え、なぜ「バイブ」というのかですか?
 それは、ご覧になっていただければおわかりになります。
 あちらのカウンタースタッフがチケットスティックをヴァギナに入れたレシーババイブに差し込みましたね。
 これにより、チケットの情報の読み取りとデータの書き込みが可能になります。
 今、お客様のご要望に応じた座席の指定などの手続きを行っているところです。
 こちらから、カウンターの中を様子をご覧になってください。
 あのカウンタースタッフの女性の腰が、かすかに震えているのがおわかりになりますか?
 はい、チケットのデータアクセス中は、読取装置がブルブルっと振動するのです。
 これが「レシーババイブ」の名前の由来です。
 これは、カウンタースタッフが、データの送受信の際にその内容に応じた振動を身体で確認しながら作業を行うことで、入出力データに間違いがないようにするためでございます。
 そのため、読み書きしますデータの種類によりまして、振動パターンが異なっておりまして、慣れてきますと、画面などを見なくても、振動の感覚からチケットの情報を認識することができるようになります。

 あら・・・少々手続きに手間取っているようですね。
 出発便の変更をしているのか、座席の指定に迷っているのかもしれません。
 あのカウンタースタッフの顔も、だんだん赤みが増してきて、腰の動きも少し大きくなってきているのがわかりますか?
 手続き中は、レシーババイブの振動が止まることはありませんから、少しずつ我慢できなくなってきているのでしょう。
 このときのスタッフの表情やしぐさなども、当空港のサービスの一環となっておりますので、どうぞ遠慮なくご鑑賞いただきながら、ごゆっくりチェックインの手続きをなさってください。
 私も、カウンタースタッフをやることもありますが、団体のお客様がいらっしゃったときなどには、恥ずかしながら、足首まで愛液を垂らして腰を揺すりながら手続きをすることになることも多々ございます。
 お客様も、今度ぜひ団体でご利用ください。
 私どもスタッフも一生懸命搭乗手続きを行わせていただきます。

 あ、今、手続きが終わったようですね。
 ヴァギナからチケットスティックを取り出しました。
 チケットは、そのままですとカウンタースタッフの愛液で濡れておりますので、あのように一度口の中に入れて、きれいに愛液を舐め取りましてから、お客様にご返却いたします。
 お客様によっては、愛液がついたままの方がいいという方もいらっしゃいますが、その際には、チケットに軽くキスをしてからご返却いたしますので、お気軽にお申し付けください。
 

○セキュリティチェック

 チェックインが終わりましたら、搭乗口に行く前のセキュリティチェックが行われます。
 これは、通常の空港でも行われておりますように、危険物などの持ち込みを防止するための、金属物チェックになります。
 当空港では、セキュリティチェックの際には、お客様ひとりにひとりに、グランドホステスが付き添うことになっております。
 あちらのお客様がセキュリティチェックを受けるようですので、その様子をご覧いただきながら、説明をさせていただきます。

 まず、こちらの金属探知機のゲートを通る際ですが、身に付けておりますお財布や時計、携帯電話などの金属品につきましては、付き添いのグランドホステスにお預けください。
 金属品を受け取りましたグランドホステスは、ご覧のようにそれらの小物を密閉パックのビニール袋に入れます。
 そして、そのビニール袋に入れた小物を、制服のスカートの穴のところから、ヴァギナの中に挿入いたします。
 これは、私どもスタッフは、不測の事態に備えて、できる限り両手を自由にしておくためでして、当空港では、小さなものはできるだけ、胎内に収めまして運搬するように心がけております。
 もちろん、私どもスタッフは皆女性ですから、主に性器や排泄器官の穴を、小物の収納場所として利用させていただきます。
 この制服のスカートの前と後ろに穴があいているのは、そのためでもあります。
 あ、あちらのグランドホステスも、なんとか小物をヴァギナに収納することができたようですね。
 もし、ヴァギナだけで入りきらない場合には、アナルも使うことがございますので、遠慮なくお申し付けください。
 そうして、小物を体内に収納しましたら、あのようにグランドホステスがお客様の手を取りまして、ゲートへご案内いたします。
 まずはじめに、グランドホステスが金属探知機の中をくぐります。
 膣内に金属を挿入しておりますから、当然ブザーが鳴りますが、これはお客様への見本の役目を果たしておりますので、特に問題はございません。
 続きまして、お客様がお通りになります。
 あら、あちらのお客様は、金属探知機に引っかかってしまったようですね。
 このように、金属反応がありました場合には、大変失礼ではございますが、改めまして小型金属探知機を使った検査を行うことになっております。
 検査は、今、小物を運びました付き添いのグランドホステスが担当いたします。

 あちらのグランドホステスをご覧ください。
 はい、今、彼女が手にしているのが小型金属探知機になります。
 担当のグランドホステスは、小物収納袋をヴァギナから抜き取りまして、代わりに小型金属探知機をヴァギナに挿入いたします。
 このとき、検査を受けていただきますお客様には、あちらのベッドに横になっていただきます。
 そして、グランドホステスがベッドに仰向けになりましたお客様をを跨いで膝立ちになります。
 そうしましてから、あのように金属探知機を挿入した股間を検査部に近づけまして、金属探知機でお客様の頭の上からつま先まで満遍なく走査させていただきます。
 あ、あちらのお客様に金属反応があったようです。
 金属に反応いたしますと、あのように金属探知機がブザーを鳴らすと同時に、強く振動いたします。
 これは、どんなに騒がしい状況にありましても、確実に金属反応を確認できるように配慮されているためです。
 どうやら、あちらのお客様のネックレスに反応したようですね。
 グランドホステスが、お客様の首元に金属探知機を入れたヴァギナをあてがいながら、震えているのがおわかりになりますか?
 あのように、グランドホステスは自らの膣の感覚で金属の有無を確認し、そしてお客様には金属探知機の振動に震えますグランドホステスの腰の動きや性器の反応によりまして、何に反応したのかご確認していただきます。
 お客様の中には、携帯電話や財布などの大き目のものをグランドホステスに預けまして、ネックレスや小銭などの小さな金属を身につけた状態でボディーチェックを受ける方が多くいらっしゃいます。
 特に、顔の近くに金属を持っている場合が多く、グランドホステスがお客様の顔を跨ぎながら震えている姿が、よく見受けられます。

 ちなみに、検査の際にお客様の顔や身体が濡れてしまいましたら、おしぼりできれいにお拭きいたしますので、ご安心ください。
 お客様がセキュリティチェックをお通りになる際には、私が付き添いをいたしますので、そのときには、どうぞよろしくお願いいたします。
 

○機内

 続きまして、機内の様子をご覧いただきましょう。
 まず、シートの並び方ですが、全てひとり掛けの独立シートになっておりまして、窓際の座席を除いて、全シートの両側が通路になっております。
 これは、乗客の皆様に快適な空の旅を楽しんでいただけるように、そして、私どもフライトアテンダントのサービスがきめ細かに行き届きますように配慮されているためでございます。
 

○客室乗務員の呼び出し

 フライトの際、機内には約10名ほどのフライトアテンダントが搭乗いたします。
 ここでは、機内でのフライトアテンダントの業務につきまして、説明をいたしたいと思います。
 まず、機内に搭乗しましたフライトアテンダントは、全員この小さなクリップをクリトリスにはめ込みます。
 これは、乗客の皆様のシートについております呼び出しボタンに連動して微弱な電流が流れるようになっております。
 フライト中は、機内ではエンジン音で音が聞き取りにくくなりますが、このようなリモート電極機能を搭載しました受信機を携帯することで、確実にお客様の呼び出しを認識できるようになります。
 もちろん、クリトリスにはめるのは、あらゆる事態に迅速に対処できるよう、両手を自由に保つためでございます。
 ちなみに、呼び出しボタンを押した際にどのクリトリスクリップが通電するかはランダムに決まりまして、どのフライトアテンダントが呼ばれるかは、誰にもわかりません。
 フライトアテンダントは、呼び出しを受けましたら、お客様の席までご用をお伺いに向かいますが、そのときどのお客様がお呼びになっているのかを探すために、このクリトリスクリップのバイブレーション機能を利用いたします。
 このクリトリスクリップはお呼びになられましたお客様のシートに近づくと小さく振動する仕掛けが備わっておりまして、呼ばれましたシートが近ければ近いほど振動が強くなるのです。
 その振動の変化によりまして、どのお客様がお呼びになられているかを確認するのでございます。
 そうして、お客様の席までうかがいまして、そのお客様のご用を承りました後、そのお客様のシートの肘掛けの先についておりますフライトアテンダント用のコール解除装置に、クリトリスをあてがいます。
 そうすることで、コール解除装置に通電中のクリトリスクリップを照合させることができまして、ここで初めてクリップの通電と振動を止めることができる仕組みになっております。
 このクリップの照合を終えるまでは、ずっと通電も振動も持続いたしますので、お客様の呼び出しを失念するという心配はございませんし、また、このコール解除装置は、お客様のご用が終わりましたら、お客様自身の手で起動していただくことになっておりますから、お申しつけられましたご用を、中途半端にしてしまうこともございません。
 しかし、ときおり、ご用がお済みになりました後に、このコール解除装置を起動させることを失念されるお客様がいらっしゃいます。
 そうなりますと、私どもフライトアテンダントのクリトリスは、ずっと刺激を受けたままになってしまいまして、業務に戻ることができなくなってしまう上に、お客様の皆様の前で、はしたない姿をお見せすることになる可能性もありますので、どうか、ご用がお済みになりましたら、忘れずにコール解除装置を起動していただけますよう、よろしくお願いいたします。

 なお、今、申しましたように、お呼びになられましたお客様のご用をお伺いする際には、私どもフライトアテンダントのクリトリスは、電流と振動の2重の刺激が合わさっていることになります。
 そのため、少々不手際があるかもしれませんが、どうかご理解くださいますようお願いいたします。
 私も、クリトリスは余り強い方ではございませんので、お客様の呼び出しを受けたときには、うまくご要望に沿うことができないことがあります。
 この前も、呼び出しを受けてお客様の席までたどり着いたところで、クリトリスの余りの痺れに立っていられなくなりまして、お客様のご用・・・確か、前の席のシートの下にボールペンを落としたから拾ってほしい・・・というご用でしたが、そのボールペンを拾うのに、3分近くもかかってしまいました。
 

○収納チェック

 離陸前に、私どもフライトアテンダントが、天井に据え付けられたトランク内の収納チェックを行います。
 その際、大変申し訳ございませんが、乗客の皆様のシートの肘掛けをお借りいたします。
 窓側などでトランクの位置が低いところでは、お客様のシートの両側の肘掛けの上に、フライトアテンダントが左右それぞれの膝をついて膝立ちになりまして、トランク内のチェックを行います。
 そのとき、ちょうどお客様の顔の前あたりに、私たちフライトアテンダントの腰の部分がくることになりますが、不安定だとお思いになられましたら、腰を支えてくださっても構いません。
 多くのお客様は、左右に分かれたスカートの間から手を入れて、ヴァギナやアナルに指を差し込んで支えてくださいます。
 また、機内中央などでトランクが高いところでは、大変失礼ではございますが、お客様のシートの肘掛けの上に立ち上がって、トランクのチェックを行うことがございます。
 お客様の頭上を跨ぐような格好になってしまいますが、どうかご容赦くださいますようお願いいたします。
 なお、その際、お客様が上をお向きになりますと、私どもフライトアテンダントの股間を真下から見上げるような形になりますので、女性器も、お尻の穴も全てひと目でご覧いただくことができます。
 したがいまして、私どもフライトアテンダントのボディチェックを容易に行うこともできますので、この機会に今一度私どもの安全確認をしていただいても構いません。
 必要がありましたら、若干膝を曲げたり、脚を広げたりすることも可能ですので、お気軽に声をおかけください。
 ただし、余りに入念な検査をしてしまいますと、フライトアテンダントがバランスを崩してしまう可能性がございますので、十分にご注意くださいますようお願いいたします。
 

○テイクオフ

 離陸の際ですが、フライトアテンダントは全員、ドア付近の専用シートに着席いたします。
 こちらは、他の航空会社と同様、乗客の方と向き合うようになった座席でありますが、座り方が若干異なったものになっております。
 シートに座りましたフライトアテンダントは、背もたれについているシートベルトに腕を通しまして、リュックを背負うような格好で、ベルトをかけます。
 ですが、これだけですとまだ固定が不十分ですので、シートの両脇にありますベルトを通すのですが、その際、腰の部分を通しますと、いざというときに、ベルトを外すのに手間取りまして、お客様の安全をお守りすることができなくなる可能性がございます。
 そのため、私どもフライトアテンダントは、両脚をシート上に持ち上げまして、ベルトを膝裏に通すようにして、下半身を固定することにしております。
 こうしておきますと、何らかのショックがあったときに、太ももでショックを吸収することができますとともに、いざというときには、腰を持ち上げながら身体を伸ばすことで、すぐにシートベルトから抜け出すことができ、お客様の安全を確保することができます。
 この格好は、ちょうど、正面から見ますと、脚が「Mの字型」に見えるようになります。
 向かい合わせになっております乗客の方々からは、私どもフライトアテンダントの性器の割れ目からアナルまで、はっきりとご覧になることができるかと思います。
 これは、私どもが、お客様の安全確保の動作を迅速に行うことができるようにという意味合いがあることのほかに、私どものヴァギナ、アナルに危険なものは持ち込んでいないことの証明も兼ねるという意味もございますので、必ずお尻の穴まではっきりと乗客の皆様にご覧いただけるよう、しっかりと脚を持ち上げることを心がけております。
 ちなみに、私たち当航空会社及び空港の女性スタッフは、「怪我なく安全な空の旅」をお楽しみいただくという思いから、全員下の毛を脱毛しまして「毛がない」状態でのサービスとさせていただいております。
 もちろん、これには、お客様に容易に性器の確認をしていただけるようにという実用的な面もございますので、お客様は、どうぞご遠慮なく私どもの性器をご確認ください。
 なお、このシートに着席しましてからは、次にシートベルト着用サインのランプが消えるまで、私どもフライトアテンダントも席を立つことができません。
 したがいまして、その間に呼び出しボタンをお押しいただきましても、すぐに対応することはできませんが、呼び出しクリトリスクリップはきちんと動作しておりますので、シートベルトランプが消え次第、すぐにご対応させていただきます。
 ですが、それまでずっとクリトリスに電気が流れっぱなしになってしまいますので、できましたら、シートベルトランプが消えましてから、呼び出していただけると助かります。
 とは申しましても、必ず何人かのお客様から、離陸中に呼び出しが発生いたしまして、お客様の前で、はしたなく腰を揺すって性器を濡らしてしまうフライトアテンダントが、多数ございます。
 きっと、皆様お急ぎの方も多いのだと思いますが、どうか今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。
 

○機内サービス

 機内サービスの際には、私どもフライトアテンダントが、乗客の皆様にお飲み物とお菓子のサービスを行います。
 そのとき、機内の通路には高さ1mほどのところにロープが張られます。
 私どもフライトアテンダントは、このロープを跨いで股間でロープを押し下げるようにしながら、サービスをいたします。
 トレイにもロープを通せる構造になっておりますので、このロープが邪魔にはなることはございません。
 このロープには非常に重要な役割がございます。
 私たちフライトアテンダントは、乗客の皆様へのサービス中、どこにもつかまることはできません。
 とはいえ、飛行中には不意な揺れなど、何が起きるかわかりませんから、非常に危険にさらされます。
 しかし、手で何かにつかまりますと、十分なサービスを行うことができません。
 したがいまして、このように、両手の邪魔にならないようにロープを股に挟み込むことで、フライトアテンダントの安全を確保するようになっているのです。
 それから、このロープにはもうひとつ意味がありまして、各シートの横のところに大きな結び目がついております。
 これは、私どもフライトアテンダントがうっかりお客様へのサービスを忘れて通過してしまわないように、注意を喚起する役目がございます。
 ひとつ問題があるとしましたら・・・、このロープと結び目、そして機内の振動が合わさって、サービスの最後のほうには、感じすぎて脚が進まなくなってしまうことでしょうか。
 また、飲み物のサービスのほかにも機内でのお時間を快適に過ごしていただけるよう、新聞や雑誌など、多数取り揃えてございます。
 無修正ヌード雑誌から、SM、スカトロ、レズ、ロリータ、成年漫画に同人誌、官能小説まで、あらゆるジャンルが取り揃えてありますので、ご要望の際には、お気軽にフライトアテンダントまでお申し付けください。
 なお、こちらではエコノミークラスのお客様に対しますサービスについてご説明いたしましたが、ファーストクラスのお客様につきましては、別のサービスをご用意しておりますので、別の機会にご説明したいと思います。
 

○ハイジャック対策

 旅客機の運行におきまして、もっとも大切なのは機内でのお客様の安全でございます。
 そして、その安全な空の旅にとって最も大きな障害となりますのは、ハイジャックではないでしょうか。
 私どもフライトアテンダントは、このハイジャックに対しましても、万全の対策をとり、お客様の安全と航行をお守りいたします。
 機内におりますフライトアテンダントは、皆、護身術を習得しておりまして、ハイジャック犯を確保するための訓練を受けております。
 なお、女性ということで体力的なハンディがありますことから、足技を多用しまして、効果的にハイジャック犯と対峙するよう心がけております。
 私たちフライトアテンダントの制服は、さきにも申し上げましたように、胸元が開いていることで両手の動きがスムーズになりますし、スカートが左右に分かれておりますので、脚を大きく振り上げましたり、開いたりしましても邪魔になることがございません。
 不測の事態が起きました際には、迅速に対処し、皆様の安全をお守りいたします。

 また、天使の翼航空では、不定期にハイジャック対処のデモンストレーションを行っております。
 これは、機内におきまして、ハイジャック発生の事態を模擬しまして、私どもフライトアテンダントがどのように対処するのかを、お客様の目で実際にご確認していただくものでございます。
 デモンストレーションの際には、これから行われることが模擬であることを機内アナウンスでお知らせいたします。
 その後、ハイジャック犯に扮しましたフライトアテンダントが、飛行機の乗っ取りを図ります。
 私たちフライトアテンダントは、ハイジャック犯をすばやく取り押さえ、速やかに事態の沈静化すべく、対処いたします。
 その際、お客様の前で私どもは、ハイジャック犯と組み合い、大きく脚を振り上げながら格闘することになりますので、私どもの演舞をご覧ください。
 ここで、ひとつお願いがございます。
 このデモンストレーションの最中に、呼び出しボタンをお押しになられますと、ハイジャック犯に立ち向かっておりますフライトアテンダントのクリトリスに電流と振動とが襲い掛かってまいります。
 私どもは、主に足技を多用しましてハイジャック犯に対処いたします関係上、クリトリスに刺激を受けますと、どうしても脚に力が入らなくなってしまい、ハイジャック犯に立ち向かうことができなくなってしまいます。
 特に、ちょうど近くのシートのお客様がお呼びになられますと、非常に激しい振動が加わりまして、膝をついてしまうこともございます。
 もちろん、どのような状況であろうとも、お客様の安全をお守りするのが私どもの務めでございますので、そのせいでハイジャック犯を捕り逃すことは許されません。
 たとえ、クリトリスがどんな刺激を受けようとも、ハイジャック犯の確保に全力を尽くさせていただきます。
 とはいえ、できましたら、デモンストレーションが終わりますまで、呼び出しをお控えいただきますと助かります。
 そうは申しましても、お客様の中には、急な用事などでどうしてもフライトアテンダントの呼び出しが必要な方もいらっしゃるかと思います。
 その際には、どうぞ遠慮なくお呼びたてくださいまして結構でございます。
 そのような呼び出しも訓練のひとつとして考え、事態の沈静化の後、直ちに対応させていただきたいと思います。
 

○着陸

 着陸の際も、離陸と同様、フライトアテンダント専用シートにM字開脚で着席いたします。
 着陸後、飛行機が停止いたしましたら、空の旅も終わりになります。
 私たちフライトアテンダントは、乗客の皆様がお降りになる際、全員で皆様のお見送りをいたします。
 お客様たちは、飛行機をお降りになられる際、皆様、私どもの股間をひと撫でしてから、お降りになられるのが慣例になっておりますので、どうぞご遠慮なくお触りください。
 当初は、そのようなサービスはしていなかったのですが、以前お客様がふざけて私どもの股間を撫でられてからお降りになったのをきっかけに、皆様がなさるようになりました。
 また、最近では、飛行機が停止して私たちがお見送りをし始めてから、呼び出しスイッチを入れるお客様がいらっしゃいます。
 私どもは、お客様のお見送りでその場を離れることができませんので、その間は、クリトリスに電流が流れ続けることになりまして、私たちフライトアテンダントは、その痺れるような刺激を受けたまま、乗客の皆様に割れ目を撫でていただくことになります。
 そのようなわけで、お見送りをする際、私どもフライトアテンダントの腰が震えたり、表情が変わったり、突然しゃがみこんでしまったりするかもしれませんが、どうか、お気になさらないでください。
 

 以上が、天使の羽航空及び当空港のご案内になります。
 これからも、精一杯のサービスを心がけてお客様をおもてなしいたしますので、ご旅行の際には、ぜひ天使の羽航空のご利用をよろしくお願いいたします。
 それでは、お客様のご利用を、心よりお待ちいたしております。
 

 え、ファーストクラスの機内サービスの説明はどうしたのか・・・でございますか?
 大変失礼いたしました。
 ですが、大変申し上げにくいことながら、ファーストクラスのサービス内容につきましては、一般の方へは公開されておりません。
 申し訳ありませんが、実際にファーストクラスにお乗りになったときに、ご確認くださいますよう、お願いいたします。
 一言だけ申し上げますと、ファーストクラスでは、一般のエコノミークラスでのサービスとはまったく異なる趣旨のサービスとなりまして、私たちフライトアテンダントは、エコノミークラスでのサービスとは比べものにならないほど恥ずかしい思いをいたします・・・と申し上げるにとどめさせていただきたいと思います。
 

ファーストクラスへ・・・



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