第129章



 綾以外の少女たちは、どうにかゴールを果たしたものの、どの少女もまるで呼吸困難になったかのように息を荒げ、ゴールラインに膝をついている。
 それは、決して長距離を走ったせいだけではなく、その間じゅう、ずっと責め抜かれてきた性感に耐え難いほどの官能を注ぎ込まれてしまったためであること は言うまでもない。
 しかも、ゴールをした後でも、いまだ少女たちの膣内ではボール直前状態の振動レベルでローターが暴れまわっているのである。
 ひとり、またひとりと、ようやく2000mを走り終えたてゴールを迎えた女子生徒たちは、みな全身を汗だくにし、そしてそれに輪をかけるように、股間は 愛液でビショビショに濡らした状態となって身悶えていた。
 
 しかし、ゴールを迎えた少女たちに安息は与えられなかった。

「まだ綾さんは居残りですけど、ほかの女子はみんなゴールしたわね。
 それにしても、随分時間がかかったわね。
 もう少し体力をつけるようにしないとダメかしらね?
 さっ、それじゃあ、ゴールした女子は、整理運動をすること。
 でも、女子のみんなはもう体力的に限界みたいだから、男子のみんな、女子の整理運動とマッサージを手伝ってあげなさい」

  京香の指示により、女子生徒たちに「整理運動」が、男子生徒たちの手で施されることになった。
 ひとりの女子生徒に数人の男子生徒が群がり、その四肢を捕らえた。
 ただでさえ腕力で劣る上に、たった今体力の限りを尽くして走りぬいた女子生徒たちは、その男子生徒の拘束を逃れることはできない。
 綾を除く4人の女子生徒たちは、皆、両手両脚を押さえつけられ、グラウンドの上に磔にされてしまった。
 当然、まっすぐに行儀のいい格好にされるわけもなく、両手両脚を左右に大きく開かれ、いまやすべてが汗やそれ以外の液体によって透明に透けているTシャ ツ、ブルマを無防備に晒した姿である。
 由紀も、両手両脚を大の字に押さえつけられ、グラウンドに仰 向けにされてしまった。
 小さな胸元を彩る薄紅色の乳首がはっきりとTシャツから透けて見えている。
 そして、最も隠さなければならないはずの女の子の股間の割れ目すらも、ブルマの真ん中を縦に走る白い布地越しに、肌色に透けて張り付いたその幼い造詣を 色形そのままに浮かび上がらせていた。

「あっ……やっ……いやぁ……は、放し……あんっっ……んぁっ……やぁ……」

 由紀の抵抗などもろともせず、完全に四肢を拘束する男子生徒たち。
 そして、自由を奪われた由紀は、さらに追い討ちをかけるように股間から襲いくる刺激に喘いでいた。
 そう、ゴールしてから男子生徒につかまれている今まで、ローターの振動レベルはずっと変わらず、由紀の蜜壷を苛め抜いているのである。
 そんな陸に上げられた魚のように身悶えている由紀に、男子生徒たちの「マッサージ」の手が伸びる。

「さぁ由紀ちゃん、マッサージしてあげるからね。
 まずは、この疲れて凝っちゃっているこの胸からかな?」

 そう言って、男子生徒のひとりがTシャツの裾のところから手を差し入れ、由紀の膨らみの薄い胸元に手の平を添えてきた。
 そして薄いながらも柔らかい由紀の胸を揉み込みながら、Tシャツの内側の起毛に散々撫で回されて硬く起き上がった桜色の粒を指先で挟み込む。

「こんなに硬くなっているところがあるよ?
 これって何だろうなぁ〜。
 これじゃあ、たっぷりマッサージして柔らかくしてあげないとダメだね」

 男子生徒はさらに由紀の乳首を摘む指を細かく動かし、コリコリと弄り回す。

「……ひぅっ……んっ……ダメ…………」

 胸の先から広がる快感に、由紀が上半身を細かく揺する。
 しかし、身動きできない由紀は、その男子生徒の魔の手から逃れることはできない。
 さらに男子生徒の手の動きは大きくなり、滑らかなお腹からわき腹をすべるように撫で回す。
 しかし、由紀の胸先は別の男子生徒がTシャツの布地越しに摘んでしごいており、官能が引くことはなかった。
 そして下へと移動していった男子生徒の指先は、女の子の秘密が刻まれた下腹部へと届く。

「……やっ……そ、そこ……ダメッ…………い、今……ダメッ…………」

 男子の手が最も危険なところに移ったと感じた由紀は、その状況に拒否反応を示すが、そんなことで手を止めるような男子生徒は、聖女学園にはいないのだっ た。

「なんかここ、すっごく汗をかいて疲れているみたいだから、じっくり念入りにマッサージしてあげるね」

 男子生徒は、いまだローターの刺激に耐えかねて蜜を滴らせている股間の割れ目を、薄い生地越しになぞり始めた。

「んっ…………ひぅっ…………」

 男子生徒の指の動きに、由紀が敏感に反応した。

「あれ〜、ここも硬くなっているね。
 これはしっかりとマッサージしてほぐしてあげないと……ね」

「やっ……そ、そこ…………ダメ…………んぅぅ……」

 男子生徒の指先が硬く尖った敏感な豆粒を揉みまわしていく。

「それじゃあ、いっしょに中もマッサージしてあげるね」

 さらに指先を由紀の秘唇の中心にあてがい、そして透明な生地ごと中に押し込むようにして、指先を蜜孔へと差し込んでいった。
 女の子にとって最も大事な身体の部分を、男子の指先で蹂躙されていく。

「あ、そうか、ここにはもうマッサージ器が入っていたんだね。
 それじゃあ、一緒にほぐしてあげるからね。」

「あっ……んっ…………あんっ……ひ…………」

 由紀は、言葉にならない喘ぎ声を漏らすしかできなかった。
 ローターの動きと一緒になって膣襞をかき回す男子生徒の指先、そしていまだ摘みあげられて弄り回されている乳首とクリトリスが、由紀に息つく暇を与えな い。
 だんだんと、由紀の抵抗が激しく、しかし、その一方で力なくなっていったのだった。


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