第126章
「それでは、みんな集合!」
女子生徒たちの胸に不安を抱かせたまま、京香の号令が響く。
少し離れた場所で身を寄せ合っていた少女たちも、京香のもとに集まった。
まだ、先ほどの準備運動のせいで湿り気を帯びている体操服から透ける身体を隠すように、胸元と股間を手で押さえながら身を寄せ合う女子生徒たち。
そんなうぶな羞恥姿を、遠慮なく見回す男子生徒たち。
5人の女子生徒たちを取り囲むようにして集まった2年生の生徒たちを前にして、女子生徒のしぐさを見た京香は眉をひそめる。
「みんな、集まったわね。
女子のみんなは、まだそんなふうにして身体を隠しているの?
これじゃあ、一体何のために準備運動をしていろんなところを見せたのか、わからないじゃない。
まあいいわ、今は大目に見ましょう。
でも、走り始めてからもそんなふうに身体を隠すような真似をしたら怒りますからね。
女の子の身体は隠すためにあるのではなくて、見せるためにあるものなんだから。
ましてや、運動をしている最中にその身体を隠すなんて、まるで不正行為をしているみたいじゃない。
やましいことがないんだったら、包み隠さず、すべて見せなさい」
少女たちの羞恥に身を焦がした様子をとがめたところで、京香がきょうの長距離走についての説明を始めた。
「はい、それじゃあきょうは長距離走ですからね。
まず女子はそこのスタートラインに並びなさい。
男子生徒は、トラックの反対側に並んで。
同時にスタートしての競走です。
男子も女子も、この200メートルトラックを10周、全体で2キロの長距離走よ。
女子のみんなにはマラソンに集中できるように、周回数はこちらでカウントしてあげます。
いつものようにトラックを1周するごとに、中に入れたローターの振動レベルがひとつ上がるので、それを目安に走ってください。
確か前回のランニングでは、女子のみんなにまじめに走ってもらうために、男子に協力してもらって水鉄砲で追い回してもらいましたね。
それでも、なかなかまじめに走らない子がいたりしたので、今回は別の特別ルールを設けました。
1周ごとだけではなく、今回は半周後ろから走ってくる男子生徒に抜かれたときにも、ローターの振動レベルを上げることにします。
ひとり抜かれるたびに、レベルひとつ上がるので、大変なことになりたくなかったら、手を抜かずに一生懸命走ること」
京香の言葉に、表情を曇らせる女子生徒たち。
それも当然であろう。
ただ走るだけでも、アソコの中に入れたローターの感覚に翻弄されるのに、さらに周を重ねるたびにそのローターが震え出し、強くなっていく。
それに加えて、後ろから走ってくる男子生徒に抜かれるたびに、そのローターがさらに強まるというのである。
果たして無事にゴールまでたどり着けるのか……、少女たちの不安は限りなく広がるのだった。
少女たちの胸に新たな不安を抱かせながら、京香は生徒たちにスタートラインに並ぶように指示をする。
そして女子生徒たちは、男子よりも半周後ろにあるトラック上のスタートラインに並んだ。
5人の女子生徒がスタートラインについたところで、少女たちの不安をよそに、京香がホイッスルを鳴らし、恥辱の長距離走が幕を上げた。
マラソンが始まってから数分ほどしたところ……トラックを
1〜2周したあたりで、少女たちに異変が生じてきた。
まだ、辛うじてどの女子生徒も男子生徒に抜かれてはいなかった。
とはいえ、少女たちの姿は既に普通の状態とは言えない様になっていた。
女子生徒たちが身に着けている赤いTシャツは、紺色のTシャツのように身体にフィットするわけではなく、ゆったりとしたサイズになっているために、身体
の動きに合わせて揺れ動く。
しかし、そのTシャツの動きが、少女たちを恥ずかしい感覚へと誘っていくのだった。
下着を着用することが許されない聖女学園の女子生徒たちは、当然素肌の上にノーブラでTシャツを着用している。
その状態で、メッシュ地のTシャツの布地が揺れ動けば、少女たちの小さな胸の蕾の先端を刺激し続けてしまう。
しかも、このTシャツの裏地には、ちょうど胸のポッチの辺りを中心に、硬めの繊毛が毛羽立っており、Tシャツの動きに合わせて無数の繊毛が少女たちの敏
感な乳首を絶えず、サワサワと撫で上げ続けるのである。
トラックを数周したころには、どの少女も淡い膨らみの胸元の中心で震える乳首を勃起させ、Tシャツの表面にその突起の印を浮かび上がらせている。
そして、そんな胸の蕾を硬くさせればさせるほどに、その先端から広がる桃色の小波が、少女の身体を熱していくのだった。
瑞穂は、胸の先から送られてくるチリチリとした官能の刺激に、弾んだ息を押し殺しながら走っていた。
人一倍乳首が敏感な瑞穂は、この赤色のTシャツが大の苦手であった。
わずかに動くだけで、うずくまってしまいたくなるほど感じてしまうのである。
さらに、周回を重ねて汗ばみ湿ったTシャツの生地は、かなり透明度を増しており、特に薄く仕上げられた胸元は、肌色とピンクのコントラストがはっきり見
えるほどになっていた。
そして、少女を苛んでいるのは上半身の刺激だけではない。
既にトラックを何周かしている少女たちの胎内では、数段ほどレベルアップしたローターの振動が、敏感な柔肉をかき回しているのである。
赤いブルマの中央を走る白布が濡れて透けているのは、汗のせいだけとは到底言い訳できない状態になっていた。
汗以上にあふれ出した蜂蜜で股間を濡らしてしまった少女たちは、もはや完全に透明と化したブルマのセンターラインから、アソコの割れ目やお尻の割れ
目、そして恥丘を彩る陰毛さえも、すべてを白日の下に晒してしまっている。
そんな破廉恥極まりない姿を晒しながらグラウンドを走り続ける少女たち。
しかし、そんな少女たちにさらなる魔の手が忍び寄っていた。
後ろから、男子生徒が迫ってきたのである。
さらに1周を回ったあたりで、男子生徒と女子生徒の間隔が一気に詰まってきた。
そしてさらに半周ほども回ったころ、女子生徒の最後尾を走っていた綾は、一気に6人もの男子生徒に抜かれてしまい、荒い息の合間に喘ぎ声を漏らしてしまっていた。
そして、次なる標的はほぼ並んで走っている瑞穂と由紀だった。
トラックを1周するごとに強くなってきたローターの振動。
既に4周目を走っている女子生徒たちのヴァギナの中では、3段階のレベルアップを繰り返し、それだけで少女たちのいたいけな蜜穴は耐え難い官能の刺激に
翻弄されている。
それを、男子生徒ひとりに抜かれるたびに、1周分に値するレベルアップを強いられるのである。
今、瑞穂と由紀に迫っている男子生徒は4人。
絶対に抜かれるわけにはいかない……。
必死に脚に力を込める2人の少女たちだったが、愛液を滴らせ、腰砕けになる寸前の状態で走っている状況で、男子生徒の脚力にかなうわけもなかった。
一気に4人の男子生徒に追い抜かれた瑞穂と由紀は、その瞬間身を仰け反らせ、脚を震わせて悶えた。
膣内のローターの振動が、いきなり4段階もアップしたのである。
今までの倍以上の力で震え出すローターに、下半身がいうことをきかなくなる。
まるで、お尻を振るようにして必死に淫らな刺激に耐えようとする瑞穂と由紀。
そんな淫猥な姿を晒しながらトラックを走っている2人の少女たちを取り囲むように、追いついた男子生徒が伴走し、なまめかしい仕種で身悶える女子生徒た
ちをいやらしく見つめて視姦するのだった。
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