第125章
準備運動が終わると一度散会し、めいめいが思い思いにマラソ
ンの準備をしていく。
準備運動の後といっても、その準備運動では、少女たちは散々陰部に刺激を受け、あられもない恥態を晒されて全身が熱を帯びたような感じになっている。
そうして乱れた呼吸をならすためのインターバルという意味合いもあった。
女子生徒たちは、男子生徒たちの目から逃れるようにグラウンドの隅に集まり、身を寄せ合うようにして、火照った身体を冷ましている。
といっても、ついさっきまで絶え間なくローターでヴァギナの中をかき回された上に、自らの恥ずかしい部分を惜しげもなく男子たちの目に晒してしまった身体は、そう簡単にはクールダウンしない。
ブルマの股間もグッショリと濡れそぼり、白い布地が透け透けになって、由紀と綾と真由美の無毛の淫裂が、そして瑞穂と希の飾り毛が濡れて張り付いた蜜割れが露になっていた。
5分ほど、火照った身体を冷ましていると、ようやく少女たちの息も落ち着いてくる。
身体の緊張を解いていくとともに、女子生徒たちも靴紐をしっかりと縛り、全身のばねをほぐしながら、長距離走の準備を進めていく。
基本的に身体を動かすことが得意な真由美は、たとえ聖女学園の授業であろうとも、純粋に身体を動かすことに軽い高揚感を感じていた。
少なくとも、一生懸命に走っている間だけは、この淫らな状況を忘れることができる……ような錯覚を覚える。
しかし、そんな真由美の気持ちに水をさすような言葉が、寄ってきた男子生徒たちから投げかけられた。
「真由美ちゃん、僕たちが一緒に走ってあげるからね。
前のマラソンの授業のときみたいに、透けて丸見えになった真由美ちゃんのお尻、たっぷり見せてね。
「そうそう、お尻をを揺らしながら走る真由美ちゃん、かわいかったよ」
「……」
真由美は、そんな男子生徒のからかいの声を目を細めて無視する。
前にマラソンの授業をしたのはいつだったか……。
そのときには、透けてしまった上下の体操服から全身の恥部を晒した状態でのランニングを強いられ、かつその姿を併走する男子生徒に絶えず視姦され続けた。
今回のマラソンでは一体どんな辱めを受けるのか……。
それを思うと、明るい気分になるはずもなかった。
そして今は動きを止めているとはいえ、乙女が持つべきではないはしたない淫具を、もっとも敏感な秘壷に埋めているのである。
とても気を休めていられるような状況ではない。
それは、ほかの女子生徒たちもまったく同じだった。
少しずつ平静を取り戻しつつある少女たちだったが、下腹部に感じる違和感を完全に忘れ去ることはできない。
「の、希ちゃん……前のマラソンって、どんなだったの?」
由紀が、恐る恐るという感じで、希に問いかけた。
真由美が男子生徒たちにからかいの声をかけられたときの内容を、気にしているようだった。
希は、チラッと男子生徒たちの方ににらむような目を向けた後、由紀とは視線を合わさないようにしながら、小さな声で、独り言のようにつぶやいた。
「前のマラソンの授業っていったら、まだ由紀ちゃんが転校してくる前のときのことね。
あのときの授業では……男子が水鉄砲を持って一緒に走ったの。
男子は走っている間、水鉄砲で女子を撃ってもいいっていうルールで。
……だから、私たち女子はみんな上から下まで水浸しにされて……、このTシャツとブルマでしょ……。
すぐにみんな透けちゃって……」
希の口から語られるかつての授業風景。
そのときには、走っている最中、女子生徒は身体を隠すことは許されず、手で胸や下半身を隠そうとすると、先ほどの体操のときのように、京香によって胎内のローターを激しく動かされて、注意を受けていた。
しかも、そのとき女子生徒に浴びせかけられた水鉄砲の中の水には多量の催淫剤が混入されいたらしく、かけられればかけられるほど、少女たちの身体は淫らな熱を帯びていった。
走っている最中にかいた汗は、ランニングのすがすがしい汗よりも、淫熱に当てられて流した粘ついた汗の方が多かった。
そして走っている最中に流した水分は、汗よりも愛液の方が多かった。
ランニングが終わったとき、女子生徒たちは皆、全身の性感帯が疼いて仕方がない状態となり果てていた。
そしてその後、少女たちは……耐え切れなくなった身体を慰めるために、太陽が照らすグラウンドの真ん中で手淫にふけることを我慢できなかった。
羞恥と屈辱に泣きながら、少女たちは男子生徒たちに囲まれた状況下でのオナニーショーを繰り広げざるを得なくなったのである。
綾も瑞穂も希も真由美も……。
希から、かつての体育授業の様子を聞かされた由紀は、あまりの内容に戦慄した。
「きょ……きょうも、そんなことをするの……?」
「わからないわ。
授業の内容は毎回少しずつ変わるから。
きょうのランニングがどんなルールになるか……多分、これから説明されると思うけど、私たち女子にとって恥ずかしくていやらしいことをさせられることだけは、確実よ。
でも由紀ちゃん、どんなに恥ずかしくても、辛くても、絶対に歯向かったり、抵抗したりしたらダメよ。
休み時間の男子のいたずらなんかと違って、授業中の反抗や教師への不服従は、厳罰の対象になるから。
どんな目にあわされても……、我慢するの。
それだけは、気をつけて」
希の真剣な表情に、由紀はつばを飲み込みながらゆっくりと、うなずいたのだった。
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