第117章



 すべてのホットケーキが焼きあがったところで、ようやく女子生徒たちは両脚のバンドも外され、自由の身となった。
 しかし、どの少女も顔を真っ赤にしてうつむいている。
 今までの痴態を振り返れば、どんな強気な女の子であろうとも、顔を上げることは難しいだろう。
 そんな少女たちを尻目に、男子生徒たちは出来上がったホットケーキを皿に乗せて分けていく。
 由紀の前にも1枚のピンクの花柄の皿が置かれた。
 ふと、目を上げてその皿を見れば、さっき目にしていたホットケーキ……すなわち、由紀の胎内でかき混ぜられた恥辱のホットケーキの一切れが乗っている。
 はっとして、班の男子たちの皿を見れば、普通のホットケーキの皿のほかに、一切れずつ小さなホットケーキが乗ったピンクの花柄の皿が配られていた。
 そう、少女たちの女性器で作った特性料理は、班の全員に配られて試食されるのである。
 そして、女子生徒たちはその特製料理、今回は自分の身体の中で熟成させたホットケーキを食することになっているのである。

「さぁみなさん、女の子たちの膣の中で作った、オマンコホットケーキ、食べてみましょう♪」

 亜紀子の声で、クラスの生徒たちが皆、ホットケーキを口にしていった。
 男子生徒たちは皆、ピンクの花柄の皿に乗ったホットケーキを口にしている。
 一方、その様子を見詰める女子生徒たちは、一様に顔を赤らめ、うつむいているのだった。
 少女たちにとって、これほど恥ずかしい食事はあり得ないであろう。
 何しろ、それはつい先ほどまで、自分の最も恥ずかしいところでかき混ぜられていた恥辱のホットケーキなのだから。
 しかし、少女たちもまた、その自分の恥じらいのホットケーキを食べなければならない。

「由紀ちゃん、自分の身体で作ったホットケーキなのよ。
 きちんと食べなきゃダメよ」

 口にするのをためらっている由紀の後ろに、明るい笑顔の亜紀子がいた。
 
 由紀は、おずおずとホットケーキを指で千切って、恐る恐る口へと運んだ。
 香ばしく、甘い味が口の中に広がる。
 たとえ、淫らな穴の中で作られたものであり、愛液をたぶんに含んでいるとはいっても、味自体は普通のホットケーキとそれほど変わるところはなかった。
 しかし、かすかに広がる甘酸っぱい風味が、自分の体液によるものであることを、いやでも感じてしまうのだった。
 周りを見れば、ほかの女子もまた、その自分のホットケーキを口にしていた。
 皆、一様に頬を染め、うつむきながら食している。

 そうして、女子生徒を含む全員がホットケーキを食べ終わったところで、調理実習が終了した。
 

「みんな、うまくできたわね。
 とってもおいしいホットケーキだったわよ。
 それじゃあ、最後に後片付けをして終わりにしましょう。
 使った道具をきちんと洗うのよ」

 亜紀子の言葉に、席を立って片づけをはじめようとする。
 しかし、亜紀子の言葉にはさらに続きがあった。

「特に女子生徒のみんな、今回の調理器具として使った膣の中は、この特製膣洗浄ブラシを使って、きちんときれいに洗うこと。
 このブラシは柔らかい毛でできていて、肌や粘膜を傷つけることはないっていうことは、もう何度も使っているみんなならよくわかっているわね。
 これで、膣の中から性器の周りを隅々まで洗うのよ。
 洗い終わったら、いつものように班の男子のみんなに、膣の中まできれいになったかどうか確認してもらってください。
 男子は、女子の性器がきれいになったことを確認したら、先生のところまで報告すること。
 その報告をもって、家庭科の授業の終了とします。
 それじゃあ、後片付けをはじめてください」

 亜紀子は、各班の調理台にひとつずつ特製膣洗浄ブラシを置きながら、とんでもない宣告をしたのだった。
 由紀は、全身を震わせて調理台の上に置かれた特製ブラシを見詰める。
 そんな由紀の後ろから、亜紀子が優しく肩に手をかけ、声をかけてきた。

「由紀ちゃん、戸惑っているみたいね。
 でも、自分で汚したものは自分できれいにするっていうのが、学校教育の基本なのよ。
 特にお料理では、後片付けまできちんとすることが大事なことだっていうことは、由紀ちゃんもよくわかるわよね。
 だから、今回のお料理で汚れちゃった由紀ちゃんのアソコは、由紀ちゃん自身がきれいにしなくちゃダメでしょ。
 ほら、こうしてブラシを水に濡らして……さぁ、これで由紀ちゃんの膣の中をきれいに洗うのよ」

 亜紀子は、水道水で濡らした特製ブラシを由紀の手に持たせた。
 しかし、そのブラシを手にしたまま、由紀は動けないでいた。
 それも当然である。
 このブラシを使って性器、そして膣の中を洗うということは、すなわち、この淫猥なブラシを使ってオナニーをして見せるということとなのである。
 こんな無数の繊毛でできたブラシを、敏感な秘孔に入れて擦り上げてしまえば、どれほどの刺激が性感帯を襲うか想像もできない。
 しかも、それをこの男子たちの目の前で、自分の手で、自分の意志でやることなど、由紀には不可能であった。

「……い、いや……先生………許し…て………」

 由紀は、目に涙を浮かべて手を震わせながら亜紀子に許しを求めた。
 しかし、亜紀子は首を横に振る。

「由紀ちゃん、恥ずかしいかもしれないけど、これも家庭科の授業の一貫よ。
 それに、ほら。
 ほかの子たちは、もう始めているわよ」

 亜紀子の言葉に、ハッとして周りを見回す由紀。
 するとその視界の中に、女子生徒たちの浅ましい恥態が入り込んできた。
 綾も瑞穂も真由美も希も、クラスメイトの少女たち全員が、今、由紀が手にしているものと同じ特製ブラシを股間の穴に挿し入れ、出し入れを繰り返しているのである。
 みんな、耳まで真っ赤に紅潮させ、できる限り脚を閉じて少しでもその部分を隠そうとしながらも、必死に秘孔にブラシを入れてかき回している。
 由紀は、その光景を信じられない思いで見ていた。
 あのいつも強気で何かと抵抗している希や真由美でさえも、この家庭科の授業では従順に辱めの仕打ちを甘受している。
 一体、かつてこの授業でどのような目にあわされたのか……想像もできなかった。

「由紀ちゃん、早くしないと授業の時間が終わっちゃうわよ。
 いい? 家庭科の授業では調理器具をきちんと洗い終わるまでは、授業を終わらせることはしませんからね。
 もちろん、授業が終わるまでは、誰もこの家庭科室から出ちゃダメよ。
 連帯責任ね。
 だから、このまま由紀ちゃんがいつまでも、お料理に使った自分の身体をきれいにしなかったら、みんな次の授業に遅れちゃうことになるわ。
 由紀ちゃんも聞いたことがあると思うけど、うちの学校では遅刻は重罪よ。
 理由の如何は問わないから、前の授業が長引いて遅れたって言っても、通じないわよ。
 5人そろって、1日中ローターの刺激に泣くことになるわ。
 それでもいいのかしら?」

「………う…ぅ……や、やります……」

 由紀は、小さな声でつぶやき、おずおずと手にしたブラシを股間に持っていった。
 わずかに両膝を開ける。

(ダメ………少しでも、迷ったら………できない…………)

 わずかでも躊躇したらいつまでもできないと思い、そのまま一気にブラシを膣の中に挿入した。

「んぅぅぅっっ!!!」

 無数の繊毛が、膣内の性感粘膜をくすぐり、襞を絡め取る。
 腰が浮き上がるような刺激に脱力思想になる身体を必死に食い止め、懸命にブラシを出し入れし始めた。

「んっ…ふぁっ……きゅっ……んぅっ……んぁっ……あ………」

 ブラシを動かすたびに、喘ぎ声が漏れてしまうのを止められない。
 そのうち、由紀の蜜壷からは、ジュボッ、ジュルッという湿っぽい音が聞こえ始めた。
 その様子を、既に一般調理器具の後片付けを済ませた男子生徒たちが、いやらしい目で見詰めている。
 由紀は、ギュッと両膝を合わせ、前屈みになってて少しでも股間を隠そうとしたが、ブラシを動かす以上完全に脚を閉じるわけにもいかない。
 結局は、半透明なエプロン越しに、恥ずかしい部分を無残にいじめ抜く自らのオナニーを晒すことになるのだった。

「……だ…め……んぁっ……見ない……で…あんっ……ふぁっ…っ!」

 由紀のはかない願いなど聞き入れられるわけもなく、由紀が座る椅子の上とその下の床に、ブラシに含まれていた水道水の水分以上の汁が滴り落ちていく。
 そして、1〜2分ほど、ブラシで膣内洗浄というオナニーを演じていた由紀は、これ以上やったら本当にダメになってしまうと感じ、ブラシを股間から引き抜いた。
 ブラシには、ねっとりとした由紀の愛液と、そして膣内に残っていたホットケーキの生地が絡み取られていた。

「せ…先生………あ、洗いました………」

 由紀は、ブラシオナニーの間ずっと後ろで見守っていた亜紀子に、つぶやくような声で伝えた。

「あら、由紀ちゃん、言う相手が違うわよ。
 さっき言ったでしょ。
 班の男子にきれいになったかどうかを確認してもらって、男子がきれいになったことを確認できたら、男子のみんなが先生にそのことを伝えるの。
 だから、由紀ちゃんは先生じゃなくて、班の男子に確認してもらうように、お願いするのよ」

「そ…そんなっ!」

「由紀ちゃん、わがまま言わないの。
 ほら、ほかの子の班を見てみなさい。
 あの瑞穂ちゃんも、ほら、ああやって男子のみんなにきれいになったかどうか確認してもらっているでしょ」

 由紀の目には、両脚を開いて股間を男子の目に晒している瑞穂の姿が映りこんできた。
 こちらに背を向けているため表情はわからないが、耳たぶが真っ赤に燃え上がり、全身を震わせているのがわかる。
 右手は股間に伸びており、どうやら自分の指で大事なところを開かされているようだった。
 その広げられた股間を、数人の男子生徒が覗き込んでいる。
 中には、指をさしながらコメントをしている男子生徒もいるようである。
 とても、中学生の女の子が晒されて許されるような風景ではなかった。
 しかし、それを今から自分もしなければならないのである。

 由紀は、もう一度亜紀子の方を祈るような気持ちで見た。
 しかし亜紀子は、柔らかい笑みを浮かべて首を横に振っただけで、椅子に座る由紀の後ろに立ち、両肩に優しく手を置いて、

「さ、由紀ちゃんも……ね」

 と、ささやいたのだった。
 かなりの時間、逡巡した由紀だったが、ようやく諦めた様子で椅子に座りながらゆっくりと両膝を開き始め、そして、

「…ゆ……由紀の……がきれいになったか……確認…して…くだ……さい………」

 と、蚊の泣くような小さな声を発した。

 その言葉に、由紀と同じ班の男子生徒が由紀の周りに集まり、そしてその股の中心に視線を注いだ。

「それじゃあ、きちんと見えないよ」
「きちんと指で開いてくれないとね〜」

 男子生徒たちは、口々に注文をつける。

「ほら由紀ちゃん、男子のみんながこう言っているわよ。
 きちんと確認してもらえるようにしなさい」

 亜紀子も、男子の言い分を後押しし、由紀にさらなる羞恥を強要する。
 由紀は、霞みがかかるような意識の中で、指先を下腹部に持っていき、そして親指と人差し指で、自分の最も秘められし羞恥の割れ目を開いたのだった。
 自分でその部分を開いて人に見せるなど、生まれて始めての経験である。
 先ほど、無理矢理にその部分を開かれて散々いたずらをされた由紀だったが、自分の手で開くという事実は、先ほど以上の羞恥心を抱かせた。
 そうして、初々しい姫割れの中まで覗き込んだ男子生徒は、

「もっと開かないと奥まで見えないよ」
「もう少し腰を突き出して」

 と、さらなる羞恥を煽り立てる。
 そして、散々由紀を辱めた男子生徒は、最後に、

「まだ、奥の方がきれいになっていないね」
「うん、やり直し」

 と、却下の判定を下したのだった。

「そっ、そんなっ!!」

 由紀は、その言葉に信じられない思いだった。
 死ぬ思いで恥ずかしいのを我慢して大事な部分を晒したにもかかわらず、それが無駄に終わったのである。

「ほら、由紀ちゃん、まだきれいになっていないみたいよ。
 しっかり洗いなさい」

「……そんな……うそ………」

「そんなこと言っちゃダメでしょ。
 男子のみんながウソを言うわけないじゃない。
 ほら、もっと奥の方までこのブラシでもう一度洗いなさい」

 亜紀子は、先ほど由紀の膣内をかき回したブラシをもう一度由紀に手渡したのだった。
 

 それから由紀は、もう一度ブラシオナニーをさせられ、確認してもらったが、またNGとされ、3度目のオナニーを強要された。

「……んっ……ぁ……くぁっ…………あんっ…」

 再三にわたって膣内をブラシでかき回しつづけている由紀は、もう感覚が昂ぶりわずかな動きにも過敏な反応を示すようになっていた。
 幼い割れ目から溢れ出す愛液の量もとどまるところを知らず、椅子から床に滴り落ちている。
 秘肉が由紀の意思を無視して震え、淫らな様相を示していく。
 そして……、わずかな空白時間があった後、

「……っ……ぅっぅ…………ぁぁっっっ…………」

 由紀は、言葉にならない悲鳴を上げながら、身体をうつむかせ、小さく縮こまるようにして身体を強ばらせた。
 ついに由紀は気を果てさせてしまったのである。
 男子生徒に至近で見られながらの、オナニー絶頂。
 由紀は、意識を朦朧とさせながら、三度目の検査を受け、ようやくOKをもらうことができたのだった。

「うん、きれいになったみたいだね。
 これならOKを出せるよ」

 明らかに、男子生徒たちは由紀の股間の中の汚れ具合ではなく、絶頂を迎え淫らな様を見せている媚肉の濡れ様や脱力した由紀の表情を見て、にやついていたのだった。

「由紀ちゃん、よかったわね。
 きれいになったみたいよ。
 ほかの子たちも、検査が終わったみたいね」

 ほかの4つの班でも由紀と同様に検査が終わっていた。
 女子生徒全員が、気を果てさせて荒い息を上げている。
 この家庭科調理実習の最後に行われる女子生徒の身体洗浄では、男子生徒たちは少女たちが女陰をかき回し、気を果てさせてしまうまで、洗浄の完了とは認めないというのが通例だった。
 男子生徒の了解を得なければ授業の完了を迎えることができない少女たちは、泣く泣く自らの恥態を男子たちの目に晒し、そして絶頂を果てさせられてしまうことが常態化していたのだった。
 授業終了の裁量が男子生徒たちに委ねられている以上、いつも反抗的な希や真由美であっても、それに逆らうことはできない。
 班の男子生徒に許しをもらうために、さまざまな要求に応えなければならないのだった。


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