第95章


 授業中に、椅子のバイブでひたすら屈辱的な快感を感じさせられている希だったが、授業中には、もうひとつの恥辱が待ち構えていた。
 両手を背中で拘束されている希は、手を使うことができないため、普通に教科書を開くことも、ノートを取ることもできないのである。
 したがって、教科書をめくったりノートを取ったりという作業は、全て口でしなければならない。
 反省期間中は、授業態度も反省の一環として捉えられるため、放課後にその日一日にとったノートの提出が義務付けられているのである。
 両手の拘束を受けていない場合には、それほど問題にはならないのだが、今回の希のように両手の自由を奪われると、これは非常に難しい課題となる。
 しかし、この規則に例外はなく、いかなる事情があろうとも、果たさなければならないことになっている。
 そこで、授業に臨む姿勢が不十分と判断されると、「特別指導」や「反省期間の延長」もありえるため、少女たちは不自由な身体で、必死にノートを取らなければならない。
 希は、唇で鉛筆を咥え、慣れない口での筆記に手まどいながらも、必死に板書を書き取っていく。
 しかし、下半身はバイブやローターで翻弄され、クラス中の生徒の視線を一身に集める状況の中で、それは思うように進まず、何度も喘ぎ声を漏らしては鉛筆を落とし、そして唾液で鉛筆もノートもびしょびしょに濡らしてしまうのだった。
 その日、希は、授業の5分の1も板書を書き取ることはできなかった。
 
 ほかにも、学校のトイレに連れて行かれ、クリトリスをいじられながらの放尿を強要され、さらに後始末として何度も何度も秘唇を割り開かれて中までかき回された。
 もちろん、途中の廊下では何度も何度も三角棒を跨がされては、何人もの男子の手で弄ばれて運ばれた。
 それらを率先して行っているのは、きのう希に口答えされた男子生徒で、ここぞとばかりに希に恥辱の仕返しをするのだった。
 両手の自由を奪われている希には、それに抗う術もなく、そして抵抗の意志を見せることも許されてはいないため、心の奥で屈辱に燃えながらも、卑劣な男子たちの言いなりになるよりほかはない。

 その余りの惨状を見かねた由紀が、男子たちに文句を言おうとしたが、希はそれを必死に押しとめた。
 もし、由紀が希のために何かを言えば、それはすなわち、この恥辱が由紀に降りかかることを意味するのである。
 転校間もない由紀に、この恥辱が耐えられるとは思えない。
 希は感情を押し殺し、由紀を背中にかばいながら、男子たちの要求に応えつづけたのだった。

 放課後には、追加義務事項にあった「校内巡回」が行われた。
 これは、「巡回」という言葉を借りた「校内引き回し」・・・・・・反省者である希の惨めで破廉恥な姿を、全校生徒に見せて回るための刑罰であった。
 このときは、引率の男子生徒たちは、反省者をどのような形で巡回させてもいいことになっている。
 三角棒の上を渡らせてもよければ、自分の足で歩かせても、または、男子たちの手で運んでも構わない。
 この日、希は2人のサポート役の男子生徒に両脚を膝を曲げられて大きく開くようにしながら、頭上高くに持ち上げられて、まるで御神輿のようにして校内を引き回された。
 途中、通りかかった男子生徒たちは、みんな希を持ち上げている2人の男子生徒の間、すなわち、希の股下を通過していく。
 当然、ただ通るだけではなく、反省中でまったくの無抵抗を強いられている希の股間に、次々とイタズラをしていく。
 そうして、男子生徒たちは、希の割れ目から滴り落ちる愛液を頭上に浴びながら、通過していくのである。
 その間、希はひたすら無言でその恥辱に耐え続けていた。

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 そうして、ようやく長い長い1日の学園生活を終えた希は、再び寮の反省室に戻されたのだった。
 もうすぐ、2日目の反省奉仕活動が始まる。
 希は、絶対に耐え抜くという決意のまなざしを絶やさぬ瞳を、鏡の裏から見ているであろう男子生徒に向けたのだった。
 反省室のスピーカーから、放送が響く。

「反省者、佐藤希さん、本日の奉仕活動内容は以下のとおりとします。
 佐藤希さんは、男子棟の共用エリアにある各電源コンセントの通電チェックを行ってください。
 佐藤希さんには、通電点検用の器具として、膣および肛門にそれぞれ通電チェック用のバイブレータを貸与しますので、各々のバイブレーターを所定の穴に挿入しベルトで固定してください。
 ベルトは、奉仕活動が終わるまでは外されません。
 それぞれのバイブレーターの根元には、コンセントがついていますので、それを壁のコンセントに差し込むことで、通電のチェックを行うこととします。
 なお、膣側のバイブレーターは三口用のコンセントとなっており、肛門側のバイブレーターは二口用のコンセントになっています。
 各々、所定のコンセントの形状に合わせて挿入してください。
 通電チェックは、コンセント挿入によりバイブレーターが1分以上動作するかどうかによって判断することとします。
 1分以内に動作が停止したコンセント箇所については、通電不良とみなし、点検終了後にその旨を報告してください。
 点検するコンセントの数は32個あります。
 1時間以内に全てのコンセントの点検が終わらなかった場合には、超過時間5分につき1室の割合で、男子生徒の個室内コンセントの通電チェックを実施することを義務付けます。
 その際には、コンセント付きクリトリスマッサージショーツを着用し、クリトリスによって通電チェックを行ってください。
 それでは、佐藤希さん、すみやかに反省奉仕活動を実施してください」

 こうして、希の2日目の奉仕活動が始まった。

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 それから2日後の金曜日の放課後、反省期間中の反抗の意志発覚と、授業態度の不備、そしてトイレ以外での排泄を理由に、1日の「反省期間延長」と「特別指導」を2度受けた希が、ようやく「反省」から解放されたのだった。


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