第79章


「さぁ、もうお掃除も大詰めよ。
 男子たちが机を拭いているから、由紀ちゃんは、女子の椅子をきれいにするの」
「女子の・・・椅子?」
「そうよ、クラスの女の子たちが座っている椅子。
 みんな1日、お世話になっているでしょ。
 それをきれいにしてあげるのよ」
(お・・・お世話に・・・・そんな言い方・・・・・)
 由紀は、亜紀子の言葉にちょっと戸惑いを覚えたが、それでも、言われたとおりに女子の席のところにいった。
 そこは、綾の席だった。
 そこで、由紀は改めて椅子の上についているギミックを見ることになった。
 今までは、あまり見ないようにしていたので、細かいところを知らなかったが、今、それを目の前にして、本当に一日中こんなものをあそこに入れていたのかと、目を疑うほどだった。
 ついきのうまで処女だった由紀にとっては、それは余りにも凶悪でいやらしい道具に見えてしまう。
 実際そのとおりなのだが・・・。

 由紀は、その椅子の横にしゃがみ込んで、そこに立っているヴァギナ用バイブとアナル用バイブ、そしてクリトリス用ローターを、エプロンの裾で拭いていった。
(綾ちゃんの小さな身体の中にも、これが・・・)
 由紀自身も小柄だが、それ以上に小柄な綾までもが、こんな破廉恥なものに股間を嬲られながら生活しているということに、今さらのように気がついたのだった。
 と、バイブをエプロンで拭いている由紀に、亜紀子が声をかけた。
「由紀ちゃん、それじゃだめよ。
 これは女の子の大事なところに入る大切なものでしょ。
 デリケートなものだから、エプロンなんかで拭いただけじゃダメなの」
 そして、亜紀子がなにやら容器を取り出すと、
「ほら、この特殊洗浄液をつけて、優しく包み込みながら洗ってあげるのよ」
 と言って、容器にはいった洗浄液を、トローっと2本のバイブとローターの上にかけた。
 高い粘性を持ったその洗浄液は、バイブの表面をゆっくりと垂れるように流れていく。
「はい、由紀ちゃん出番よ」
「え・・・・・あ・・・あの・・・どうすれば・・・?」
 由紀には、この後どうすべきかわからない。
「言ったでしょ、優しく包み込んで洗うの」
「は・・・はい・・・」
 由紀はよくわからないままに、手でバイブを拭おうとした。
「だから、違うわ、由紀ちゃん。
 これは女の子の大事なところに入るデリケートなものだって言ったでしょ。
 だ・か・ら、由紀ちゃんの大事なところで優しく洗ってあげるのよ」
「えっ・・・そ、それ・・・・って・・・・・」
「そっ、先生が見ていてあげるから、しっかりと洗うのよ」
「・・・そんな・・・・・・」
「この特殊洗浄液はね、女の子の愛液と混じり合わないと、洗浄効果が出ないのよ。
 大丈夫よ、この洗浄液にはきちんと愛液がたくさん出る成分が入っているから、すぐにきれいになるわ。
 それに、この特殊洗浄液、きちんときれいになったら色が変わるから、すぐわかるの。
 だから、色が変わる前に洗うのをやめたらダメよ。
 そうねぇ・・・だいたい30回ぐらい擦れば、色が変わるから、安心して」
 亜紀子は、なんでもないことのようにさらっとそう言うと、由紀のワンピーススカートをふわっと持ち上げて、由紀の下半身を剥き出しにし、そのままポンッと肩を押して、綾の椅子に座らせた。
「あくぁぁっっっ!!」
 すると、寸分たがわず、由紀のヴァギナとアナルに2本のバイブが潜り込んだのだった。
 先ほどの洗浄液がローションのように表面を濡らしていたために、すんなりと由紀の胎内に収まった。
「さ、こうやって、きちんと擦るのよ」
 すると亜紀子は、由紀のわきの下に手を入れて、由紀の身体を上下にゆすり始めた。
「あんっ・・・やっ・・・くんっ・・・はうっ・・・やっ・・・めっ・・・あぁぁっっ・・・・」
 由紀の身体が上下するたびに、2本のバイブが、由紀の膣と直腸を擦り上げ、耐えがたい刺激が身体を駆け巡る。
 おまけに、先ほど亜紀子が「愛液がたくさん出る成分」と言っていた効果が現れて、由紀の股間からはおびただしい量の蜜が溢れ出していた。
 そしてそれは着実に由紀の身体に快感の波を送り込んでいるのである。
 今、メイド服の裾長のスカートが由紀の下半身を覆っているために、その部分の状況は亜紀子や男子生徒の目には見えないが、由紀の身体の動きと表情、そして喘ぎ声から、そのスカートの中でどのようなことが繰り広げられているかは、誰の目にも一目瞭然だった。
 そして、40回ほども、由紀の身体を上下に揺すった亜紀子は、椅子の上でぐったりとしている由紀のエプロンをペロッとめくって、スカートの中の様子を確認してみた。
 バイブの表面に塗られた洗浄液は、由紀の愛液と混じりあい、そして当初黄色かった色合いが、無色透明に変わっていた。
「うん、きれいになったみたいね。
 由紀ちゃん、こういう感じよ。
 あと4つの椅子は、自分で洗うのよ」
 亜紀子にそう言われて、由紀は、じくじくと疼く股間を抱えながら、次の真由美の席へと移っていく。
(・・・みんな・・・・やっていることなんだわ・・・・希ちゃんも、真由美ちゃんも、瑞穂ちゃんも、綾ちゃんも・・・・)
 由紀は、次は自分の手で洗浄液をバイブにかけ、そしてゆっくりとそのバイブを胎内へと導いていった。
 そして、苦悶の表情を浮かべ、恥ずかしい喘ぎ声を漏らしながらも、なんとか30回腰を上下させた。
 由紀は、そっとエプロンを持ち上げて股間の様子を覗いてみる。
 しかし、バイブのついている洗浄液の色は、まだ黄色いままだった。
(・・・まだ足りないの・・・・そんな・・・・)
 由紀は仕方なく、はしたない姿と声を教室に振りま気ながら、さらに10回ほど腰を振りたてた。
 すると、洗浄液の色は透明に変色していた。
(・・・こ・・これで・・・いいのね・・・・・)
 由紀は、3つ目の椅子、希の椅子に取り掛かった。
 そして4つ目の自分の椅子、最後の5個目は瑞穂の席だった。
 だが、何とか自力で身体を動かすことができたのは、4つ目の自分の席までだった。
 辛うじて4つ目の洗浄を終えた由紀は、最後の椅子のバイブを胎内に入れた状態で、動けなくなってしまった。
 今までのバイブ洗浄・・・いや、強制オナニーによって、体力はもう限界だった。
 そして体力だけではなく、気力も限界が近づいていた。
(これ以上続けたら・・・・・・ダメになっちゃう・・・・・・)
 最後のバイブ椅子に座った状態で動けなくなった由紀の姿を見据えた亜紀子は、
「う〜ん、仕方がないわねぇ・・・それじゃあ、男子のみんな、由紀ちゃんを手伝ってあげて」
 と、呼びかけた。
 その呼びかけに、男子たちが嬉々として由紀のそばに寄ってくる。
 そして、由紀の脇を抱え込むと、そのまま上下に揺すり始めた。
「やっ・・・んぁっ・・・やめ・・・・はぁんっ・・・・・んぐっ・・・・・あはっ・・・・・ふぁっ・・・・」
 由紀は、全身を貫く快感に耐えかねて苦悶の表情を浮かべ、そして悶え声が沸きあがる。
 それでも、男子たちの由紀揺すりは続けられ、由紀の身体が50回ほど上下したところで、男子のひとりがエプロンをめくり上げて由紀のバイブをくわえ込んでいる股間を確認した。
 そこには、既に透明になった洗浄液が由紀の無毛の恥丘にまとわりついている。
 しかし、
「う〜ん、もうちょっとかな?
 あと30回ぐらいやってみよう」
 と言って、由紀の身体を再び揺すり始めた。
「・・・そ・・・そんなっ・・・だ・・・だめっ・・・・あんっ・・・もう・・・・いやっ・・・あふっ・・・・だめ・・・許して・・おね・・・くひっ・・・がい・・・・・」
 由紀の必死の哀願もむなしく、男子たちは、由紀の身体を上下に揺すりつづけた。
「・・・だめっ・・・もう・・・あくぅ・・・・んっ・・・・・ん・・・・・ん・・・・・」
 と、不意に由紀の身体が緊張したように震え出した。
 そして、一瞬の静寂の後・・・
「・・・だ・・・だめ・・・・だめぇぇぇぇぇぇぁぁぁぁぁああああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!!!!」
 由紀は絶叫とともに全身を弾かせて、椅子の上でつま先まで伸ばして仰け反った。
 そして・・・、強張った由紀の身体が弛緩すると同時に、由紀の下半身から、「ジョワ〜〜〜」という音が聞こえてきた。
 その音とともに、由紀の股間を覆っていた白いエプロンが、少しずつ黄色く変色していった。
 気をやり、脱力した由紀がおもらしをしたのだった。
 由紀は、椅子の上でぐったりと背もたれにもたれかかり、朦朧としながら、生暖かい感触の広がる下半身の感覚に身を委ねていた。
 そして、「ピュッ、ピュッ、ピチョッ」という音ともに由紀の失禁が終わりを告げた。
「あらあら、由紀ちゃんにも困ったわねぇ。
 お掃除の最中におもらしして汚しちゃうなんて」
 亜紀子はそう言いながら、既にお臍のあたりまで黄色く染まっている由紀のエプロンをめくって、中の様子を見てみた。
「う〜ん、由紀ちゃんのおしっこで一面黄色く濡れちゃって、洗浄液の色がわからなくなっちゃったわ。
 それに、椅子も床もビシャビシャ。
 これはもう一度掃除してもらうしかないわね」
 亜紀子は1度立ち上がると、呆然としている由紀を抱え上げて椅子から下ろすと、さっき使ったばかりのバイブモップを持ってきた。
「はい、由紀ちゃん、自分で汚した分は、きちんときれいにするのよ」
 亜紀子は、いまだ絶頂の余韻に浸っている由紀の股間にモップの先端を挿入すると、リモコンを持った男子が、スイッチを入れてバイブの根元を膨らませる。
 そこでようやく自分の身に起きている事態に気がついた由紀は、
「いやっ・・・やめて・・・お願い」
 と抵抗するが、既にモップが挿入され自力ではぬくことができない状態になっていた。
「ほら、由紀ちゃん、早く終わりたかったら、きちんときれいにするのよ」
 亜紀子は由紀の頭を撫でながらそう言って、由紀に再び床掃除をさせた。
 しかし、2回目の床掃除は、1回目のとき以上に由紀の身体をさいなんでいく。
 由紀は、たった今絶頂を迎えたばかりで身体中が敏感に反応してしまうのである。
 そのため、ちょっとした動きで、背を仰け反らせたり、苦悶の声を上げたりしてしまう。
 そうして、亜紀子や男子生徒が見つめる中、何度もはしたない声を漏らした由紀は、10分ほどもかけて、ようやく自分が漏らしたおしっこをふき取ることができた。
 次は、再度のバイブ洗浄である。
 もう、自力では少しも動けなくなってしまった由紀は、またもや男子たちの手により、体を上下に揺すられた。
 そして50回身体を上下に動かされた後、亜紀子がエプロンの中を確認して、ようやくOKが出たのだった。
(これが・・・掃除当番・・・・?
 きのう、真由美ちゃんも、こんなことを・・・・したの・・・・?
 そして、みんなも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
 由紀は、無理やり突き上げられる快感に耐えながら、このあまりに破廉恥で理不尽な掃除当番に思いを馳せていた。
 

「さて、ようやく掃除も終わったみたいね
 由紀ちゃんは、はじめての掃除当番で大変だったと思うけど、はやく慣れるようにしてね。
 きょうは、わたしが手伝ってあげたけど、みんな、ひとりでやっているのよ」
「・・・・・・は・・・・い・・・・」
 由紀は、ようやく気を持ち直してなんとか自分で立ち上がることができるまでになっていた。
 だが、いまだ脚は力なく震えており、エプロンはおしっこで黄色く染まり、スカートにも大きな染みがついている惨めな姿であることには変わりなかった。
「それじゃあ、みんなご苦労様、帰っていいわよ。
 由紀ちゃんも、制服に着替えて、寮に帰りなさい」
「・・・・・・はい」
 由紀は、もう精も根も尽き果てたかのように、疲れ果てた姿で、亜紀子の声を聞いていたのだった。


戻る