第77章


「それじゃあ、お掃除を始めましょ。
 まずは、床掃除からね」
 亜紀子の掛け声とともに、掃除が開始された。
 男子は手にほうきを持ち、床を掃いていく。
 そして、由紀にはモップが手渡された。
(え・・・このモップ・・・短い・・・)
 由紀に手渡されたモップは、柄の長さが由紀の腰程度までしかなく、手で持つには余りにも短いモップだった。
 おまけに、モップの柄の先端が自由に屈曲可能になっていて、なにやら複雑な形をしている。
 モップの先端には、いくつもの穴とコブがついていて、そしてその根元にはツバのような広がりがある。
 その先が蛇腹状に曲がる構造になっているのである。
 由紀は、そのモップに一抹の不安を感じた。
「さ、由紀ちゃん、モップを持って」
「・・・は・・・はい・・・」
 由紀は、腰をかがめて短い柄のモップを持って床を拭こうとした。
「由紀ちゃん、それじゃあ持ちにくいでしょ。
 うちの学園ではね、女の子には女の子にしかできない方法で掃除してもらうの」
 亜紀子はそう言うと、由紀のそばまで歩み寄り、そしてメイド服の前面を覆っているエプロンをめくり上げた。
「っっっっ!!!!!!」
 すると、エプロンをめくり上げたところには、そこにあるはずのワンピースの生地はなく、由紀の素肌が剥き出しになった。
 由紀は、とっさに言葉も出ないままに、しゃがみ込んでしまった。
「あらあら、由紀ちゃん、服を着たときに気がつかなかったの?
 この服はね、エプロンがかかる生地の部分がくり抜かれているのよ。
 この方が、うちの学園の掃除に適しているの」
 そう、今由紀が身に着けているメイド服は、ワンピースのうち、胸元から膝元まで覆っているエプロンの裏に当たる部分がそっくりくり抜かれて、素肌が剥き出しになる構造になっていたのである。
 ワンピースとエプロンを一緒に身に着け、男子たちの前で着替えるという状況の中で、服の細部まで気が回らなかった由紀は、亜紀子にエプロンをめくられるまで、その仕掛けに全く気がついていなかった。
 亜紀子はしゃがみ込んだ由紀を支えて立たせると、震える由紀を抱きかかえるようにしながら、またエプロンをめくり上げた。
 今度は、由紀も亜紀子に支えられているためにしゃがみ込むこともできず、また、エプロンを押さえようとする手も、やんわりと亜紀子に阻まれてしまい、由紀はエプロンの奥から、無毛の割れ目を剥き出しにされてしまった。
 そして、亜紀子はそっと由紀の太ももを広げると、モップの柄の先端の屈曲した部分を、由紀のヴァギナにズブッと差し込んだ。
 それから、亜紀子は男子に目配せすると、男子が手にした何かを操作した。
「うぐっ・・・」
 男子の手が動いた瞬間、由紀の胎内に異変が起きていた。
 由紀の膣内に埋め込まれたモップの柄の一部が、突然プクッと膨らんだのである。
「さ、これで準備OK。
 お掃除を始めましょ」
 亜紀子はそう言って、ようやく由紀を解放した。
「そ・・・そんな・・・・こんな・・・・」
 由紀は、信じられないという顔をして亜紀子を見つめる。
「女の子は手の力が弱いじゃない?
 だからしっかりと腰を入れた床掃除ができないのよ。
 だから、このモップは、しっかりと腰を入れてお掃除ができるように、女の子のあそこの部分でしっかりと持って、お掃除できるようにしてあるの。
 それに、このモップはね、掃除している最中に不用意に抜けちゃわないように、一度入れると、柄の一部が傘状に膨らませるのよ。
 その状態だと、絶対に抜けちゃうことはないから、安心して掃除できるでしょ。
 床掃除が終わったら、掃除当番の男子に言えば、柄を元に戻してもらえるから安心して。
 それに、このモップはね、手を抜いたらすぐにわかるようになっているのよ。
 柄の先っぽの部分がね空洞になっていて、いくつもの穴があいているの。
 そして、ほら、ここに目盛りがあるでしょ」
 由紀が亜紀子の指さしたところを見ると、モップの柄の一部がガラス管のようになっており、目盛りが振ってあるのがわかる。
「この柄の先端から穴を通して、由紀ちゃんの愛液がこの柄の中に流れ込むようになっているの。
 しっかりお掃除をすれば、それだけあそこが刺激されるでしょ。
 だから、この柄の中に、由紀ちゃんの愛液が溜まれば溜まるほど、由紀ちゃんがまじめにお掃除をしたっていうことがわかるようになっているの。
 そうそう、根元にもつばがついていてしっかり割れ目に吸い付いているでしょ。
 そこからも流れ込むようになっているから、安心して濡らしていいわよ」
「・・・な・・・そんな・・・・」
 由紀は亜紀子の説明に絶望的な思いだった。
 たしかに、柄の根元についていたツバの部分が、由紀の割れ目に食い込んでおり、その柔肉にぴったりと吸い付いている。
 微弱ながらも空気の流れを感じることから、空気を吸入して股間に吸い付いているようである。
「だから、手を抜いたらすぐにわかっちゃうんだから、きちんとお掃除しないとダメよ。
 この赤い目盛りのところまでお汁が溜まらないと、このモップは抜けない仕掛けになっているからね。
 愛液が赤い目盛りまで溜まった状態で、あの男子のリモコンを操作するとモップが抜けるようになるの。
 だから、まじめにお掃除して、そして男子ががいいって言うまで、モップは抜かせてもらいないわよ。
 はい、由紀ちゃんガンバ!」
 亜紀子はそう言って、由紀のお尻をポンッとたたいた。
「んひぃっ!」
 お尻を軽くたたかれた由紀は、その反動でモップの柄をさらに奥まで突き上げられ、情けない悲鳴を上げてしまった。

 こうして、由紀は、股間にモップを差し込んだ状態で床掃除をすることになった。
 由紀は、ワンピースのメイド服の前面、エプロンの裏に当たる部分に空けられた穴から斜めにしてモップを股間に差し込み、先端だけを屈曲させて、その先端を膣に埋め込んでいる。
 その上にふんわりとエプロンが覆い被さっているおかげで、辛うじてモップをくわえ込んでいる由紀の秘部の様子は隠されているが、その先端がどこに刺さっているかは、誰の目にも明らかである。
 由紀は、恥ずかしげにエプロンの上からモップの柄に手を沿えながら、床を拭き始めた。
「・・・・んっ・・・んふぅっ・・・・あ・・・あんっ・・・・ん・・・・」
 由紀は腰を動かしながら、教室の端からモップを当てていく。
 モップの柄が由紀の秘壷に直結されているため、腰を前後に揺り動かさないことには、床を拭くことができないのである。
 そして、その動きは、由紀にたまらなく破廉恥な刺激をもたらし、すぐに由紀の蜜壷からは恥じらいの蜜が溢れ出した。
「ほら、由紀ちゃん。
 そんなに端っこばかり拭いていないで、こっちの方もきちんと拭くのよ。
 男子の掃き掃除、もう少しで終わりそうよ」
 由紀は、亜紀子に言われるままに、教室の中を股間にモップを挿入したままで右に左に動き回った。
 と、そこに床を掃き終えた男子たちが寄ってきて、由紀に拭く場所を指示してきた。
「ほら、由紀ちゃん、こっちの方まだ拭いていないよ」
「ここもまだ拭き方が甘いんじゃない?」
 由紀に寄ってきた男子生徒は、ほうきで床を指し示しながら、由紀に床拭きをうながす。
 由紀は、恥ずかしさにただうつむきながら、男子の言う箇所を腰を使って拭きつづけた。
「そこじゃないよ、こっち♪」
 すると、男子のひとりがほうきで由紀のモップの柄を弾いて拭く位置を修正した。
「あうぅぅっっっ!!!」
 由紀は、予想外の衝撃に、股間を突き上げられて、呻き声を上げた。
 その反応が気に入った男子生徒は、何度も何度も由紀の股間に刺さったモップの柄をほうきで弾く。
「んぁっ・・・やめっ・・・はうぅっっ・・・・・す、すぐに・・・拭くから・・・・あんっっっ!!」
 由紀は、内股になって股間の刺激に耐えながら、男子たちの指示に従って、腰を振りつづけた。
 と、次の瞬間、由紀の胎内で弾けるような感覚が破裂した。
 「ヴィーーーーーン」という音とともに、由紀の股間に刺さっているモップの柄の先端部分が、激しく回転し始めたのである。
「ひぃぃぃっっっっ・・・な・・・・なに・・・・あぁぁぁ、だ、だめぇぇぇlっっっ!!!」
 膣の中で高速回転した柄の刺激に、脚をくの字に曲げて、内股になりながら崩れかけた由紀に、少し離れたところにいる男子が声をかけた。
「おーい、こっちの方もまだ汚れているよ〜」
 その男子が上げた手には、さきほどこのモップの柄の一部を膨らませるときに操作したリモコン装置が握られていた。
「そうそう、由紀ちゃん、そのモップはね、リモコンで呼び出すこともできるようになっているの。
 便利でしょ」
 亜紀子は、涙目になって腰を砕かせている由紀に、説明した。
「・・・こ、こんな・・・・・・・の・・・お掃除なんかじゃ・・・・んぅ・・・・ない・・ですぅ・・・・・んぁぁっっ・・・・」
 由紀は、振りかかる不本意な快感に耐えながら、亜紀子に抗議の声を上げた。
 しかし、当の亜紀子は特に気にする様子もない。
「う〜ん、まあ普通の掃除じゃないかもしれないけど、これがこの学園のお掃除なの。
 今まで受けてきた授業も、『普通』とはちょっと違っていたでしょ。
 これが聖女学園の『普通』だから、慣れてもらうしかないわね」
「そ・・・そん・・・なぁ・・・」
「きのう掃除当番だった真由美ちゃんも、きちんとお掃除したんだから。
 まあ、真由美ちゃんの場合、入学当初は随分反抗していたんだけどね。
 そうそう、きのうの掃除当番の男子に聞いたんだけど、真由美ちゃん、床掃除のとき、モップバイブのスイッチ、ずーっとONのままだったらしいわよ。
 真由美ちゃんって、気が強いっていうか、プライドが高いっていうか・・・・男子を毛嫌いしているところがあるでしょ。
 ああいう性格だから、こういうときに男子に目をつけられやすいのよね。
 それでも、隅々まで掃除しちゃうのが、真由美ちゃんらしいんだけど」
(あ・・・あの真由美ちゃんも・・・・この掃除を・・・・・こんな掃除を・・・・・)
 由紀は、亜紀子の言葉に、何も言葉を返すことができなくなっていた。

 そうして、何度もモップを男子に弄ばれ、そしてバイブを散々動かされながら、教室の床を拭き終えた由紀は、ようやく男子の許しをもらうことができ、モップをヴァギナから抜かせてもらうことができた。
 床掃除が終わるころには、モップの柄に内蔵されたシリンダーの中には、既に目盛りをはるかに越える量の愛液が溜まっていたのだった。


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