第69章


 真由美が傾斜三角棒の端から手を離した途端、真由美の身体は一気に1階に向かって滑り出した。
 それに連れて、傾斜三角棒の頂点にびっしりと並んだいびつな突起が、滑り降りている真由美の無毛の女陰へと、次々と突っ込んでくる。
 1つ目の突起が真由美の会陰部を滑り抜け、
「っ!!!」
 多感な割れ目へと潜り込み、
「んっ!!」
 そして最後に最も敏感な肉芽をたたき上げる。
「くはっ!!」
 しかし、それだけで済むはずもない。
 何しろ、この傾斜三角棒には、上から下まで、無数の突起が並んでいるのである。
 1つ目の突起を、真由美の股間が乗り越えるそばから、次の突起が真由美の股間に潜り込んでくる。
 しかも、真由美の身体は重力に引かれて、斜面をどんどんと加速していき、その突起の襲撃もそれに連れて激しくなっていく。
「っ・・・・・ぅ・・・く・・・・ぅ・・う・・・・ぅあぁ・・・・んはっ!!!!!!!」
 真由美の身体が動き出すと、いくらもしないうちに、その強気な口からは、押し殺した呻き声と、それに覆い被さるようにして上げられた淫靡な喘ぎ声がほとばしった。
 この階段に渡された傾斜三角棒を滑り降りるときには、どんな少女であっても、声を上げずに渡りきることは不可能なことなのである。
 無数の突起が、真由美の肉割れを分け入り、会陰から膣口を潜り抜けて、クリトリスを弾いて抜けていく。
 後ろ向きに三角棒にしがみつくような格好で滑り降りている真由美は、その体勢上、どうしても敏感なクリトリスを三角棒に、そしてその表面にびっしりと並んでいる無数の突起に押し付けて滑らざるを得ない。
 それは、無垢な身体に多感な豆突起を持つ少女たちにとって、たまらない刺激となって襲い掛かってくる。
 しかも、真由美はつい先ほどまで、ラジコンボートによって、無防備に開かれた股間に男子たちに思う存分水責めを受けた身である。
 その攻撃は主に真由美の最大のウィークポイントである肛門に向けられたものであったが、性感を刺激された真由美の身体は、今や隅々まで昂ぶってしまっている。
 先ほどの廊下渡りのとき、真由美の身体は、もうギリギリまで高みに上げられ、間一髪のところで辛うじて渡りきったという状態であった。
 その直後に、学園でも特に淫ら極まりない仕掛けのひとつである傾斜三角棒を滑り降りては、もはや耐えられるものではない。
 真由美が三角棒の中ほどまで滑り降りたとき、もう真由美の股間からしみ出した愛液は、真由美の滑り降りた形跡を残すかのように、濃厚な粘液となって三角棒の上で照り輝いていた。
 さらに、コブを乗り越えるたびに、真由美のクリトリスはピンピンと弾かれて揺すられて、これまで以上に固く大きく勃起している。
 そして、まるでその淫豆の揺れに合わせるかのように、真由美の身体が、ビクッビクッと震えていた。
(うぅ・・・だ・・だめ・・・さっきの廊下渡りで・・・あうっ・・・・・でも・・・・きょうはもう・・・イキたくないっ!)
 学校で、男子の目の前で、果てる姿を見せることはプライドの高い真由美にとって、耐えがたい屈辱である。
 きょうは、もう既に1度、体育の授業の後の廊下で、はしたなくイク姿を晒してしまっている。
 もう2度と、男子たちの目に絶頂に仰け反るという、淫らな姿を晒すわけにはいかなかった。
 このどこまでも破廉恥なシチュエーションの中、必死の思いで抵抗している真由美に、周りの男子から声がかけられ始めた。
「真由美ちゃん、もう濡れ濡れじゃん」
「見ろよ、ピンピン弾かれているクリトリスから、愛液飛沫が上がってるぜ」
「ホントだ、真由美ちゃんエッチすぎ」
 口々に真由美の恥態を批評していく男子たちに、真由美は顔を伏せながら、耐えていた。
 普段であれば、男子の挑発に一言二言反論する真由美であったが、今の真由美にはそれだけの余裕がなかった。
 今、気を抜けば、さらに恥ずかしい姿を晒してしまうこと・・・すなわち絶頂を迎えてしまうことを肌で感じていたのである。
(あ・・・あと・・・もう少し・・・くひっ・・・もう少しで・・・終わる・・・んっ・・・・)
 三角棒を滑り降りるまで、あと残り4分の3ほどである。
(・・・なんとか・・・・耐え切れる・・・・・)
 かすかな希望の光が見えたとはいえ、その残り距離は、今の真由美にとっては限界ギリギリのラインであった。
 たとえ一瞬とはいえ、気を抜くことはできない。
「真由美ちゃん、お尻の穴がパクパクいってるよ」
 階段の下、すなわち真由美の真後ろから見上げていた男子生徒が、さらに追い討ちをかけるべく真由美の恥ずかしい弱点の惨状を告げる。
 その男子の言うとおり、真由美の肛門は、コブを越える身体の動き、股間の刺激に呼応するかのように、閉じたり開いたりを繰り返していた。
 しかも、真由美の真後ろから見上げる位置にいる男子生徒からは、そんな真由美のあられもない姿が丸見えである。
 スカートは盛大にめくれ上がり、もはや衣服としての機能は完全に放棄しているため、真由美の白いお尻の中に息づく無毛の割れ目とつつましい肛門。
 その全てが剥き出しになっていたのだった。
 その姿をあからさまに言葉にされた真由美は、一瞬身体を強張らせたが、震えながらもグッと耐えていた。
(あと少し・・・耐えれば・・・・・・・・)
 真由美は、必死に体勢を崩さないよう、気を抜かないように細心の注意を払いながら股間から突き上げられてくる刺激に耐えつづける。
 この際、お尻の恥態を晒す羞恥心は犠牲にするほかはない。
 真由美は、屈辱と恥辱に歯ぎしりしながらも、最後の気力を振り絞って耐えしのんでいた。
 そうして後ろ向きに滑り降りている真由美には、真後ろに立って真由美のお尻を見上げていた男子が何をしているのか、わからなかった。

 その男子は、真由美のお尻の動きを言葉にした後、おもむろに小さな筒を取り出すと、その筒の中にポケットから取り出したビー玉を入れて、筒を口にくわえた。
 そして、そのまま一瞬の間を置いたかと思うと、「ヒュッ!」という音を立てながら、筒に息を吹き込んだ。
 その瞬間、男子の口にくわえられた筒の先から、ビー玉が勢いよく飛び出す。
 ビー玉は、一直線に斜め上に飛んでいった。
 

 あともう少しで、この地獄のような三角棒すべりを終えることができる。
 なんとか、きょうは絶頂を迎えるという、乙女にあるまじきはしたない姿を晒さずに滑り降りることができた。
 そう考えていた真由美は、一瞬何が起こったのかわからなかった。
「ひあっっっっ!!!!!」
 瞬間的にお尻から突き上げられた冷たくも熱い一撃。
 それが呼び水となった。
「は・・・んっ・・・・んっ・・・・はぁぁぁぁんっっっ!!!!!」
 真由美の身体が、階段の傾斜三角棒をあとわずかで滑り降りるといったところで、真由美は背を仰け反らせ、喉をそらせながら嬌声を上げた。
 真由美が、一気に気を果てさせてしまった瞬間だった。

 そう男子が放ったビー玉は、寸分たがわず真由美の最大のウィークポイントである肛門にヒットしたのである。
 しかも、身体の動きに合わせてパクパクとうごめいていた真由美のアナルが、偶然にもタイミングよく開いた瞬間に飛び込んだビー玉は、一気に真由美の肛門を突き抜け、直腸まで踊りこんでしまった。
 先ほどのロープ渡りにおいてギリギリまで性感を高められ、それに加えて、この傾斜三角棒による刺激に身体を蝕まれ、辛うじて気力だけで踏みとどまっていた真由美にとって、それは最後のとどめになるのに十分な一撃となった。
 真由美は、最後の最後で盛大に股間から淫蜜を吐き出しながら、男子たちが見守る中、屈辱の絶頂を迎えてしまったのである。

 そのまま三角棒を落ちるように滑り落り、1階の廊下の床に身を落とした真由美は、その場でうずくまって両手で股間を押さえながら、ただ荒げた呼吸を整える。
 その横に、さっきビー玉を飛ばした男子が寄ってきて、
「1度、真由美ちゃんのお尻に玉入れしてみたかったんだ。
 これからは、真由美ちゃんのお尻が見えたらいつでも狙うから、たのしみにしててね♪」
 と言って、男子たちの群れの中に戻っていった。
 残された真由美は、立ち上がることもできず、肩で息をしながら羞恥心と屈辱感に目を潤ませることしかできなかった。


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