第57章


「さーて、みんなきちんとハンドベルを鳴らすことができたみたいね」
 香織は、満足そうな顔をしながら、目の前で大きく脚を開き、その両足の付け根の割れ目に大きなハンドベルをくわえ込んで立っている女子たちを見回した。

 自ら腰を振ってベルを鳴らした真由美と希。
 失敗しながらも何とか音を鳴らすことができた由紀。
 そして、自力でベルを鳴らすことができずに、クリトリスを糸で緊縛され、快感のスイッチを香織の手に委ねてしまっている瑞穂と綾。

 5人の少女たちは、この上なく恥ずかしそうな顔をしながら立ち尽くしていた。
 

「はい、それじゃあ練習はこのぐらいにして、そろそろ本番にしましょーね。
 そうねぇ・・・きょうは『きらきら星』にしよっかな♪」
 香織の明るい口調とは裏腹に、少女たちの表情が曇った。
 そう、『きらきら星』。
 この歌は、使う音階の数の少なさから、小学校の音楽の授業などで、楽器の練習用によく使われる歌である。
 その歌のメロディーは、

    ドドソソララソ ファファミミレレド
    ソソファファミミレ ソソファファミミレ
    ドドソソララソ ファファミミレレド

 というふうになっており、この歌において使われる音というのは、ドからソまでの低音がほとんどである。
 そう、この歌のメロディーは、少女たちの股下に取り付けられたハンドベル、いやオマンコベルを満遍なく使う、少女たちにとって恥辱のメロディーとなるのである。
 だが、そんな少女たちの心配をよそに、香織は楽譜を用意し、指揮棒を手にとって、着々と準備を進めていった。

「き・・・きらきら星・・・・・」

 由紀は、小さな声でつぶやいた。
 かつて、自分が小学校に通っていたころ、一生懸命小さな指で弾き方を覚えた曲である。
 あのころ、無邪気に片手で弾いていたその曲が、今、破廉恥で淫らな曲として自分の身に降りかかろうとしているのであった。
 記憶の中のそのメロディーを思い出した由紀は、その歌の意味するところを正確に把握することとなった。
 ド〜ソまでの5つの音は、とりもなおさず、由紀たち女子の股間に埋め込まれたベルであり、それらの音がメインとなっているこの「きらきら星」を演奏するということは、否応なく、何度も何度も腰を振り、スカートをひらめかせながらの演奏となってしまう。
 手にしている高音側のハンドベルを鳴らす機会は、綾が持つ「ラ」の音が4回だけである。
 それはすなわち、それ以外の曲の大部分を少女たちの腰振りベルで鳴らさなければならないということである。
 大きく脚を開き、そしてその両脚の間の付け根から大きなハンドベルをぶら下げている由紀たち女子にとっては、余りにも屈辱的な格好での破廉恥演奏となる。
 だが、彼女たちには、その恥辱から逃れるすべも、権利も一切与えられてはいないのだった。
 この学園の女子生徒は、どんな破廉恥なことであろうとも、いかに恥ずかしく屈辱的なことであろうとも、教師の指示には絶対に服従しなければならないのである。
 

「さ、準備できたわ。
 それじゃあ、はじめましょうね♪」

 香織は、楽しそうに少女たちに語りかける。

「私が、曲に沿ってこの指揮棒で指していくからね。
 私が指したら、きちんとベルを鳴らすのよ」

 香織は、さらに少女たちの羞恥心をあおる一言を付けたす。

「それから、男子、どの子が一番うまく演奏できたか、きちんと見ていてね」

 そう、この恥知らずにも脚を開いて腰を振る姿を、男子たちに批評させようというのである。
 その一言に、5人の少女たちの表情が一様に曇りを見せた。
 そして、さらにもう一言。

「あ、それから、瑞穂ちゃんと綾ちゃんには、指揮棒で指す代わりに、この糸で合図するからね」

 そう言って、香織は、指揮棒を持つ反対側の左手の人差指と中指にくくりつけた2本の糸を、軽くクイッと引っ張った。

「あうんっ!!
 そ、そんなぁ・・・あ、あんまりです・・・・」

「あひぃっ!!
 うぅぅ・・・そ、そんなのやだぁ・・・・・」

 瑞穂も綾も、香織に糸を引かれた瞬間に、敏感なクリトリスを刺激され、びくっと身体を震わせて、拒否の言葉を漏らす。
 だが、香織は、そんな2人の哀願には耳を貸さず、

「だーめ♪
 私がきちんとリードしてあげるから、2人とも楽にしていていいわよ」

 と、うれしそうに告げたのだった。
 

 こうして、自発的な羞恥演奏をさせられる3人の少女と、理不尽な糸によって恥辱演奏を強いられる2人の少女による、破廉恥ハンド&おまんこベル演奏会の準備が整ったのだった。

「それじゃあ、はじめましょうね♪
 まずは、”ドー・ドー・ソー・ソー・ラー・ラー・ソー”ね」

 香織の言葉に、綾と真由美の身体がビクッと震え、緊張した面持ちになる。

「まずは、”ド”」
 香織は、そう言って左手の人差指に結び付けられた綾の陰核を束縛する糸を、手前に引き寄せた。
「んひゃぁぁ!!」
  <♪ リーーーン>
 香織が糸を引くと同時に、緊縛された綾の腰が横に振られ、音楽室に綾のはしたない声とオマンコベルの音が鳴り響く。
「もう一回、”ド”」
「あきゅぅっ!!」
  <♪ リーーーン>
 香織の声とともに、立て続けに綾の悲鳴とベルの音がこだまする。
 

「はい、”ソ”」
 香織は、次に右手の指揮棒で真由美を指した。
 その動きを、険しい視線で見つめていた真由美は、自分が指されると、香織と、そして男子たちのほうから視線を反らして、唇を噛み締めて悔しさを押し殺しながら、腰を前に突き上げた。
  <♪ リーーーン>
 真由美のスカートがめくれ上がり、無毛のスリットが露になると同時にベルの音が鳴り響く。
「またまた、”ソ”」
 再度、指揮棒で指された真由美は、無言でもう一度腰を引き、連続して前に向かって突き上げる。
  <♪ リーーーン>
 またしても、真由美の魅力的な脚の間から、美しい音色が響き渡った。
 

「はい、”ラ・ラ”」
 続いて綾の手のハンドベルが指され、綾は、右手のハンドベルを2回振る。
  <♪ リーーーン ・ ♪ リーーーン>
 

「次は、”ファ”」
 指揮棒を向けられた希は、一瞬ためらうそぶりを見せたが、すぐに、目を伏せ、口を一文字に結んだまま、腰を引き、押し出した。
  <♪ リーーーン>
 希のスカートが宙を舞うと、その奥に潜む汗以外のもので濡れて光沢を帯びた恥毛がきれいになびく。
「もっかい、”ファ”」
 腰を引き戻す前に再び指された希は、ぎゅっと目をつむりながら、大きく腰をスライドさせて、その勢いで再度自らスカートをめくり上げる。
  <♪ リーーーン>
 美しい股間と音色を響かせながら、希の顔が恥辱にゆがむのだった。
 

「さーて、お待ちかねの”ミ”!」
 香織は嬉しそうな顔を瑞穂に向けると、言うや否や、左手の中指に結び付けられた瑞穂の宝玉から伸びる糸を、クイッと引き寄せた。
「いやぁぁっ!!!」
  <♪ リーーーン>
 香織の持つ糸に緊縛された瑞穂のクリトリスは、その衝撃に言葉にできない刺激を受け止め、全身を引きつらせながら悲鳴を上げ、そして股間に埋もれたベルを鳴らした。
 だが、それだけでは終わらない。
「まだまだ、”ミ”!」
 再び、瑞穂の股糸がピンと張る。
 無残にも太ももを水平にするぐらいにまで割り開かれたあられもない姿の瑞穂は、連続で襲い掛かってきたその刺激に涙した。
「あぁぁぁっ!!!」
  <♪ リーーーン>
 そんな瑞穂の心とは裏腹に、音楽室に鳴り響くベルの音色は、どこまでも清らかだった。
 

「はい、”レ”」
 香織は次に右手の指揮棒で由紀を指した。
 その動きをおびえた表情で見ていた由紀は、あきらめたような表情で、一度腰を後ろに引き、そしてはしたなく情けない格好になるのがわかっていながらも、腰を大きく前に突き出した。
  <♪ リーーーン>
(あぁ・・・い、いやぁ・・・・・恥ずかしい・・・・・・)
 腰を振り上げた瞬間、由紀には、自分の股間に突き刺さる視線が、痛いほどよくわかった。
 おまけに、先ほどの音合わせのときと同様、ベルの音とともに、ビリビリと痺れるような振動が、身体の芯から突き抜けてきて、由紀の意識が霞がかったようになる。
 その瞬間、
「なに、気分出しているの?
 もう一回、”レ”よ!」
 と、由紀の身体と心の動きを敏感に読み取った香織の、恥ずかしすぎる言葉が由紀に向けられた。
「なっ、やっ・・・・あぁぁっ!!」
  <♪ リーーーン>
 自分のはしたない反応を的確に指摘された由紀は、真っ赤な顔をして慌てて腰を振ったため、1回目以上に強くベルを鳴らしてしまい、さらなる刺激を自らの身体に跳ね返すこととなったのだった。
 

「続いて、”ド”!」
 言葉とともに、香織は、またもや左手の指先をきらめかせた。
「くひゃぁぁんっ!!」
  <♪ リーーーン>
 わかっていたこととはいえ、その刺激に耐え切ることは不可能である。
 綾は、幾度目かのクリ絞りにハンドベルを埋め込んだ膣口から恥ずかしい蜜を滴らせてしまい、腰を振る動きに合わせて、飛沫を床に撒き散らすこととなったのだった。
 

 こうして曲の区切れ目まで、5人の少女たちが、羞恥と屈辱と快感に満ち溢れた演奏を、男子たちの目の前で披露した。
 どの少女も、自らがとった行動、そして自らが晒した恥態に頬を赤らめ、恥じらいと屈辱に心悶えている。
 特に、身体じゅうで最も敏感な肉芽を操られ、香織のなすがままにベルを奏でた瑞穂と綾は、目には涙を溜め、秘裂からは愛液を垂れ流しながら、人一倍激しい恥辱に息を荒げている。
 ましてや、瑞穂はいまだに破廉恥極まりない格好を余儀なくされており、その羞恥心たるや、並大抵のものではない。
 しかし、それでも香織は、決して少女たちに休むことを許しはしなかった。

「さぁ、まだ曲は始まったばかりよ。
 みんな、頑張って演奏するのよ!!」

 引き続き、香織の指揮による「きらきら星」の演奏が繰り広げられるのだった。
 

 その後、5人のかわいらしくも淫らなリンガーたちは、「きらきら星」の全フレーズを、一部手に持つハンドベルを使ったものの、その大半を股間に差し込み、はしたなく腰を振ることでしか音を奏でることのできないオマンコベルで演奏したのだった。

    ドドソソララソ ファファミミレレド
    ソソファファミミレ ソソファファミミレ
    ドドソソララソ ファファミミレレド

 ”ド”を担当した綾は1曲につき6回、”レ”を担当した由紀も1曲につき6回、”ミ”を担当した瑞穂は1曲につき8回、”ファ”を担当した希も1曲につき8回、そして、”ソ”を担当した真由美は1曲につき10回も腰を振ることになる。
 しかも、1回目は練習と言われ、2回目はリズムが悪いと言われ、そして3回目は感情がこもっていないと言われ、結局4回も演奏することとなったのだった。

 綾は、香織に糸を引かれるたびに小さな腰を横に振ってスカートをひらめかせながら音を奏でた。
 由紀は、恐る恐る腰を前に突き出して秘裂を男子たちに晒しながら音を奏でた。
 瑞穂は、めいいっぱい割り開かれた両足の間から伸びる香織の糸に従って泣きながら腰を突き出し、そのたびに全身をひくつかせて泣きながら音を奏でた。
 希は、うつむき、目を閉じながら、必死に腰を前に振って音を奏でた。
 そして真由美は、男子から顔を反らし、視線を反らせながらも堂々と情けない演奏姿を晒しながら音を奏でた。
 

 こうして、5者5様の恥態を晒しながらのハンドベル&オマンコベルによる「きらきら星」の演奏が続いていったのだった。


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