第53章


 真由美、希、瑞穂、由紀、そして綾の5人の少女たちに、両手に2つのハンドベルを、そして股間に1つのハンドベルを持たせて、かわいらしくも淫らなリンガーが誕生した。
 途中、音楽室の全クラスメイトが見守る中で絶頂を極めた2人の少女、由紀と綾は、まだ回復してはおらず、由紀は希に抱きかかえられて介抱されながら、そして綾は大きなハンドベルに股間を貫かれたままお座りをした状態で、息を荒げていた。
 由紀と綾以外の、絶頂まではいかなくとも散々香織に秘部をいたぶられた3人の少女たちもまた、平静とは言い難く、皆、もじもじと腰を揺すりながら、股間に埋め込まれたハンドベルの感覚に戸惑いを隠せずにいた。
 特に瑞穂は、いまだ膝を思いっきり広げた状態でのがに股を強要されており、格好のはしたなさは、5人の中でも特に群を抜いていた。
 そんな少女たちの仕種を完全に無視した口調で、
「さーて、みんな準備ができたわね。
 それじゃあ、みんなで演奏してみましょう」
と、香織は明るく言い放った。
 

「はい、みんな気をつけ!!」
 香織は、少女たちの前に立って、元気に号令をかけた。
 その声に応じて、希に支えられていた由紀も、そして床に座り込んでいた綾も、よろよろと身体を持ち上げ、頼りないながらも自分の力で立ち上がる。
 だが、「気をつけ」と言われても少女たちは実は満足な気をつけをすることはできはしない。
 何しろ、股間には低音用の大きなハンドベルが深々と突き刺さり、両脚の間にその大きなベルを剥き出しにしているのだ。
 したがって、リンガーの少女たちは、両脚を肩幅以上に広げるか、もしくはみっともないがに股姿で立つ以外に方法はないのである。
 そのどちらも少女たちには耐え難い恥辱である。
 両脚をピンと伸ばして広く広げるのは、内気な少女にとってはかなり勇気のいる体勢である。
 一方、なかなか吹っ切れない少女たちは両脚を中途半端に開いた状態でいるために、逆に、さらに恥ずかしいがに股姿を晒すことになるのだ。
 真由美と希は、どこか諦めた表情で両脚をピンと伸ばし、肩幅以上に脚を開いた状態で直立していた。
 由紀は、思いきって脚を広げることができず、膝だけを外側に開くという、女の子にとっては余りにも恥ずかしすぎるがに股の体勢で立っていた。
 最も小さな身体に最も大きなハンドベルを股間に挟み込まされた綾の姿もまた、みじめなものであり、綾の膝ぐらいまであるのではないかという、余りにもアンバランスなハンドベルを脚の間に収められ、膝は肩幅以上に広げることを強制されており、まるで蛙のようなはしたないがに股姿の格好となっていた。
 そして瑞穂はといえば、さらにひどく、1人だけ腰を深く落とし、太ももを水平になるぐらいにまで広げたがに股を披露してしまっている。
 そんなはしたない姿を晒している少女たちは、みんなスカートのあたりに両手を下ろして最も恥ずかしい部分が露になるのをカバーしている。
 そう、綾はもとより、一番背が高くそして小さなハンドベルを咥え込まされた真由美であっても、かなりの開脚を余儀なくされ、ギリギリスカートのスリットが重なるかどうかというきわどい状態となるのである。
 真由美よりも背が低く、そして大きなハンドベルを股間に挟み込まされたほかの少女たちのスカートのスリットは、もはやそのスリットの隙間から、白い素肌がちらちらと覗いている。
 また、当然、瑞穂のスカートのスリットは、はじめっから全開であり、ちょっとでも手を離そうものなら、恥ずかしい部分が全て剥き出しになってしまうのだった。

 だが、そんな少女たちのみっともない防御姿勢を許すような香織ではなかった。
「ほら、みんなそんな格好じゃあ、演奏できないでしょ!
 はい、こうやって、腕を上げて、ベルが肩のあたりに来るように添える!」
 香織の声を聞いた少女たちは、おずおずとためらいながらも、ゆっくりと両手を持ち上げ、そして肘を曲げてハンドベルが肩の高さぐらいになるまで持ち上げた。
 これで、晴れて少女たちの股間の秘密の恥丘が全男子生徒たちの目の前に剥き出しにされることとなった。
 今までは、男子生徒の席からは、セッティングの準備をしていた香織の陰になっていて、なかなかはっきりとその部分を見ることができなかった。
 だが、もはや遮るものは何もない。
 男子たちは、5人の女子生徒全員の、ハンドベルのグリップを咥え込んだ5つの神秘なる淫裂を、ひらひらと舞うスカートのスリット越しに目の当たりにしたのだった。
(あ・・・あぁ・・・み、見られてるぅ・・・・)
 由紀は、自分の股間に突き刺さるような男子たちの鋭い視線を嫌というほど感じており、全身を震わせていた。
 いや、由紀だけではない。
 5人の少女全員が、自分たちのスカートのスリットの奥からちらちらとはみ出している秘部に情け容赦なく浴びせかけられるいやらしい眼光に、必死に耐えているのだった。
 もちろん、その中でも瑞穂の姿は飛びぬけて恥ずかしいものである。
 何しろ、両太ももを水平に広げ、限界まで股間を割り開いた状態で、両手の防御を外されてしまったのである。
 そこには、周りの女の子よりも白く透き通るような肌に、淡い猫毛のような恥毛で彩られた自分の身体の中で最も恥ずかしい部分を全てさらけ出し、そして、その秘裂に深々と突き刺さっているハンドベルのグリップの挿入部分までもが、明るみに晒されているのだ。
 瑞穂には、いや乙女には決して耐えられない姿である。
 だが、どんなに恥ずかしくとも、どんなに情けなくとも、この学園では、少女たちが、その恥辱から逃れることは許されない。
 ただ、エッチな指示を与える教師の言うとおり、その指示どおりに幼い身体を開き、そして見せびらかさなければならないのである。
 5人の幼くも美しい、そしてかわいらしくも淫らなリンガーを目の前にした男子生徒たちは、皆、口々にひとりひとりの姿を講評しながら、満遍なく5人の少女全ての身体を、一部の隙もなく観察し、好き勝手に声をかける。

「真由美ちゃん、ピンと伸ばした脚がかっこいいねぇ。
 でも、ハンドベルに汁が伝ってるよ。
 それってな〜に?」
「希ちゃんの濡れ濡れヘアがちらちら見えてるよ。
 もっと乾かしてもらった方がいいんじゃない?」
「瑞穂ちゃんって、もっとおしとやかで慎ましい女の子だと思っていたのに、そんなにパックリ脚開いちゃって。
 そんなに自分のオマンコ見てもらいたいの?」
「由紀ちゃん、足元のその水溜り、な〜に?
 なんか、ちょっと濁っているみたいだけど、それって汗?それともエッチなおツユ?」
「綾ちゃん、そんなに脚開いちゃって、ツルツルの割れ目丸見えだよ。
 そのハンドベル、綾ちゃんのおなかより大きいんじゃない?」

 そんな男子たちの容赦もいたわりもないからかいや冷やかしの言葉に、5人の少女たちは、歯を食いしばり、屈辱にうつむきながら立ちつくすことしかできはしない。
 

 と、男子生徒たちに十分な鑑賞タイムと講評タイムを設けた後、ようやく香織は口を開いた。
「はい、それじゃあお披露目タイムはこのぐらいにして、さっそく演奏してみましょうね。
 まずは、音合わせからね。
 高い方から順番に鳴らしてみましょう。
 はい、はじめは真由美ちゃんの”ド”」
 香織は、そう言うと真由美の方を指差して、まるで指揮者のように人差し指をピンッと空中で弾くような仕種をした。
 その動きを見た真由美は、左手に持つ最も小さなハンドベルを一振りし、

♪ リーン

 という軽やかで済んだ音色を響かせた。
「次は、希ちゃんの”シ”」
 香織は同じように希に人差指を向けながら空中を弾く。

♪ リーン

 希の左手から、音楽室全体に1オクターブ高い”シ”の音色が響き渡る。
「はい、瑞穂ちゃん、”ラ”」

♪ リーン

 続いて、瑞穂が”ラ”の音を響かせる。
「次は、由紀ちゃんよ。
 はい、”ソ”」

 香織の指揮に合わせて、由紀が左手に持つ小さ目のハンドベルを前に向かって一振りした。

♪ リーン

 由紀の左手から、澄んだ音色が音楽室を駆け巡る。
(きれいな音・・・・)
 由紀は、たった今自分の手が鳴らした美しい音色に、素直な感想を心に秘めた。
 だが、どんなにきれいな音を鳴らそうとも、今の自分の状態は変わるわけではない。
 いや、きれいな音を鳴らした分だけ、今の自分の余りにもいやらしく恥ずかしい姿が浮き彫りにされるようである。
(こんな格好・・・・したくないのに・・・・・恥ずかしい・・・・)
 由紀は、懸命に何度も内股にして脚を閉じようと努力するのだが、股間に挟まった大きなハンドベルがそれを許してはくれない。
 結果として、由紀は膝を肩幅ほどに広げるという、恥ずかしいがに股状態を強いられているのである。
 そして、膝をそれだけ開いてしまうと、由紀のスカートのスリットの重なりは、見事に、左右に離れ離れになってしまい、大きなハンドベルを吊り下げるちょっと太目のハンドグリップが、由紀の小さな割れ目の中に埋没してしまっているのが、剥き出しに晒しものになっているのであった。
 由紀はかつて、こんなにもはっきりと物を女壷に咥え込んだ状態を正面から見られるという経験を持ったことはない。
 それも当然であろう。
 なにしろ、ついきのうまで、由紀は純潔の極み、自慰という言葉も行為も知らない生粋の処女であったのだから。
 そんな清純な心の持ち主である由紀は、ハンドベルの音色に自分の姿のはしたなさを思い出してしまったのか、無意識のうちに右手をスカートの方に下ろそうとした。
 と、そこに香織の声が飛ぶ。
「こらっ!!由紀ちゃん。
 手を下げたらダメでしょ!!
 そういう悪い子には、お仕置きをするわよ!」
「はいっ!」
 由紀は、中途半端に下ろしかけた右手を、パッと元の位置に戻した。
 こうして、由紀は無毛の割れ目を絶えず晒し続けるのだった。
 

 引き続き、由紀の次には綾がベルを鳴らす。

♪ リーン

 こうして、2オクターブ高い”ド”から1オクターブ高い”ファ”までの5つの音を鳴らして、女子全員が一巡すると、香織は再び真由美を指差し、同じようにして今度は右手に持つ”ミ”の音を鳴らさせる。

♪ リーン

 続いて希、瑞穂、由紀、綾の順に、”レ”、”ド”、”シ”、”ラ”の4音の音色が響き渡った。

 そして、男子生徒たちの待ちに待った、そして女子たちにとっては来てほしくなかった時が訪れたのだった。
 

「それじゃあ続いて”ソ”の音よ。
 はい、真由美ちゃん、”ソ”!!」
 香織が実に楽しそうに明るい声で真由美に指を向ける。
 と、一瞬沈黙が走った。
 それも当然であろう。
 何しろ、”ソ”の音というのは、真由美の膣に埋め込まれたハンドベルの音なのである。
 このハンドベルを鳴らすためには、腰を大きく前に突き出して、ベルを振らなければならないのだ。
 それは、花も恥らうような女子中学生にとって、余りにも恥ずかしすぎることであった。
 だが、そんな恥じらいを許すような香織ではない。
 真由美がベルを鳴らさずにいるのを見て、
「ほら、真由美ちゃん、”ソ”よ、”ソ”!
 はい、鳴らして!!」
 と、香織が声をかけた。
「くっ・・・・・は・・・はいっ」
 その香織の言葉に、真由美は頬を染めて答えると、目をつぶって大きく腰を前に突き出し、

♪ リーン

 という音を響かせた。
 そして、その音色と前後して、
「おぉーーーっ」
 という男子の悦びの声と、
「あははははっ」
 という同じく男子の嘲笑の声があちらこちらから聞こえたのだった。
 前者の悦びの声は、真由美が大きく腰を前に突き出すことによって、ただでさえ開き気味のスカートが舞い上がり、真由美の無毛で切れ長の割れ目と、パックリとハンドベルを収め込んだいやらしい唇が見えたことに対するもの。
 そして後者の笑い声は、普段から気丈な振る舞いを見せ、男子を見下したような態度を取っている真由美が、自ら腰を男子たちの方に突き上げ、股間に埋められたハンドベルを鳴らすという、余りにも情けなく惨めで、そして恥ずかしい姿を晒したことに対するものであった。
 そんな2重の辱めを受けた真由美は、ベルを鳴らした後、じっと震えながら唇を噛み締めて、自分の恥ずかしい姿に対する男子たちのからかいの声に耐えていた。
 

「はい、真由美ちゃんきれいな音だったわよ。
 それじゃあ、次は希ちゃん。
 はい、”ファ”!!」
 香織は、そんな男子たちの声などまるで聞こえないかのような素振りで、続いて希に目を向けた。
 だが、その香織の視線を受けて、希の身体は硬直してしまった。
 何しろ、まだ真由美がベルを鳴らしたときに発せられた男子たちの笑い声が収まっていないのである。
 ただでさえ恥ずかしいのに、そんな状態で腰を振れるわけがない。
 だが、それでも香織は許してはくれない。
「ほら、希ちゃんの番よ。
 アソコのお毛毛は伊達じゃないでしょ。
 はい、腰を振ってベルを鳴らすの」
「あ・・・う・・・」
 希は、香織に恥毛のことまで言われて、耳まで真っ赤になって口をパクパクとさせている。
 何か言おうとするのだが、声が出ないという状況である。
「ほーら、は・や・く」
 香織が再度促す。
「は・・・はい・・・」
 希は、諦めて腰を前に向かって勢いよく突き出した。

♪ リーン

 音楽室に”ファ”の音色が鳴り響く。
 だが、それと同時に、舞い上がったスカートの中からは、先ほどの香織の愛撫のときからずっと濡れて恥丘に張りついていた希の恥毛が、男子に向かってさらけ出された。
 そして、大きく腰を突き出すことによって、繊毛に彩られた希の下の唇までもが、男子の目に晒されることとなったのだ。
 その瞬間、またもや男子の中から歓喜と嘲笑の声が漏れてくる。
 そんな中、希は男子の方から顔をそむけて、ぐっと羞恥心にこらえるのだった。


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