第49章


 長々と真由美に付き添っていた香織は、一仕事終えると、次に真由美の隣に立つ希のもとに向かった。
 ”ファ”のハンドベルを手にして・・・。

「はーい、それじゃあ希ちゃんも、お股、開いてねぇ〜」
 香織は嬉しそうな顔をして希のもとに近寄ると、足元にしゃがんだ。
「・・・・・」
 希は数秒躊躇した後、頬を真っ赤に染めながらも、無言で両脚を50cmほど開いた。
 香織は希が素直に脚を開くのを見ると、真由美のときと同じようにおもむろに希のスカートをピラッとめくり上げる。
「うーん、いつ見ても立派なお毛毛。
 これって、絶対、先生より濃いわよね」
 香織がスカートをめくるなり邪気のない口調で希の股間の特徴を口にする。
 だが、その一言で、希の顔はトマトのように真っ赤になってしまった。
「そ、そんな・・・・・センセ・・・・・」
 だが、それ以上は何も言えない。
 もし、何か言って、たった今の真由美のような目にあわされてはたまったものではない。
 希はじっと香織が早く立ち去ってくれることを願っていた。
「うーん、希ちゃんもきちんと濡れているみたいね。
 だけど、ちょっと足りないかなぁ?
 もう少し、濡らそうねぇ」
「えっ?!そ、そんな・・・あっ、あんっ!!!」
 希が反応するより早く、香織の中指が希の2枚貝の肉襞を割り裂いて、根元までズブリと膣に挿入された。
「やっ、センセ、や・・・やめてぇ・・・んっ・・・あうんっ・・・」
 希は身をくねらせながら腰を引き、開いていた脚をくの字に曲げて内股にして、ハンドベルを持った両手をスカートのところに持っていった。
 それも当然であろう。
 何しろついさっきまで全身を拘束され、いやらしい椅子に愛撫され続けて敏感になってしまった恥じらいの陰部に、さらにまた追い討ちをかけられそうになっているのだ。
 希は必死に香織の魔の手から逃れようとした。
 だが、既に香織の指は完全に希のヴァギナの中に埋もれ込んでおり、ちょっとやそっと腰を動かしたぐらいではどうにもならない状況になってしまっていた。
 おまけに香織は
「こら、希ちゃん動いちゃダメでしょ!
 これも授業で大切なことなんだから、きちんとしなさい。
 ほら、腰を前に出して、脚を開いて、手はどけて!!」
 と、逃げる希をたしなめさえしたのである。
「あ・・うぅ・・・・は・・・はいぃ・・・・・んっ・・・」
 この学園では、教師の言うことは、どんな理不尽なことであろうと絶対である。
 もし、その聖女学園固有のルールに逆らってしまった場合は、必ずその後に、さらに恥ずかしく、そしていやらしい「お仕置き」が待っているのだ。
 現に希は、午前の授業で男子のいたずらを注意したことで、放課後に亜紀子に呼び出しを受けている。
 呼び出しの内容がどのようなものであるかは、まだわからないが、決して簡単に許してはくれないであろう。
 これ以上抵抗するわけにはいかない。
 希は力なく返事をすると、ゆっくりと腰を元に戻し、脚を中途半端に開き気味にして、両手を胸のあたりまで持ち上げた。
 これで、希の最も敏感で恥ずかしい部分である股間は、完全無防備状態である。
 香織によって、そこをどうされようとも、もはや何一つ抵抗するすべはない。
「よしよし、えらいわよ希ちゃん。
 それじゃあ、改めて再開するわね。
 さ〜、濡らすわよ〜〜♪」
 香織はそう言って意気込むと、希の胎内に潜り込ませた中指を、クイックイッと曲げたり伸ばしたりし出した。
「ひゃっ・・・あふんっ・・・・んはっ・・・あ・・・そ、そんな・・・・や・・やめ・・・あうんっ!!」
 途端に希が喘ぎ出す。
 いまだ音楽鑑賞の際の炎が消えやらぬ間に、引き続き新たな刺激が加わったのである。
 無理もなかった。
 おまけに、さすがは音楽教師というべきか。
 香織の指先は、先ほどのピアノ演奏のように、非常に繊細かつ大胆に、そして的確に希の淫裂を責め立てていく。
 次第に、香織の指の動きに合わせるように、希の腰が、クイックイッと前の方にせり出してきた。
「ほーら、希ちゃん、だんだん腰が先生の方に突き出されてきたわよ。
 なんか、エッチねぇ〜♪
 お汁もこんなに出てきた。
 もう少しだよ」
「あっ・・や、やだっ・・・・は、恥ずかしいよぉ・・・・んあっ!!」
 希は、悶え恥らっていた。
 何しろ、今は音楽の授業の真っ只中で、おまけに教室の前に立っているのである。
 すなわち、希の喘ぎ、悶え、震える姿は、全てクラスの男子たちの見つめるど真ん中で晒しものにされているのだ。
 だが、どんなに恥ずかしく屈辱的なことであろうとも、希には何一つそれから逃れる術はない。
 ただ、じっと時が過ぎるのを待つだけである。
 希は、ハンドベルを持つ両手を胸のあたりで交差させ、自分自身を抱きしめるような格好で、必死に悶えに耐えていた。
 ・・・と、しばらくすると、希の下半身から「チュクチュク」といやらしい水の音が湧き出してくる。
 それは、まぎれもなく香織の愛撫によって導き出された、希の愛液の滴る音であった。
 だが、それでも香織の指先は止まらない。
 それどころか、さらに聖なる泉を湧き立たせようと、動きが激しくなる。
「あぁぁぁぁん!!!」
 あまりの激しさに、希はハンドベルを持つ両手で顔を覆い、仰け反りながら悲鳴を上げてしまう。
「うわぁ、希ちゃん、立派なお毛毛がびしょびしょになっちゃったわよぉ〜。
 このままじゃ、風邪引いちゃうから、先生が乾かしてあげるね」
 香織は、突然、希の股間を彩る繊毛に向かって、「ふぅ〜〜〜」と、息を吹きかけた。
「あひっ!!」
 まるで、やけどするぐらいに熱を持っていた恥じらいの源に、突然吹き付けられたひんやりとした冷風を感じた希は、あられもなく恥ずかしい声をあげて悶えてしまう。
 直接指で弄繰り回されるのとは違い、息を吹きかけられることによる股間全体に降り注ぐような快感に、希は、全身を震わせながら耐えた。
 だが、そんな健気に耐え忍んでいる希の努力を無にするかのように、香織は、希の股間にさらなる仕打ちを施したのである。
 何と香織は、息を吹きかけながら、希の股間の割れ目を指先でクイッと広げ、そして器用な指先を翻らせて、今まで微妙な角度と防壁によって意地悪な吐息から守られていた希の最も敏感な宝玉を、吹き荒れる竜巻の中に、無残にも晒してしまったのである。
「だ、だ、だめぇっ!!
 んくぁっ!!」
 希は、クリトリスに感じたまるで突き刺さるような刺激に、全身をネコのようにしならせて、目に涙を浮かべながら悲鳴を上げ、うめき喘いだ。
 途端に、さらに香織の方へと突き出された若草の茂る股間の割れ目からは、さらに大量の蜜がこぼれ出し、さらに潤いを増していくのだった。
「あれぇ〜〜〜、乾かそうと思ったのに、もっと濡れちゃったぁ〜〜♪
 希ちゃん、だめじゃない、先生の努力を無駄にしちゃ。
 よーし、先生、もっとがんばっちゃおっと」
 そう言うと、香織は、さらに口先をすぼめて、ピンポイントにクリトリスに向かって、さらに強く息を噴きつける。
「ぅあぁぁ・・・・も、もう・・・や、やめ・・・・・・・・・・・・・・んああぁぁぁっ!!」
 吹き荒れる風の中、希のクリトリスがさらに硬度を増し、そしてピクピクと振るえながら風の中にその身を漂わせる。
 その間も、香織は、希のヴァギナに入れた指を休めることはない。
 もはや、希の股間は、恥丘から膣の中まで、あらゆるところが香織の独壇場であった。
 希は、中と外から襲い掛かる淫らで恥ずかしい刺激に翻弄され、ただ股間からおびただしい恥蜜をたらすことしかできなかった。
 こうして、希は、自ら香織に身体をゆだね、クリトリスに息を吹きかけられながら性器を弄ばれ、悶え、泣き、そして喘いで乱れる様を、クラスメイトの見つめる中、晒させられたのであった。
 そこには、さきの授業で男子に向かって強気な言葉を投げかけた凛々しい少女と同一人物とは思えないほどに、恥ずかしさと淫らさの限りを尽くした姿を晒す美少女がいる。
 そう、この学園の女子たちは、普段、いかに凛々しく、強気で毅然とした態度をとっていようとも、毎日のごとく、情けなく恥ずかしい姿を晒させられ、そしてその姿に男子たちのいやらしく好色な視線が浴びせかけられることになるのである。
 それは、年頃の少女にとって、屈辱と恥辱以外の何ものでもない。
 かつ、この学園にいる少女たちは、皆、もし普通の学校であれば学校で1・2を争うであろうほどに類まれなる美少女たちである。
 しかし、この学園では、そんな美少女たちであっても、いや美少女たちであるからこそ、少女たちは、その淫ら極まりない地獄から抜け出すことは絶対にできないのであった。

「さーて、こんなもんかな?
 どれどれ、こっちにも塗って・・・・と」
 希の秘部がとろとろに濡れ、雫が滴り落ちるまでになったところで、ようやく蜜であふれ返る恥じらいの淫孔から指を抜いた香織は、溢れ出てきた蜜をハンドベルのグリップに塗り、そして、そのままそのグリップ部分を希の淫裂に刺し込んでいった。
「あ・・うぁ・・・・」
 希もまた、真由美と同じように白い喉を反らせて無遠慮な異物の侵入に抗った。
 しかし、香織の手はそんなことでは止まることはない。
 結局、いとも簡単に香織は濡れた希の膣の中にハンドベルを収めることに成功した。
 そして香織はさっきと同じようにハンドベルを回して向きを調整する。
「うぐぅ・・・」
 膣の中がよじれるような刺激に、希の眉間にしわが寄る。
 だが、そんな希の反応とは無関係に香織は、何度もベルの向きを微調整して、ようやく希の股間から身を抜いた。

 これで、香織に恥ずかしい思いをさせられた希の準備が終わり、2人目の愛らしいリンガーができ上がったのだった。


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