第38章


 つかの間の休息である給食を終え、ようやく昼休みになった。
 由紀と希は、食器を片付けるときにもいたずらを受けた。
 それは、給食用のお箸を膣とアナルに入れてかきまわされるというものだった。
 片手で空になった食器の乗ったトレイを持ち、もう片方の手で何とか防御しようとする希と由紀だったが、前後左右から伸びてくる何本もの男子の手に、ついに無遠慮な侵入を許してしまい、自分たちの意志とは無関係に腰を振らされてしまったのだ。
 希は、膣に2本、アナルに4本、由紀は膣に3本、アナルに1本、お箸を刺し込まれて、その上でグリグリとかき回されてしまった。
「あ・・・うぅぅ・・・・・・はぅぅっ!!」
 希は背中を丸めて苦悶の表情で耐えた。
「あひぃぃっ・・・や、やめっ・・・・あうんっ!!」
 由紀は、背を仰け反らせて身悶え、泣いた。

 このようにして、由紀にとってははじめての給食の陵辱を、希にとっても、かつての経験の中でも上位に入りかねないほどに恥ずかしいいたずらをその身に受けて、ようやく給食のときが終わりを告げた。
 

 由紀も、希も食器を片付ける気力もなく、へたり込んでいる。
 その姿を見て、きのうと同じように瑞穂が2人の食器を片付けていく。
「希、由紀ちゃん・・・・だ、大丈夫?」
 そんな2人を見つめていた真由美が心配そうな顔をして2人に問い掛ける。
「男子・・・ひどすぎるよぉ・・・・」
 綾も、泣きそうな顔をしていた。
 だが、希と由紀はそれに答えることも忘れて、肩で息をしているだけだった。
 しかし、それでも仕事は仕事である。
 由紀も希も脚を震わせながらも、ゆっくりとした足取りで給食の道具を運んでいくのだった。
 もちろん、他の女子の計らいで軽いものを選んで持っているのだが、それでも2人の足取りは心許ないものであった。

「ちょっときょうの男子ひどすぎるんじゃない?」
 教室を出てから、真由美が怒ったような口調で話し出す。
 そう言う真由美も、実はたった今食器のお皿をお尻と前の割れ目に挟み込まされて、グリグリと回転されるという恥ずかしすぎるいたずらをその身に受けていた。
「そうですわね。
 さっきの授業のときもそうでしたけど、いつにも増して・・・あのぉ・・・・・エ、エッチでしたわ・・・・」
 瑞穂は、自分がされたわけでもないのに、2人の姿を見て顔を真っ赤にし続けていた。
 だが、そんな瑞穂も、エプロンの上からお箸で乳首を摘まれるという辱めを受けていた。
「そうそう、さっきも由紀ちゃん、すっごいいじめられてたぁ。
 ねぇ、希ちゃん、由紀ちゃん、だいじょーぶ?」
 綾が、本当に心配そうな顔をして、由紀と希の顔を覗きこむようにして聞いてきた。
 綾もまた、エプロンをめくり上げられ、下半身のいたるところをスプーンの背でペチペチと叩かれるというかわいらしいいじめを受けたのだった。
「う・・・・うん・・・・。
 わたしは・・大丈夫・・・・だけど、ゆ、由紀ちゃんが・・・・・・」
 希は、ゆっくりとした足取りで廊下を歩きながら答えた。
 そんな希の半歩後ろを、由紀がふらふらとした足取りで、さらにゆっくりと歩いていた。

 由紀は、内股になってたびたびよろけながら、軽目の給食道具を運んでいた。
 だが、その内股には脚の付け根から流れ出る恥ずかしい蜜でいく筋もの線ができあがり、廊下のところどころにはしたないシミを残している。
 由紀は、さきの国語の授業から続けて給食の時間に至るまで、再三に渡り激しいいたずらをその身に受け続けていたのだが、ただの1度も絶頂に達していないのである。
 椅子のバイブも、そして一見激しいだけに見える男子たちのいたずらも、実に憎らしいまでのタイミングでそのいたずらを中断することで、由紀の身体の中にくすぶる官能を、際限なく高めるだけ高めて、その状態でずっと焦らし続けられていたのだ。
 それは、女としの生理を全く無視した悪魔のような仕打ちであった。
 そんな激しい責めを、小さなそして未熟な身体で受け止めた由紀は、熱が出たかのように顔を赤くしたまま、ふらつきつつ廊下を歩いていた。
 ときどき、何かに耐えるかのように眉間に皺を寄せ、立ち止まってしゃがみこみそうになってしまう。
(・・・・や・・・・身体が変・・・・・・・・。
 まるで、きのうの夜みたいになってる・・・・・んふぅ・・・・)
 由紀は、身体じゅうがまるで媚薬に侵されてしまったかのような感覚を感じていた。
 歩くたびに硬く起きあがった乳首に押し上げられたエプロンが擦れて、頭のてっぺんまで突っ切るような快感が流れてくる。
 股間などは自分の動きによって生み出される空気の流れさえもが、淫裂を刺激しているような気がする。
 由紀は、自分の身体が何か不思議なものに変わっていくような感覚に戸惑い、そして淫らな渦に飲み込まれないように耐えていた。
(あぁ・・・・・か、身体が・・・・・・)
 由紀は、とうとう足を止めてしゃがみ込んでしまった。
「う・・・うぅ・・・・・」
 その途端、コプッという音とともに、由紀の淫裂の中に溜まっていた愛液が床に落ちた。
「由紀ちゃん、大丈夫?!」
 突然立ち止まった由紀に、希が振り向いて問い掛ける。
「あ・・・・んっ・・・・・・・・・・」
 由紀は、泣きそうな顔で希の顔を見つめるだけだった。
 給食道具を持つ両の手は、今にも自分の身体の疼きを慰めようと震えている。
 しかし、こんなところでそんなことができるわけがない。
 もし仮にここが学校でなければ、いや、周りに人が、クラスメイトがいなければ耐え続けられるかどうかわからないほどに、由紀の身体は恥ずかしい衝動に侵されていた。

 希は、由紀の訴えかけるようなまなざしを見返し、その意図を全て知りながらも、どうすることもできなかった。
 ここは学校である。
 そして、今いるのは周りにはクラスメイトの女子はおろか、男子生徒も行き交う廊下の真中なのだ。
 そんなところで、由紀にこれ以上恥ずかしいことをさせるわけにはいかない。
 そして、この学校には女子が1人で隠れることのできる場所は、ただの1つもないのである。
「由紀ちゃん、辛いと思うけど、頑張って・・・」
 希はそう言って由紀の脇に手をかけて、由紀を立たせるとゆっくりとした足取りで廊下を歩いていった。
「あうぅ・・・・・あんっ・・・・・・・・の、希ちゃん・・・・・・」
 由紀は、希に抱かれながら喘ぐような口調で言葉を紡ぎ出そうとしたが、それは余り成功しなかった。
 そうして少女たちは、全裸の上にエプロン1枚だけを身に着けて、持たれ合いながら歩いていくしかなかった。
 

 ようやく、給食準備室にたどり着いた5人の少女たちは、ようやく制服に身を包んだ。
 エプロンの上からはみ出していた乳首は、シースルーながらもセーラー服の下に隠れ、丸出しだったお尻はスリット入りながらもスカートの下に隠れる。
 ようやく、外見だけは普通の女子中学生に近づいた少女たちは、教室へと戻らなければならなかった。
 それも、きのうと同じように廊下の三角棒の上を跨ってである。

 さっき、体育の授業の後に廊下を渡ったとき廊下の棒が振動をしたため、きょうはもうあの悪魔のような振動は発生することはない。
 とはいえ、振動がないにしても、この廊下の三角棒は少女たちにとって大いなる凶器なのである。

 制服に着替えて、ようやく瞳の色を取り戻しつつある由紀は、目の前にそびえるその三角棒を見て、おびえた表情になる。
「ま・・・またこれなのね・・・・・・」
 由紀の絶望も当然である。
 学園生活2日目で、あれだけの責めを受けてきた身体だ。
 その三角棒の上にこの身を置けば、どのようになるかは明らか過ぎるほど明確であった。
 だが、この学園では校則は絶対である。
 どのような状況であろうと、廊下を渡るときには、この三角棒を跨って進まなくてはならないのだ。

「由紀ちゃん・・・ごめん・・・ダメなの。
 わたしたち女の子は、ここでは・・この学校ではいやらしいことから逃げることはできないの・・・。
 由紀ちゃん・・・、我慢しよ・・・」
 希は、悲痛な表情で由紀に語りかける。
「の、希ちゃん・・・・う・・・ん」
 由紀は、諦めたように顔を伏せ、目を閉じてゆっくりとうなずいた。
 

「それでは、教室まで戻りましょう。
 由紀さんも・・・・・・・・頑張ってくださいね・・・・・」
 瑞穂が、みんなに声をかけると、皆、無言でうなずいた。
 そうして、5人の少女たちは、再び棒の上にその身を乗せていった。
 まず、瑞穂が乗り、その後ろに真由美に手を借りて綾が乗った。
「うくぅ・・・」
「あひぃ・・・・」
 由紀や希ほどには責められていないとはいえ、ほかの少女たちも3時間目の授業で椅子のバイブに悩まされ、そして給食の時間に大なり小なりいやらしいいじめをその身に受けたのである。
 その被虐の最大の源にされている淫裂に深々と食い込む三角棒の感触は、少女たちをとても平静な状態のままで許してはくれなかった。
 瑞穂の秘裂からも、そして綾の淫裂からも、新たな恥蜜が流れ出す。
「あぁ・・・や・・・やっぱり、わたくしもまだ慣れませんわ・・・・・・あぁ・・・」
「あきゅぅ・・・・あ、綾も・・・・だ・・めぇ・・・・」
 瑞穂も、そして綾も、これまで1年間この学園で暮らしてきたにもかかわらず、この破廉恥極まりない淫らな仕打ちに決して慣れることはできていない。
 そして、2人に続いて由紀が三角棒の上に乗ることになった。
(わ、わたし・・・耐えられるの・・・・)
 由紀は、余りにも分の悪いこの破廉恥なルールに、怯え震えていた。
「由紀ちゃん、いい?」
 真由美は、そう言って由紀の両脇に両手を差し込んで、由紀が身体を持ち上げるのを手伝った。
「あんっ・・・・う、うん・・・」
 由紀は、ただ脇に手を添えられただけで一瞬身体を強ばらせたが、そのまま真由美の手を借りて棒の上へと移動していった。
 震える由紀の股間に三角棒の頂点が迫り来る。
 そして・・・・・。
「あひぃぃぃっっ!!!!!くっうぅぅぅ・・・・・・・」
 由紀のスカートの中に隠れた白い割れ目が廊下の凶器に触れた瞬間、割り裂かれた由紀の淫らな唇と、その奥に隠れていた肉豆が圧迫される感覚が、背筋を流れて頭の先まで電流が走るかのように由紀の身体を駆け巡った。
 それと同時に、由紀は目をつむり、眉間に皺を寄せて全身を強ばらせて、叫んだのであった。
(だ、ダメ・・・・た、耐えなくちゃ・・・で、でもぉ・・・うぅ・・・・んっ、んあんっ!!)
 由紀は、今にも感極まって果てそうになる身体の欲求を無理やり抑えこみ、狂暴なまでの刺激を送ってくる三角棒の仕打ちに、絶頂を極める寸前のところで、何とか淫の奔流を食い止めた。
「由紀ちゃん、大丈夫?!」
 まだ棒の上に乗っていない希が、由紀が棒の上でせめぎあっているのを見て、心配そうに声をかける。
「んっ・・・・だ、だいじょう・・・・・・・・ぶ・・・・」
 由紀は、うっすらと目を開けながら、希の方を向いて答えたが、とても大丈夫そうには見えない。
 現に、まだ少しも動いていないにもかかわらず、由紀は身体をくねらせ、脚をもじもじさせながら悶え始めている。
「いい、由紀ちゃん、ゆっくり、ゆっくりでいいからね。
 頑張るのよ」
 真由美は、そんな様子の由紀を見てアドバイスを告げる。

 そして、由紀が登ったあとには、希、真由美の順で棒の上の餌食になっていった。
 

「あはぁ・・・んっ・・・うふぅ・・・あん・・・・」
「きゅぅ・・・んぐっ・・・あ・・・ふんっ・・・・・」
「う・・・うぅ・・・んあぁぁっ・・・・あっ・・・・はぁんっ・・・くぅ・・・」
「あっ・・くっ・・・・・ぐぅぅ・・・・・あふんっ」
「あひぃ・・・・んふっ・・・・あんっ」
 廊下に5人の喘ぎ声がこだまする。
 いや、もはや5人の声だけではなかった。
 給食の後片付けを終えたほかのクラスの女の子たち、すなわち1年生や3年生の女子生徒たちもまた、由紀たちと同じように三角棒の餌食になっていた。
 3学年、15人の少女がシースルーのセーラー服とスリット入りのミニスカートを身につけて、淫靡な行進をしている。
 誰一人として、股間から蜜を垂らさずに、そして喘ぎ声を漏らさずに進んでいる少女はいない。
 1年生はもとより、3年生の女子生徒までもが、そして当然、瑞穂、綾、由紀、希、真由美たち2年生も例外ではなく、破廉恥な姿を晒し、はしたない声をこらえきれずに、恥辱の行進を続けていくのだった。

 こうして、恥辱の廊下行進をようやく終えた少女たちは、ふらふらとした頼りない足取りで、それぞれの教室へと戻っていった。
 由紀たちも、ようやく教室にたどり着く。
 どうにか、誰も、由紀も逝かずににたどり着くことができたのは、奇跡としかいいようがない。
「はぁ・・・はぁ・・・・んっうぅ・・・」
 だが、いかに気をやらずに済んだといっても、それほど無事というわけにはいかなかった。
 廊下の三角棒にはそれだけの力があるのである。
 少女たちは、皆一様に顔を赤らめ、そしてスカートに隠れる淫裂から愛液を滴らせながら教室に入っていった。
 特に、由紀の股間の蜜の量はほかの少女たちから見ても、ひときわ著しかった・・・。
 

「はぁ・・・もう疲れたわ。
 きょうは、これで帰りたい気分よ」
 希が、教室の後ろの方で愚痴る。
「だめですよ、希さん。
 まだ、午後の授業が残っているんですから・・・」
 そんな冗談を、真顔で瑞穂がたしなめる。
「まぁねぇ、きょうは確かに大変だったもんねぇ。
 体育の授業にしても、そしてその後の授業や給食にしたって・・・普通じゃなかったわ」
 真由美が、口を尖らせて希に同調する。
 その頬が少し赤らんでいるのは、いまだに朝の仕打ちが身体の奥底に残っている証拠である。
 真由美は、今の廊下渡りのときも、朝のトイレの影響を引きずらざるを得なかったのである。
 それでも、果てずにたどり着いたのは、真由美の類稀なる強い意志の賜物だ。
 だが、真由美にどうにか抑えることができるのは心だけ。
 真由美の身体の方は、朝から続く学園の淫ら責めに、的確に反応し、いやらしい動きを示しているのだった。
 そんな自分の身体を、いたわるようにしながら、真由美はクラスメイトとの会話をしていた。
「ねぇ、由紀ちゃん、もうへーき?」
 綾が、まだ肩で息をしている由紀のことを、本当に心配そうな顔で覗き込み、上目遣いで問い掛けた。
 由紀は、目の前に突然現われたかわいらしい綾の顔に、一瞬ドキッとしながらも、
「えっ・・あ・・・うん、も、もうだいぶ・・落ち着いたわ」
 と、真っ赤な顔でたどたどしく答えた。
「よかったぁ」
 途端に綾が笑顔になる。
 全てが洗い流される・・・そんな笑顔だった。
 

「ところで、次の授業はな〜に?」
 希が、ふと思い出したように問い掛けた。
「え〜っと・・・・次の授業は・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!」
 真由美が宙を見上げて何かを思い出すような目をした後、急に何かを思い出したように、表情が硬くなった。
「なんだっけぇ?」
 まだ、事の重大さに気がついていない綾が、のほほんとした声であごに指を当てながら考えている。
 そして、先ほど真由美と同じ結論にいきついた瑞穂が、クラスメイトにその答えを告げた。
「・・・・・お、音楽よ・・・・・・」
「「!!!」」
 希と綾が、瑞穂の言葉にビクッとして、唾を飲み込んだ。
 目の前で表情がめまぐるしく変わる4人のクラスメイトを前にして、由紀は何もわからずに、ただ不安な表情を浮かべるだけだった。


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