第31章


 少女たちは、京香の指示に従い、皆うなだれながらマットの前に並んだ。
 5人とも、はっきりと不安と恐怖の表情を浮かべている。
 おびえた少女たちは、汗を吸って完全に色が透け透明になったTシャツと、股間がパックリと割れたブルマー、そしてその穴からバイブレーターを挿入した姿で、それぞれのマットの前に並んでいた。
 後ろからは、男子たちの好色な視線が痛いぐらいに突き刺さる。
 その視線は、疑いようもなく、これから眼前で行われる同級生少女たちの淫らなマット運動への期待によるものである。

 由紀は、後ろから視線が注がれていることを全身で感じ取りながら、マットの前に立っていた。
 両手で透けた胸を隠しているものの、股間から飛び出したバイブはいかようにも隠しようがない。
(こんな格好で、本当にさっき先生がしたことを・・・・・・)
 由紀は、恥ずかしさと惨めさとでいっぱいになった。
 しかし、京香はそんな少女たちの心の動きを知ってか知らずか、容赦なく号令を飛ばす。
「ほら、みんな、さっき先生がやった通りにきれいに回るのよ。
 はい、始めて」

 少女たちは、ゆっくりとかがんでいき、マットに両手をついた。
 由紀も、それに倣ってゆっくりとしゃがみこみ、両手をマットの端につける。
「お、ブルマーが割れた!」
「ピンクの棒が生々しいねぇ」
 待ちに待った瞬間に胸を躍らせていた男子生徒から、当然のごとくいやらしい指摘を受ける。
 しゃがんだ姿勢になると、ブルマーの底は引っ張られ、左右に広がる。
 当然、スリットもお尻の方まで広がって、由紀のかわいらしいお尻の割れ目をさらけ出してしまうのだ。
 由紀は、もう消え入りたいぐらいの恥ずかしさを感じていた。
 しかし、本当に恥ずかしいのはこれからである。
 
 由紀は、震える身体を何とか抑えながら、ゆっくりと前転を開始した。
 当然、回転するに従って、今まで下を向いていた由紀の恥ずかしい部分が上の方に上がってくる。
 とうとう、由紀の最も恥ずかしくいやらしい部分が、男子たちの目の前にさらけ出された。
「おおぉ、先生とは違って、シンプルな割れ目」
「いや、でも濡れ方は先生よりすごいぜ」
「きゅっと締まったアナルがいいなぁ」
 お尻の方から聞こえてくる男子生徒たちの容赦ない発言に、身体じゅうが燃えたように熱くなる。
 何しろ、さっき京香が実演していたのを見ているので、自分が今どんなに恥ずかしい格好をしているのか、手に取るようにわかるのだ。
 回転している最中は、自分の最も恥ずかしい部分を隠すことは一切不可能である。
 ましてや、身体を丸めているためブルマーのスリットはこれでもかといわんばかりに、由紀の股間を避けるように広がり、いやらしい淫裂と、セピア色のアヌスを堂々と見せつけているのだ。
 そして、何より淫孔に突き刺さったピンクのバイブが頭を出している。
 女としての羞恥を全て晒したような格好に、由紀は今更ながら泣き出しそうになった。
 おまけに、回転している最中も胎内に埋もれたバイブは微妙に位置を変えて、内壁を刺激するため、由紀の意志とは無関係に秘肉が潤い、いやらしいよだれを流してしまっているのだ。
(もういや・・・・)
 由紀の心の声は、クラスの女子生徒全てに共通の思いだった。

 
 それでも、前転は続けなくてはならない。
 女の器官を満遍なく360度さらした由紀は、その終着点に着こうとしていた。
(く、くる・・・)
 由紀は、これから起きるであろう淫らな刺激に耐えようと身構えた。
 そして、由紀のお尻がマットと接吻をする瞬間、
「ヴィーーーーーーーーーン!!」
 という音が、由紀の股間から発せられた。
「んぐぅ・・・・・」
 由紀は、マットに股間が押し付けられ、バイブが動作した瞬間、今まで丸めていた背筋をピンと伸ばして、呻き声を上げた。
 しかし、それでも回転の勢いがついていた由紀は、一瞬でお尻をマットから離し、それと同時にバイブの動きが停止した。
「はぁ、はぁ・・・・こ、こんなの・・・・マット運動じゃ・・・・」
 だが、そんな一瞬の刺激でさえも、今の由紀にとっては耐えられないほどの衝撃が身体じゅうを駆け巡る。
 おまけに、由紀の股間がマットから離れるとき、由紀の耳にも、「ネチャッ」というぬめった音が聞こえてしまっていた。
 度重なる恥辱と淫らな刺激に耐えられなくなった由紀の淫裂が、いやらしい蜜を垂らしているのである。
 由紀にはわからないことだったが、由紀が起き上がるときにお尻とマットの間には、何本ものいやらしい糸が伸びて、そして切れたのが男子生徒から丸見えであった。
 当然、由紀がお尻をついたあたりには、丸いしみが残されている。
 それは、京香の3つ目のしみよりも大きなものだった。
 

 1回目の前転を終えた由紀は、ふと横の方に目を向けてみた。
 そこには、自分と同じように前転を終え、股間を濡らしながらも必死に耐えている4人の少女の姿があった。
「はい、続いて開脚前転!」
 ようやく前転を終えた少女たちがつかの間の休息をとっているときに、京香の指示が飛んだ。
 由紀も、正面に向き直り、目の前にまっすぐに伸びるマットを見つめた。
(次は、開脚前転・・・・・脚を広げて・・・・・そ、そんなぁ・・・)
 しかし、いくら拒絶しようにも京香の指示が変わるわけではない。
 他になす術もなく、由紀をはじめとして5人の少女はさらに屈辱的な恥態を晒すために、開脚前転を開始した。

 由紀は、再び身体を回転させる。
 先ほどと同様に、男子生徒たちに向かって、全ての恥じらいを晒しながら回転していく。
(いや・・・み、見ないで・・・・・・)
 そんな由紀のはかない願いは到底かなえられるわけもない。
 いや、更なる恥辱へと変わって降りかかるだけであった。
「おい、1回目より濡れてるぜ」
「ホントだ。
 由紀ちゃん、1回回っただけで、感じちゃったんだ。
 まだまだ、先は長いのに」
(そ、そんなこと言わないで・・・)
 由紀自身にも、1回目よりも自分の股間が濡れて火照っているのがわかっていた。
 しかし、どうしようもない。
 一切隠すこともできずに、バイブの突き刺さった股間を、いや女の全てを満遍なく回転させながら体育館の中を回っていくのだった。
 そして、腰がマットにつく瞬間、勢いよくガバッと両脚をまっすぐになるように開いた。
(い、いや・・こんな格好・・・・・)
 しかし、由紀が格好を気にする間もなく、次の刺激が加わった。
「ヴィーーーーーーン」
「んくぅぁーー!!」
 マットにぶつかって由紀の膣内に納まったバイブが激しく振動を開始したのである。
 先ほどとは違って脚を開いて股間をマットにつけているため、さらに奥まで入りこんでいる。
 そして、それとともに振動はさらに過激さを増していった。
 どうやら、このバイブは縮められれば縮められるほど、激しく少女たちの内壁をいじめるようになっているらしい。
「あんっ・・・んっ・・・・・や、や・・・」
 由紀は、予想以上の刺激に回転の勢いを止められてしまい、お尻をマットにつけた状態で止まってしまった。
 当然、その間由紀の股間では行き場の失ったバイブが激しく振動をし続ける。
(い、いや・・・だめ、こ、これ以上されたら・・・・・んぁぁ・・・)
 由紀は、脚をいっぱいに開いてマットの上に座りこんだ状態で、どうすることもできなくなってしまった。
 起き上がろうにも、身体に力が入らないのである。
「うっ・・くっ・・・・・んっ・・・・・んあん!!」
 と、由紀が悶えているとき、突然由紀のお尻が持ちあがり、それと同時にバイブの振動が止まった。
「はぁ、はぁ・・・・んぅぅ・・・・・・・んふぅ・・・・・・あ、せ、せんせ・・・・」
 そう、起きあがれなくなった由紀を補助したのは京香だった。
 京香は、起きあがれなくなってしまった由紀のお尻に手を添えて、起こすのを手伝ったのだった。
「ほら、由紀さん、きちんと勢いよく起きあがらなくちゃだめじゃないの。
 こんなにちっちゃなお尻なんだから、簡単でしょ」
「は・・・・はひ・・・・」
 由紀は、舌がまわらない様子で、それでも赤い顔をしながら何とか返事をした。
 
 と、返事をしたところで、由紀は少し理性を取り戻した。
 そして、今自分が取っている姿勢を思い出してしまったのである。
 両脚は限界まで全開に開かれており、両手は自分の前のマットについている。
 つまり、何一つ隠すことのできないお尻を、思いっきり開いて男子生徒たちの方に突き出しているのである。
 おまけに、バイブによる再三の責め苦によって、由紀の秘唇はネップリと濡れ開き、淫靡な光沢に包まれている。
「い、いや!!」
 由紀は思わず脚を閉じようとしたが、まだお尻を支えていた京香が由紀のお尻をポンと叩いて、
「ほら、由紀さん、まだ体勢を崩しちゃだめよ。
 じっとしてるの」
 と、由紀の閉じようとする身体を諌めた。
「う・・・・うぅ・・・・・」
 由紀は、自分のとらされている破廉恥極まりない体勢にうめくことしかできなかった。
(こ、こんな格好なんて・・・・・あ、あそこもお尻も丸見えじゃない・・・・・。
 それに、あそこが・・・・・あぁぁ・・・)
 由紀はどうすることもできない羞恥に身悶えていた。
 そして、由紀が思っていた通り、由紀の股間は淫らに乱れていた。
 バイブによる激しい刺激のため溢れ出した蜜は、お尻を上げた今でも、マットと淫裂との間に何本もの糸を引っ張っている。
 その糸は、たっぷりと粘りを持っていて、そう簡単に切れることはなさそうなほど大量の蜜からできていた。
 さらに、淫孔から飛び出したバイブの先端からも、絶え間なく流れ出す由紀の羞恥の涎が、ツツーっと垂れて、一瞬ごとに真下のマットのシミを広げていく。
 そんな恥知らずな秘肉が、ヒクヒクと震えながらバイブをくわえ込んでいるのだ。
 とても、きのうまで処女であったとは思えないような淫猥さである。
(もう、やめて・・・・許して・・・・)
 由紀は恥ずかしい格好をとったままの状態で、京香の指示を待ち続けていた。
 当然、他の4人の少女たちも、由紀と同様の体勢を取ったままの恥ずかしい格好で、男子生徒たちの視線を股間で受け止めている。
 
 と、そこへ周りを見まわした京香が、由紀のお尻に手を添えたままで声をかけた。
「みんな、きちんと開脚前転できたわね。
 でも、次の伸膝前転は難しいわよ。
 きちんと勢いをつけて、起き上がるときに・・・・・」
 京香は、少女たちに恥辱の体勢をとらせたままの状態で次の伸膝前転の説明を始めた。
(そ、そんな・・・・先生・・・・・は、早くぅ・・・・)
 由紀は、延々と続く京香の説明を聞きながら、早くこの体勢から逃れたい気持ちでいっぱいだった。
 その間、ずっとお尻を晒す姿勢を強制されている由紀は、男子生徒からの視線を痛いほどに感じていた。
(いや・・・み、見てる・・・・わたしのあそこを・・・・・)
 由紀の股間はジュンと潤っている。
(だ、だめ・・・・・・・濡れてるぅ・・・・・・や、やだ・・・・)
 由紀は、男子に恥ずかしい姿を見られるという羞恥心に震えていた。
「おい、由紀ちゃん、すっげー濡れてきてるぜ」
「ホントだ、見られて感じてるんじゃねぇの?」
「随分、この学園への順応性が高いなぁ」
「それにしてもすごいなぁ、あの汁の量。
 もう、滝みたいだぜ」
(そ、そんな・・・わたしそんないやらしい女の子なんかじゃない・・・・・・・)
 由紀は、お尻に向けられた男子たちの嘲笑を涙をこらえながら聞いていた。
 しかし、由紀の下半身はそんな主人の心とは裏腹に、自由に女としての機能を発揮していた。
 男子たちの指摘の通り、由紀の淫裂からはとめどなく愛液が漏れだし、既に由紀の股間とマットをつなぐ一本の筋になっていた。
 蛇口が壊れた水道のように、細い液を絶え間なく流し続けている。
 そして、ときおり思い出したように、ビクッとバイブを締め上げるように強ばるのだ。
 そのたびに、男子生徒の笑い声といやらしい指摘が飛び交い、由紀の羞恥心をかきたてる。
(だめ・・・・・・も、もう耐えられない・・・・・・・・)
 由紀が、この体勢にギブアップしそうになったとき、
「・・・・・みんな、わかったわね。
 それじゃあ、伸膝前転よ。
 はい、始めて」
 と、京香の長い説明が終わった。
 それと同時に、
「はい、由紀さんも始めて」
 とポンとお尻を叩いて京香が離れた。
 

(あと一つ・・・・あと一つで・・・・)
 由紀は唾を飲みこみ、あと一回の前転で解放されるという思いだけで、前転を開始した。
 回りはじめから脚を限界まで広げている由紀の股間は、恥ずかしい無毛の亀裂をもろ見えの状態としたままの回転を余儀なくされる。
(う・・・こんな格好なんて・・・・・)
 今までこんな屈辱的な格好など見たことも聞いたこともない、ましてや自分でとったこともない由紀にとって、このマット運動は地獄のような仕打ちでしかなかった。
 きのうまでは、自分の秘密の部分など、他人はおろか自分ですら見たこともなかったのに、今はその恥ずかしい部分を惜し気もなくクラス中に晒さなければならないのである。
 しかし、そんな由紀の心の苦しみとは関係なく、授業は進んでいく。
 由紀は、脚をいっぱいに開いたままの状態で回転していた。
 もう由紀の股間は蜜が溢れだし、今にも飛沫を上げそうなほどに潤っている。
 そしてそこにはピンク色の一本のバイブが突き刺さっているのだった。
 由紀は、回転するに連れ微妙に位置を変え刺激を与える淫棒に耐えながら、必死に思いで前転をしていった。
 そして、お尻がマットにつく瞬間、今まで思いっきり開いていた両脚をピタッと閉じ、ピンとまっすぐに伸ばした。
「うぐっ!」
 脚を動かした瞬間、バイブがずれ、奇妙な感触が股間を襲い、由紀は思わず声を漏らしてしまった。
 しかし、それでも回転を止めずに、勢いをつけて立ち上がろうとした。
「ヴィーーーーーン」
「んあぁぁ!!」
 そして、バイブの振動音と由紀の喘ぎ声が発せられたのは全くの同時だった。
 その一瞬に力の抜けてしまった由紀は中途半端にマットから腰を浮かせることとなった。
 あともう少し強くマットから起き上がることができれば、何とか立ち上がることができたかもしれない。
 しかし、今1歩及ばなかった。
 そして、それは由紀に更なる仕打ちを与えることとなった。

 中途半端に50cmほど浮き上がった由紀のお尻は、重力に逆らいきることができずに、落下を始める。
 そして、勢いよくマットの上に尻餅をついた。
「ヴィーーーーーーーーーーーーーーーン」
「きゃっ、んうあぁぁ・・・・・・・」
 勢いよくマットに押しつけられた股間の中に埋もれたバイブが勢いよく動作を再開したのである。
「んぐぅ・・・・・・も、もぅ・・・・・んっ」
 由紀は、身をひねって身体を横にし、マットから股間を離すことでようやくバイブによる執拗な責めから逃れることができた。
「はぁ、はぁ、・・・・・・・・ふぅ・・・・・・」
 由紀は、マットの上で息を荒げながら横向きに倒れていた。
 横に向けられた由紀の股間からは、再三にわたる刺激に耐えかねたように、流れるような愛液がマットの上にシミを広げていく。
 しかし、立ち上がる気力もなくなってしまった由紀には、その情けないまでに濡れて痺れる下半身をかばうことはできなかった。

 由紀は、もやがかかったようにかすんだ目で、隣の希の姿を見た。
 希もどうやら立ち上がることができなかったようである。
 マットの上で仰向けになって荒い息を整えていた。
 その息遣いに合わせて、透明なTシャツに包まれた2つの乳房が上下している。
 由紀はふと今まで下半身ばかりに気を取られて上半身も透けて丸見えになっていることを思い出してしまった。
 由紀は、マットの上で身を縮め、うずくまるようにして上半身を抱きしめた。
(なんなの・・・・こ、この授業・・・・・こんなの体育じゃない・・・)
 

「はいはい、女子はみんな終わった?
 だめねぇ、最後の伸膝前転ができたのは真由美さんだけ?
 もう少し、練習しなくちゃだめよ。
 ほら、いつまでもマットの上に寝ていないで立って」
 女子のマット運動が終わったのを見届けた京香は、パンパンと手を叩きながら女子を促す。
 ぐったりと倒れていた由紀も、京香の声でのろのろとした動作で立ち上がった。
「んっ・・・ま、また中で・・・擦れる・・・・」
 由紀の中に入っているバイブは、潤滑油が増えたため、さっき以上に中で自由に動くことができるようになっていた。
 由紀の身体の動きに合わせて、右に左に、グチュグチュという音を立てながらその位置を微妙に変化させる。
 おまけに、マット運動中に散々いじめられた由紀のあそこは、非常に敏感になっており、ちょっとした動きでも激しい快感を呼び起こす。
「くっ・・・ん」
 由紀は淫孔から湧き出す刺激に耐えながらようやく立ち上がり、自分の列へと歩いていく。
 歩く由紀の足元にはポタポタと淫液が垂れ落ち、由紀の歩いた軌跡を体育館の床に残していっていた。
 

 恥ずかしい跡を残しながら列の後ろに並んだ由紀は、ふと横に並んでいる希と目を合わせた。
 希も、沸きあがる快感に必死に耐えているようで、脚を内股にし体を震わせている。
「の、希ちゃん・・・・・・これが・・・体育の授業なの・・・・・・・?」
 由紀は、周りには聞こえないような小さな声で、希に話しかけた。
「・・・・う・・ん・・・・・。
 た、体育の時間は、前からこんな感じ・・・。
 んっ・・・はぁ・・はぁ・・・・。
 授業のいやらしさは、他の授業と比べて群を抜いているわ・・・」
「・・・・・・・」

 由紀の希が切迫した状況の中で会話をしている最中も体育の授業は続いていた。
 女子の後に続いた男子たちは、皆、きれいなフォームで前転をクリアしていく。
 もともと運動神経のいい生徒たちである。
 何のハンディも持っていない男子生徒たちにとってみれば、こんなマット運動など苦でもない。
 そして、当然のように男子たちが終わった後には、再び女子の順番が回ってくる。
 5人の少女たちは、1回目以上に敏感になった秘所を携えて、再度前転に挑戦することとなるのである。
 由紀をはじめとして少女たちは皆、神妙な顔つきでマット運動をはじめていった。
 

 この授業中、由紀たちはその後3回前転を行った。
 結局由紀は、1度も最後の伸膝前転を成功することはなかった。
 それは瑞穂と綾も同様である。
 そして、バランスを崩すたびに、淫らに身体をくねらせて、男子生徒たちの目を楽しませることとなった。
 希は1回だけ成功したようであったが、残りは失敗し恥辱の尻餅を強いられた。
 唯一真由美だけが、よろけながらも全て立ち上がることに成功したようだったが、それでも、股間から流れ落ちる愛液は止めようがなかった。

 結局、程度の差はあれ、少女たちはみんな、恥ずかしい姿を男子生徒たちに晒すという体育授業の本来の目的を、自分たちの意志とは関係なく強いられていったのである。


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