第14章
亜紀子による破廉恥な道徳の授業は、瑞穂の恥ずかしい絶頂とともに終わりとなり、きょう1日のすべての授業が終了した。
「それじゃあ、授業を早めに終えるけど、北島先生が来るまで少し待っててね。
あ、そうそう真由美ちゃん、瑞穂ちゃんをよろしくね」
亜紀子はそう言って教室を去っていった。
先ほど亜紀子に散々淫らないたずらをされた瑞穂は、いまだに教師用の椅子の上で力尽きたように眠っている。
亜紀子が教室からいなくなると、教室はざわざわと騒がしくなる。
亜紀子に瑞穂のことを任された真由美は、教室の前で眠っている瑞穂のところへ向かった。
「瑞穂、瑞穂。大丈夫?」
真由美は、瑞穂の傍らまで行くと優しく問いかけた。
しかし、瑞穂は一向に反応しない。
と、そこへ心配そうな顔をしながら綾が近づいてきた。
「瑞穂ちゃん、大丈夫?」
「うん、眠っているだけだから大丈夫だけど・・・。
亜紀子先生も優しい顔して、Hなことばっかりするんだから・・・」
「そーいえば、この前はまゆちゃんだったよね。
あのときも、すごかった・・・」
「言うな!綾!
わたしだってすっごく恥ずかしかったんだから」
「あのときも、まゆちゃん授業が終わった後倒れちゃったよね。
いっつも、亜紀子先生の道徳の授業のときは、女の子が気を失うまでHなことさせられちゃうんだもん。
恥ずかしいな・・・・・」
「ほんとに・・・。
あ、瑞穂、気がついた?」
耳元で話し声が聞こえたせいか、ようやく瑞穂の意識が戻ってきた。
「うう・・・あ、真由美さん・・・わ、わたくし、一体・・・・」
瑞穂は、まだはっきりしない意識の中で今までのことを思い出そうとしていた。
「瑞穂は、さっきの道徳の授業で気を失っちゃったのよ。
覚えてる?」
「あ・・・わ、わたくし・・・・みなさんの前で・・・あぁぁぁ!」
ようやく、先ほどの自分の恥態を思い出した瑞穂は、真っ赤な顔を両手で覆ってうつむいてしまった。
「そうそ、瑞穂ちゃん、さっきの授業でおしっこまで漏らしちゃったんだよ」
「あぁぁぁぁ、わたくし、そんなはしたないことまで・・・」
と言って、瑞穂は自分の目の前に広がっている小水の水溜りを目にした。
「こら、綾!
そんなことまで言わなくていい。
瑞穂、気にしないで。
さ、席に戻れる?」
「あ、はい、だ、大丈夫です」
瑞穂はそう言って立ちあがろうとしたが、椅子から腰を浮かせた瞬間ふらついてしまい、真由美にもたれかかった。
どうやら、まだ腰が抜けて脚に力が入らないようである。
「ほら、肩貸してあげるわ」
「すみません」
瑞穂は真由美に肩を借りながら自分の席まで戻っていった。
そして、真由美に支えられながら椅子に座ろうとした瞬間、
「あひぃぃぃ!!んあぁぁ・・・だ、だめぇぇぇーー!!!」
と悲鳴を上げて身体をのけぞらせた後、ぐったりとしてしまった。
どうやら、亜紀子による愛撫で果てた瑞穂の股間はまだ回復しておらず、2本の棒のわずかな刺激でさえも耐えきらないほどに敏感になっていたようである。
瑞穂は、2本の棒が2つの穴に侵入すると同時に再び絶頂を迎えてしまっていた。
「瑞穂、大丈夫!」
自分の目の前であられもなく果ててしまった瑞穂を見て、真由美は慌てて声を上げる。
しかし、瑞穂はぐったりと背もたれにもたれかかって、よだれを垂らしたまま焦点の合わない視線で宙を眺めていた。
ときおり、ビクッビクッと身体が強ばる。
「・・・み、瑞穂・・・」
そんな瑞穂の姿に手を伸ばそうとしたとき、教室の扉が開き、玲子が入ってきた。
「はい、ホームルームを始めます。
みんな席に着いて」
教室の中を歩き回っていた生徒たちがぞろぞろと席についていく。
真由美は瑞穂のことが心配だったが、仕方なく自分の席に戻っていった。
「はい、みんな席に着いたわね。
きょうは、朝礼があったり転校生が来りといろいろあって落ち着かなかったと思いますが、あしたからは普通どおりきちんとするのよ。
水野さんも、この学園にきて、今までと随分違った生活であることがわかったと思うけど、少しずつ慣れていくようにね」
「は、はい」
由紀は、きょう1日の破廉恥極まりない学校生活を振り返って、赤い顔をして小声で答えた。
「それじゃあ、みなさんご苦労様でした。
きょうはこれで終わりです。
はい、日直」
「きりーつ」
日直が号令をかける。
「あうぅ」
「うく!」
「くあぁ」
「むふぅ」
日直の号令とともに、4人の少女たちの喘ぎ声が響く。
しかし、日直は次の号令をかけなかった。
まだ、瑞穂が立っていなかったのである。
「あら、柏原さん、どうしたの?」
瑞穂は、まだ椅子の上でぐったりとしていた。
一応意識はあるようだが、はぁはぁと荒い息遣いをしているだけで、一向に立ち上がる気配はない。
「あ、さっきの授業は道徳だったわね。
仕方がないわねぇ。
それじゃあ、隣の人、立たせてあげて」
玲子に指名された男子生徒はうれしそうに瑞穂のところに来ると、瑞穂の後ろに立ち、両脇に手を入れてグイッと瑞穂を持ち上げた。
「あひぃぃぃん!!!!!」
華奢な身体の瑞穂はその男子生徒によって簡単に持ち上げられ、瑞穂の淫らな穴から2本の棒が抜ける瞬間、またもやあられもない喘ぎ声を上げて頤を反らす。
そんな悲鳴と同時に、瑞穂の淫裂からは愛液がほとばしる。
棒が抜ける瞬間、またしても果ててしまったのである。
既に瑞穂の席の椅子は、瑞穂の恥ずかしい水溜りでビショビショになっていた。
「れい!」
瑞穂が男子生徒に支えられたままの状態で、日直の号令がかかり放課後となった。
ホームルームが終わると真由美は急いで瑞穂のそばへ行き、支えている男子生徒から瑞穂を預かった。
真由美は瑞穂を支えながら教室の後ろの壁まで連れて行き、壁にもたれかけさせるようにして瑞穂を座らせる。
「少し、休んでから帰った方がいいわ。
そんなだと、廊下なんて絶対渡れないから」
「は、はい・・・・どうもすみません・・・」
瑞穂は、かすれた声で返事をすると、ゆっくりと目を閉じ、眠ってしまった。
眠った瑞穂のそばで見守っている真由美のところへ、帰り支度を済ませた3人の少女たちがやってきた。
「どう、瑞穂ちゃん、大丈夫?」
希は、心配そうな顔で瑞穂を見やった。
「うん、立て続けに・・・その・・あれしちゃったから、疲れて眠っちゃったみたい。
朝の由紀ちゃんみたいなもんだよ」
朝の自分と同じと言われて、由紀は赤い顔をしてしまった。
真由美はちょっと顔を赤らめると、続けて告げた。
「少しすれば戻ると思うから、みんなは先に帰ってていいよ。
わたし、きょう・・・・掃除当番だし・・・・・・・・。
瑞穂はわたしが送ってくから」
「あ、そ、そう・・・掃除当番なんだ・・・。
うん、わかった。
じゃあ、綾たち先に帰ってるね」
「それじゃあ、わたしは由紀ちゃんを寮に案内しなくちゃならないから、先に帰るね。
瑞穂ちゃんをよろしく。
・・・掃除当番・・・がんばってね・・・・」
「・・・・・うん、わかった。
じゃあ、また寮で」
そう言って、瑞穂と真由美を残して由紀と希と綾は寮へ帰ることにした。
「ねえ、希ちゃん、掃除当番って真由美ちゃんだけなの?」
「あ、掃除当番・・・・・ね。
ううん、掃除をするのは5人よ。
そのうち、4人が男子で、1人が女子なの。
掃除は月曜日から金曜日までの5日間、交代ですることになっているわ。
これからは、由紀ちゃんが来て、女子が5人になったからちょうど1週間に1回ね。
えーっと、ここに当番表が貼ってあるわ」
希は、教室の掲示板を指差しながら、そっちの方へと歩いていった。
「あ、もう由紀ちゃんの名前も入ってる。
あしたが由紀ちゃんの当番の日だわ!」
希が、掲示板の表を見ると、すかさず由紀の方を向いてそう言った。
その表情は、ただ告げるというよりも、何かこらえたような感じのものだった。
「掃除当番って、普通の掃除?」
何気なく尋ねた由紀だったが、その言葉は、希と、そしてちょっと後ろから遅れてきた綾の間に、重い雰囲気を誘うこととなった。
「・・・え、・・・もしかして・・普通じゃないの・・・・?」
由紀は、恐る恐る希に声をかける。
「あ、う、うん・・・・・・・ちょっと・・・ね。
後で説明してあげるわ」
「う・・・うん、わかった」
由紀は、とりあえずうなずくことしかできなかった。
「それじゃあ、とりあえず帰りましょ。
由紀ちゃん、玄関まではあの棒の上を渡んなくちゃだめだからね。
頑張って」
「え、あ、う、うん」
由紀は、神妙な顔つきで答えた。
3人が廊下へ出ると既にホームルームを終えたほかの学年の少女たちが玄関へ向かって棒の上を渡っていた。
みんな通学用のかばんをリュックのように背負って、股間に与えられる淫らな刺激に悶えながら必死に進んでいる。
ちなみに、女子の使うかばんは3WAYタイプのバッグで、手提げ、肩掛け、リュックと3通りの持ち方ができる。
廊下を渡るときは、リュックのように背中に背負うことによって、少女たちは両手がフリーとなり三角棒の上を渡ることができるのである。
由紀も、かばんを背負うと玄関へ向かう少女たちの流れの中に混じっていった。
そして、ほかの少女たちよりも大きな喘ぎ声を上げながら玄関の方へと進んでいった。
ようやく玄関のところまでたどり着くと、由紀は肩で息をしながら床に座りこんでしまった。
「はぁ、はぁ・・・も、もう耐えられない・・・」
床に下りた後も、三角棒から滲み出て秘裂になすりつけられた媚薬のせいで、身体の中が燃えるように熱くなっている。
由紀は両手を股間に押し付けて、股間の淫らな要求に耐えていた。
「由紀ちゃん、大丈夫?
きょう初めてだから、刺激が強すぎたんだよ。
少しすれば、もう少しましになるから、しばらくは耐えて・・・ね」
「う、うん・・・わかった」
由紀は、希の肩を借りて立ち上がり、靴を履き替えてようやく学校の外に出ることができた。
その後ろを廊下の刺激でフラフラになった綾がついていった。
校庭は学園の中の淫靡な世界とはかけ離れた清楚で美しい庭園のようだった。
この校庭を見た人は、とてもこの校舎の中で淫らな光景が繰り広げられていることなど思いもよらないであろう。
それほどまでに、美しい庭園のような校庭が広がっていた。
そんなきれいな庭園の遊歩道のような道を3人の美少女たちが歩いている。
外の空気に触れて、ようやく股間のうずきが弱まってきた由紀は、2人の少女たちと語らいながら校庭を歩いていた。
「ねえ、寮ってどこにあるの?」
「あそこの並木通りの向こう側だよ。
外見はすっごくきれいなホテルみたいなつくりをしているわ」
希がそう答えると、綾が付け足すように口を出した。
「そうそう、外見はすっごく立派だよ。
中はちょっと変だけど・・・」
「え、変??」
由紀が綾の微妙な口調に疑問を持って質問をしようと思ったとき、希が声をかけてきた。
「あ、見えてきたわよ。
あれがわたしたちの寮よ」
その声に、由紀は希の指が示す方を見た。
「うわー、きれい・・・・」
由紀は、目を輝かせてそうつぶやいた。
そう、それは確かに寮というイメージとはかけ離れた美しい建物だった。
一見したところ、まるで小さなお城のようでもある。
壁は真っ白で、至るところに精巧な細工が施されている。
周りもきれいな芝生に囲まれていて、見事なまでに調和がとれている。
そんな白壁の城が、林の中にぽつんと建っているのである。
そして、その前には湖のような大きな池があり、その上を寮の入り口まで橋がかかっている。
まるで童話か映画のワンシーンのような光景である。
「ほんとに、こんなきれいなところに住めるの。
うれしい」
目の前の幻想的なまでに美しい光景に、由紀は胸をときめかせて喜んだ。
「まあ、見た目はいいんだけどね・・・・」
希は手放しに喜んでいる由紀を見ながら、ボソッとつぶやいたが、浮かれている由紀の耳には届かない。
そして、3人とも池の上の橋を渡って、寮の入り口へと入っていった。
寮の入り口を抜けると、ちょっとしたロビーのようになっており、その奥に2つのガラス張りの扉があった。
左側には「Girls」、右側には「Boys」と書かれている。
「あれ、この寮って男女同居なの?」
「うん、まあ建物は一緒なんだけど、この扉の向こう側では一切つながっていないから、中で行き来はできないわ。
ほとんど別の寮みたいなもんよ。
ただこの入り口が同じなだけ」
「あ、そうなんだ。
よかった」
由紀は男女が完全に別離していると聞いて、安心したように胸をなでおろした。
「希ちゃん、由紀ちゃん、早く行きましょ」
綾が入り口のところで立ち止まっている2人に声をかけた。
「うん、そうね。
由紀ちゃんを案内してこの寮のことを説明しなくちゃ。
それじゃあ、行きましょ、由紀ちゃん」
3人の少女は「Girls」と書かれたドアを抜けて、寮の中へと入っていった。
寮の中も、外見とたがわず見事なつくりだった。
まるでホテルの内装のようである。
「うわー、中もきれいなのね」
由紀はうきうきしながら、前を歩く2人の後をついていった。
そして、少し歩いて階段を上ったところで、幾つものドアが並んだところに出た。
「ここが、わたしたちの個室のあるところよ。
部屋はみんな2階にあって、ほとんどは2人部屋になっているの。
由紀ちゃんはわたしとおんなじ部屋よ」
といって、ドアの並んだ方へと歩いていく。
と、その幾つも並んだドアを見て由紀は声を上げた。
「これ、全部ガラスのドアだわ」
そう、希が個室と紹介したその部屋のドアはすべてガラス張りとなっており、廊下を歩いているだけで、部屋の中がすべて丸見えとなっていた。
幾つかの部屋では、既に下校してくつろいでいる少女たちの姿も見える。
「そう、これがこの寮のまずはじめの特徴。
部屋が全部ガラスのドアで仕切られているの。
だから、部屋の中も廊下から全部見えてしまうわ」
「そうなんだよ。
ここの寮って、ぜーんぶ見えちゃうの。
由紀ちゃんや希ちゃんの部屋も、綾の部屋もみーんな」
希と綾が由紀に説明をする。
「学校で、ここの女の子にはプライバシーがないって言ったわよね。
それは、寮にいてもおんなじなの。
この寮では、女の子は一切隠れることはできないわ。
例え、自分の部屋の中でも」
「そ・・・そんな・・・・それじゃあ、着替えとかは?」
「それも、隠れることはできないのよ。
だって、ドアが透明なんだもの・・・」
(朝の更衣室とおんなじだ・・・。
で、でも学校とは違って女の子だけだし・・・・少しはましよね)
由紀はそう考えて、暗くなる気持ちを振り払った。
と、そこへ希が
「ここが、わたしたちの部屋よ。
どうぞ」
「え、あ、うん」
希に招かれるように由紀はガラスのドアを抜けて部屋の中へと入った。
「それじゃあ、綾も部屋に帰るね。
また後でね」
かわいらしく手を振って綾は自分の部屋へと歩いていった。
部屋の中は、ドアがガラス張りであることを除けば、申し分のないほどきれいな空間だった。
10畳ぐらいのフローリングの部屋で、部屋の片隅に大きくて立派な2段ベッドと、2つの学習机が並んでいる。
反対側の壁にはタンスや小棚、本棚などが据え付けられており、かわいい小物や本が並んでいる。
また、上を見上げると天井には大きな天窓がついていて、まだ高い太陽の光が部屋の中に注がれている。
そして、最も目を引くのがドアと反対側の壁に取り付けられた大きな姿見だった。
それは、壁一面を覆ってしまうのではないかと思うほど大きな鏡で、部屋の中を隅々まで映し出している。
「うわー、かわいいお部屋。
こんなきれいなところに住めるなんて思ってもみなかったわ」
笑顔で部屋を見まわしている由紀に
「ほら、由紀ちゃん、いつまでもこんな恥ずかしい制服着てないで、着替えましょ。
寮では自由な格好をしてもいいの。
もちろん下着も着られるわ。
そこに、きのう届いた由紀ちゃんの荷物があるから」
「ほんと、よかった〜。
ずっとこの格好だったから、すっごく恥ずかしかったんだぁ」
由紀は、急いで自分の荷物を開けて、中からかわいらしい下着とワンピースを取り出す。
そして、制服を着たまま真っ白でシンプルなショーツをはいた。
ショーツをはくと、ホッと一息ついて、
「なんか、下着を着けるだけで、ほっとするわ」
「そうよね、1日中下着なしでいるって、すごく不安だもんね」
希もそう言ってタンスの中から出した自分のショーツを着けた。
そして、2人ともスカーフをはずし、セーラー服を脱いで、ブラジャーを着けていく。
由紀は、部屋の入り口のガラス戸の方をちらっと見て廊下に人がいないことを確認すると、すばやく自分のブラジャーをつけた。
ブラジャーもショーツと同じく純白で、シンプルな模様のものだ。
そんな下着は、いたって清純な由紀の性格を示していた。
そして、無事下着をつけ終わって幾分気が楽になったところで、ふとルームメイトの方を見ると、スポーツブラとショーツを身に着けた希の姿が目に入った。
「わー、希ちゃん胸があっていいな〜。
わたしなんて、まだほとんど膨らんでないんだから」
由紀はそう言って、自分のまだまだ未発達な胸と希の胸とを比較した。
別に希の胸は際立って大きいわけではない。
年齢相応の至って平均的な胸である。
しかし、平均よりも遥かに胸の小さな由紀にとっては、それは女らしい豊かな胸に映った。
「そんなことないわよ。
由紀ちゃんだってかわいい胸しているわ。
すぐに大きくなるわよ」
希はそう言いながらTシャツを着て、ジーンズをはく。
ボーイッシュな希にはそんなラフな格好が似合っていた。
由紀も、荷物から取り出したワンピースを頭からかぶって、ようやく普通の格好をすることができた。
そして、壁の大きな姿見に全身を映して変なところがないかチェックした。
「なんか、安心するね」
「そうね」
2人は、着替え終わると顔を見合わせて笑った。