レクリエーション行事
〜聖女式ロシアンルーレット〜




 聖女学園ではさまざまな行事が組まれているが、普段の厳しい授業の間の息抜きとして、さまざまなレクリエーションが行われることもある。
 もちろんいずれも男子にとっては至福のひとときであると同時に、女子にとっては屈辱的な恥辱を伴うものであることは言うまでもない。

 男子生徒の発案により提案されたレクリエーションの内容は、教職員の修正や内容追加などを経て承認を得た後、学園の公式行事として実施されることになる。
 今回、レクリエーション行事として実施されることになったのは、「聖女式ロシアンルーレット」というものだった。
 これは、本来の娯楽としてのレクリエーションに加えて、
  ・快楽や欲望に流されずに学園のモットー「貞淑な心と淫乱な身体」を持った少女への成長を促す
  ・少女たちがお互いに助けあう心を育てる
 といった教育的目的を持つものとしてアレンジされて行われることになった。
 この「聖女式ロシアンルーレット」と称されたゲームは、すべて学年別チーム対抗戦で行われることになり、各学年のクラスが互いに争うゲームとされた。
 ここで、実際にロシアンルーレットを行うのは女子生徒の役目であり、男子生徒はそのロシアンルーレットの結果をクイズ形式としたゲームの回答者という位置づけで進められることとなった。
 そして、各学年別対抗戦の勝負は、男子生徒がそのクイズを当てることによって、高得点を挙げたクラスが勝利クラスとなることが決められた。

 このレクリエーションの開催にあたり、女子生徒たちはある日の午後、体育館に制服で集合させられた。
 不安げな表情を浮かべながら体育館に集められた女子生徒たちに、女性教師が今回のレクリエーションの内容と趣旨、そしてゲームのルールを説明する。
 その説明を聞いた女子生徒たちは次第に落ち着きをなくし、困惑した表情を浮かべたり怒った表情を浮かべたりと、さまざまな反応を示していたが、全員に共通しているのは、これから始まるゲームへの恥辱に頬を染めているということであった。


1.バイブレータ付き椅子

 はじめのロシアンルーレットゲームは「バイブレータ付き椅子」である。
 女子生徒は全員、体育館の舞台の上に上がらされる。
 そこには、既に人数分用意された椅子が並べられている。
 その椅子を前にして、女子生徒たちはこのゲームの具体的な内容を説明される。
 事前の説明である程度は理解していた女子生徒たちも、具体的なゲームの内容を直接聞かされると、さらにこのゲームの下劣さとこれから身に降りかかるであろう恥辱を感じ取り、怒りと羞恥心が交じったような複雑な表情を浮かべる。
 椅子は、各学年ごとに5つずつ少し間を空けながら、左から1年生、真ん中に2年生、右に3年生の順で並べられており、壇上に上がった少女たちはそれぞれ自分の学年の椅子へと座っていく。
 この椅子は、普段教室で使っているものと同じものであり、ヴァギナとアナルに挿入されるバイブと、クリトリスにあてがわれるローターが座面に固定されている。
 女子生徒たちは、全校の男子生徒が見つめる中、2本の棒を膣と肛門に挿入しながら椅子に着席することになる。
 そうして、15人の女子生徒全員が壇上で体育館の男子生徒のほうを向いて椅子に座ったところでゲームが始まる。
 女子生徒が座る椅子のうち、各学年でひとつだけ、バイブとローターが動き出すのである。
 その動作中の椅子に座っている女子生徒を、その様子から男子生徒が当てるというものが、このレクリエーションゲームの趣旨なのである。
 各学年の女子生徒のうち誰の椅子が動き出すかはまったくのランダムであり、それが「ロシアンルーレット」の所以となっている。
 そのロシアンルーレットの「当たり」が聖女学園特有の女子生徒を辱める行為であり、そしてこのゲームではその当たった女子生徒が誰なのかを、同じ学年の男子生徒が推理して当てるということで学年対抗の得点勝負となっている。
 男子生徒は、ステージ上の女子生徒たちを観察し、そのしぐさや表情から「当たり」の女子生徒を探り出す。
 最終的に、「当たり」の子を選んだ男子生徒の人数がそのクラスの得点として加算される。
 運悪くその椅子に当たってしまった女子生徒は、羞恥心とそして回答者である男子生徒にばれないように、必死に声を殺しながら淫靡な刺激に耐えていかなければならない。
 しかし、このゲームはそれだけでは終わらない。
 この学年対抗のゲームでは、回答者である同じクラスの男子生徒が多く正解の子を当てて、総合点で優勝したクラスの男子生徒にはご褒美が与えられることになっているのである。
 それはすなわちそのクラスの女子生徒へのペナルティと同義になっており、少女たちにとってはいかに男子生徒が正解とならないようにクイズを外させるかが、自分たちの身を守るすべとなっている。
 そのため、バイブが動作している椅子に座っている少女を男子生徒に当てられないように、動いていない椅子に座っている女子生徒も、あたかもバイブやローターが動いているかのような演技をしなければならないのである。
 少女たちは、普段自分たちがいじめ辱められているときの記憶をたどって、あたかも自分の中に挿入されたバイブやローターが動いているかのように、自分自身の恥ずかしい姿を思い浮かべながら、自らその恥辱の姿を演じていく。
 バイブに責め立てられる女の子が声を殺して刺激に耐えるというのは、少女たちにとっては認めたくはないことではあるが、この聖女学園では日常茶飯事とも言える。
 しかしこのゲームが下劣なのは、そのバイブに責め立てられる姿を全校生徒に晒すことのみならず、バイブに責められていない少女もまた、あたかもバイブに責められているかの振りをして感じ悶えるという屈辱的な演技をしなければならないことである。
 自ら破廉恥な演技をさせられるという行為は、少女たちの心に、より深く傷を植え付けることになる。


2.スカート脱がし

 続いてステージの中央に下半身が隠れるようなテーブルがセットされる。
 そして、各学年の女子生徒たちは順番にそのテーブルの前に立たされる。
 ようやく椅子から立ち上がることができた少女たちは、下半身を唯一いたぶられ続けた女子生徒が股間を濡らしながらも、その下半身を隠すようにテーブルの前に立って並ぶ。
 ちょうど、まるで演説でもするかのように、テーブルの前に立った5人の女子生徒の上半身が、テーブルの上から体育館の男子生徒たちに見えるような形になる。
 そうして女子生徒の準備が整ったところで、テーブルの前に立った女子生徒の学年以外の2学年の男子生徒から5人ずつ、合計10人の代表者がステージ上に上がる。
 その10人の男子生徒たちは、ステージ上の奥からテーブルの前に立つ5人の女子生徒たちの後姿を眺めながら、相談をしてターゲットをひとり選ぶ。
 他学年の男子生徒10人がテーブル前の女子生徒の後ろに並び、しゃがんだところで5人のうちのひとりだけ、スカートを足元まで下して脱がしてしまう。
 当然、下着を身に着けることができない女子生徒は、スカートを脱がされてしまうと下半身が裸になってしまい、後ろにいる男子生徒に剥き出しのお尻を直接見つめられる。
 そして、そのお尻を丸出しにしている女子生徒は5人のうちのひとりであり、紺色のスカートに包まれた4つのお尻に囲まれて、ひとつの白いお尻が露になる。
 とはいえ、それは後ろから見た光景であり、体育館側から見ると、下半身はテーブルで隠れているため、先ほどとまったく変化はない。
 これで準備完了となり、ゲームが開始される。
 5人の女子生徒の後ろから、他の学年の代表男子生徒10人が、目の前にある剥き出しのお尻を見ながら、さまざまなからかいと辱めの言葉をかけていくのである。
 その言葉の陵辱はスカートを脱がした女子生徒にとどまらず、あたかも目の前に裸のお尻があるかのようにスカートをはいた4人の少女たちにも辱めの言葉をかけていく。
 例えば、2年生の女子生徒がゲームに参加しているときには、
「いいねぇ〜、由紀ちゃんの初々しいおしり〜」
「希ちゃん、隙間からオケケがはみでてるよ」
「綾ちゃんのおしり、ちっちゃくてかわいいなぁ」
「瑞穂ちゃんのは真っ白な桃みたい、でもいつもエッチなお汁でよごれてるよね」
「真由美ちゃん、いつもこの大きなお尻を振ってヨガってるよね〜」
 などと少女たちの羞恥心をあおる言葉を次々にかけていく。
 回答者である同級生の男子生徒たちは、そのときの女子生徒たちの様子や反応などから、どの子のスカートが脱がされているのかを予想し、当てるのである。
 一方、女子生徒たちは、スカートを脱がされている子はもちろん、それ以外の女子生徒も、剥き身のお尻を見られている様子を想像し、妄想を広げて恥ずかしがるしぐさを見せることで、自分のクラスの男子生徒たちに正解の女子生徒を当てられないように努力することになる。
 ひとつの学年がゲームをしている間は、他の学年の女子生徒たちはステージに並べられた椅子に座って、辱めを受けている女子生徒の姿を後ろ側から見守っている。
 ひとりの女の子のお尻が剥き出しになり、そして5人の少女が10人の男子生徒に言葉で辱められている姿を、目をそらしながらも気にかけるのである。
 そして、3分のゲーム時間が経過するとクラス交代となり、テーブルの前に立つ女子生徒とステージ上の男子代表、そして回答クラスが入れ替わって、ゲーム再開となる。
 こうして、3学年の女子生徒全員が辱められたところで、このゲームが終わる。


3.痴漢プレイ

 続いて、テーブルが一旦撤去され、今度は壇上に女子生徒たちの肩丈ほどのスクリーンが運び込まれる。
 そのスクリーンが、先ほどのテーブルと同じようにステージ上の中央前面に設置される。
 先ほどと同様、各学年の女子生徒たちが順番にそのスクリーンの前に立ってゲームが行われる。
 スクリーンを前にしてステージに並ぶ5人の少女たちは、ちょうど頭だけをスクリーンの上から出して、体育館から見つめる男子生徒と向き合う形になる。
 身長差を考慮して、特に背の低い女子生徒の足元には踏み台が用意され、5人全員の顔がスクリーンの上から出るようにされる。
 そうして準備が整ったところで、少女たちの後ろに5人の女性教師が回りこみ、ピタッと身体を少女たちに密着させる。
 そして、その中のひとりの女子生徒だけが、女性教師の手により敏感な弱点攻撃が開始されるのである。
 これによってゲームがスタートとなる。
 当然ながら、女体の、そして少女たちの身体の隅々まで知り尽くしている女性教師の指先は、的確すぎるほどに少女たちの身体を官能の渦へと追い込んでいく。
 その淫らな責めに、幼い身体をまさぐられる少女は、なすすべもなく悶え始めてしまうことを避けられない。
 さらに、女性教師は身体を責め立てるだけではなく、口からも少女を辱める言葉をつむぎ出し、より一層少女の恥辱をあおいでいく。
 一方、それ以外の女子生徒は、女性教師に身体を寄せられているだけではあるが、言葉責めはターゲットとなった少女と同様に繰り広げられる。
「ふふ、由紀ちゃんったらすぐに感じちゃっうのね、かわいいわぁ」
「希ちゃんのクリトリス、もうカチカチになっちゃってるわね」
「綾ちゃんのオマンコこんなにちっちゃいのに、いやらしい蜜でベチャベチャね」
「瑞穂ちゃんたら乳首をぴんぴんにしちゃって、すごくエッチよ」
「高瀬さん、ちょっとアナルを触られただけで情けない声を出して、恥ずかしいと思わないの?」
 女性教師による痴女行為を受けている女子生徒は、当然ながら必死の思いで声を抑え、性感に耐えようと我慢する。
 しかし、それだけでは表情で男子生徒に誰が痴女行為を受けているのかが簡単にばれてしまうため、ほかの痴女行為を受けていない女子生徒もまた、耳元でさ さやかれる女性教師の淫らな言葉に合わせて、自らが襲われているというエッチな妄想を思い描きながら、官能に忍ぶ振りをしなければならないのである。
 それは、ある意味実際に性感を責められている少女よりも、心理的抵抗感は大きいと言えるかもしれない。
 しかも、少女たちの前に立てられたスクリーンは薄手の白いスクリーンになっており、ステージ上の照明に照らされて、少女たちの身体がシルエットとなってうっすらとスクリーンに映り込み、男子生徒たちに見えているのである。
 すなわち、細かいところまではわからないが、全身の動きをある程度ながら男子生徒に把握されてしまうのである。
 したがって、表情だけで感じる振りをするだけではなく、全身を悶えさせながら女性教師の痴女行為に悶え抵抗する振りをしなければならないのである。
 当然ながら、実際に痴女行為を受けている女子生徒は、できるだけ身体の動きからその行為がばれないように我慢しなければならず、より難易度を上げる仕掛けとなっている。


4.ストリップショー

 前半のゲームが終了したところで、ステージ上に設置されていた椅子やテーブル、スクリーンはすべて撤去されて、女子生徒たちの身体を隠すものは一切取り除かれる。
 そこで、女子生徒たちには後半戦はすべて全裸で行うゲームばかりであるため、今、身に着けている制服をすべて脱ぐように指示される。
 当然のように、少女たちはこの何も身体を隠すものがないステージ上で、男子生徒に見られながらの脱衣を命じられるのである。
 しかし、そのとき同時に、各学年の女子生徒のうちひとりだけ、事前に暗示によって、男子に見られながらもまったく抵抗なく、にこやかに制服を脱いでいく ように仕向けられている子がいることを告げられ、この脱衣ショーは、その暗示にかかった生徒が誰かを男子生徒が当てるゲームであることが発表される。
 そして最低限状況を認識できるだけのわずかな時間を一拍だけおいて、ストリップショーの開演が宣言される。
 その宣言とともに、暗示にかかった各学年ひとりずつ、3人の女子生徒は自らの本来の意識を封じ込められ、明るく淫乱で奔放な性格の偽人格が表に出てくる。
 その暗示にかかった女子生徒は、ストリップショーの開演とともに、にこやかな笑顔で男子生徒の方を向きながら、制服を脱ぎ始めるのである。
 そうなると、暗示にかかっていない女子生徒もまた、いつものように恥ずかしがって、脱ぐのを手間取ったり身体を隠しながら服を脱いだりするわけにはいかなくなる。
 誰が暗示にかけられているのかを男子生徒にばれないように、暗示にかかった女子生徒と同じように、いや、その女子生徒よりもより破廉恥に明るく脱がなければ、男子の目を欺くことはできない。
 そうして、まるでストリップショーさながらに、心の中では羞恥と屈辱に顔を引きつらせつつ、そして表面上は笑顔で大胆に制服を脱ぎ去っていくことを余儀なくされる。
 こうして15人の女子生徒全員による一斉ストリップショーは、全裸の少女たちが笑顔を振りまきながら大胆に壇上で恥ずかしい部分を全校生徒に晒し、男子生徒の拍手喝采をあびることで、ようやく幕を閉じるのである。


5.催淫クリーム+オナニー

 ここから始まる後半戦は、女子生徒は全員全裸で行うことになっている。
 まず、女子生徒たちは全員、ステージ上に一列に並んで立ち、手を頭の後ろで組むとともに、両脚を肩幅に開いた格好で待機させられる。
 当然、そのような無防備な格好を取れば、胸も股間もどこも隠すことはできなくなり、恥ずかしい部分をすべてさらけ出す姿を全校生徒の前に晒すことになる。
 その状態で、女子生徒たちは女性教師たちの手により、乳首、クリトリス、膣、アナルなどの性感帯にたっぷりとクリームを塗りつけられる。
 このとき、女子生徒の恥部に塗り込まれたクリームのうち、各クラスでひとりだけが当たりとなり、非常に強力な催淫クリームが用いられている。
 ほかの12人の女子生徒に塗られるのは、何の作用も起こさないただのクリームである。
 強力催淫クリームを塗られてしまった女子生徒は、次第に敏感な部分から発せられる熱と疼きに耐えることができず、壇上で全校生徒に見られているにもかかわらず、震えながらオナニーしてしまうことを止めることはできはしない。
 ここでは、女子生徒たちには自慰行為に関してはなんら規制がされていない。
 そのため、催淫剤を塗られた少女も、ただのクリームを塗られた少女も、自由にオナニーをしてもいいことになっている。
 したがって、男子生徒に催淫クリームを塗られた女子生徒が誰なのかをカムフラージュするためにも、自らの意思でオナニーをせざるを得ないのである。
 それも、あたかも強力な催淫クリームによって狂わされているかのような痴態を演じながら。
 催淫剤を使われてしまった女子生徒は、身体じゅうを駆け巡る淫靡で不本意な快感に必死に抵抗しながら、それでも耐え切れずに浅ましい牝の姿を晒してしまう。
 一方、催淫剤を使われていない女子生徒たちは、自らの意思で自分の弱点を自らの手でいじめていかなければならず、自発的に狂った牝の姿を晒す努力を強いられる。
 そんな情けなく、そして恥辱にまみれた姿を全校の男子生徒に見られていることに、顔どころか全身を真っ赤に染め上げながら、行為にふけっていかなければならないのである。
 当然、強力な催淫クリームの効力はそう簡単に消えるわけもなく、薬を塗りこまれた少女は、2回、3回と何度も絶頂を迎えてはさらなる快感に身をゆだねていくことになる。
 そしてそれは薬の影響を受けていない少女にも同様の枷をはめることとなり、当たりの子の薬の効果が消えるまでの間、何度果てようとも、オナニーをやめることはできない。
 そうして、15人の女子生徒全員が体育館のステージ上で、全校の男子生徒に見られながら、オナニー絶頂の競演を幾度も繰り返すことになる。


6.利尿剤入りジュース

 絶え間なく続いたオナニーにより汗と愛液で全身を濡らし、体力を消耗して息も絶え絶えの女子生徒たちは、改めてステージ上に起立させられる。
 当然ながら、少女たちは全員全裸のままである。
 そして逝き疲れてのどが渇いた少女たちに、それぞれジュースの入ったコップが配られる。
 コップを受け取る女子生徒たちに、そのジュースの中には各クラスにひとつだけ利尿剤が含まれており、次のゲームではその利尿剤を飲んだ女子生徒を男子生徒が当てるゲームであることを説明される。
 そんな絶対に口にしたくもないジュースを一気に飲み干すように命じられる女子生徒たちは、逆らうこともできずにジュースを一気に飲み干す。
 オナニーに疲れた女子生徒たちは、その悪魔のような飲み物であっても、のどの渇きを潤してくれるジュースに一瞬爽快な表情を見せるが、次に襲い掛かるであろう大いなる不安が表情をすぐに曇らせる。
 この、クラスで1つの悪魔のジュースを飲んだ不運なクラスメイトの誰かが、すぐに強烈な尿意に襲われて、それと闘わなくてはならないのである。
 そしてその尿意は、いつまでも我慢できるわけもなく、そう遠くない時点で絶対に耐えられなくなることは明らかである。
 女子生徒全員がジュースを飲み終わって一息ついたところで、「ロシアンルーレット」の対象となっている女子生徒は、不正防止のためこのゲームの最中はこのステージから一歩も降りることは許されず、当然ながらトイレに行くことも認められないことが言い渡される。
 これまでの経験からトイレに行かせてもらえることなどほとんど望めないことがわかっていながらも、ここでわずかの希望も絶たれ、学園側そして男子生徒が、少女たちのステージ上でのお漏らしを望んでいること、そしてそれ以外の余地がないことを思い知らされる。
 これまでに何度も人前でのお漏らしを強要され、経験させられてきた少女たちではあるが、とはいえその羞恥心、汚辱、屈辱、恥辱といった感情が軽くなることはない。
 むしろオシッコを漏らすたびに、より恥ずかしい思いは募る一方だった。
 しかし、これまでのゲームの流れから、このお漏らしの恥辱は何も利尿剤を飲まされた女子生徒にのみ降りかかるものではないことも女子生徒たちは理解している。
 利尿剤を飲まされた少女だけがお漏らしをしてしまい、クラスの男子生徒全員が利尿剤を飲んだ女の子を当ててしまっては、一気にクラスの得点が加算され、クラスが勝利……すなわち男子生徒へのご褒美と称した女子生徒へのペナルティが課せられてしまう。
 もっとも、どこかのクラスの女子が負わなければならないものではあるが、自分たち、そしてクラスメイトがそれを受け入れることだけは避けたいという思いが全女子生徒の中にあるのだった。
 このゲームにおいても、利尿剤を飲まされていない女子生徒に対してはオシッコを禁止する制約は課せられてはいない。
 したがって、男子生徒に誰が利尿剤を飲んだのかわからなくするために、自主的にオシッコをお漏らしすることができる。
 逆に、自らオシッコを漏らしてクラスメイトを助けなければ、巡り巡ってペナルティとしてさらなる辱めにあわされてしまうのである。
 さらに女子生徒たちに細かいルールが伝えられる。
 ゲームの公平性を期するため、また不正を行えないようにという理由から、たとえオシッコをする際でもしゃがんだりステージの後ろに行ったり、誰かの影に なったりすることは禁止され、女子生徒たちは、クラスごとに間隔をあけながらステージの前の縁に一列に並んで、全員正面を向いた姿で起立し続けることが伝 えられる。
 この状態で放尿してしまえば、ステージの縁から体育館に向かってオシッコを放ってしまうことになり、どうあっても男子生徒の目から逃れることはできなくなる。
 そんな恥ずかしすぎる姿での集団放尿が、このゲームの醍醐味となるのである。
 利尿剤を飲まされた女子生徒は次第に膨れ上がってくる強烈な尿意に、必死に我慢し続ける。
 一方で、利尿剤を飲まなかった女子生徒も、我慢できない尿意というものを言い訳にすることもできず、男子たちに見られながら自らの意思で立ちション姿を晒さなければならないことに、利尿剤を飲んでしまった女子生徒とはまた違った屈辱と羞恥に身を震わせるのである。


7.下剤入りパン

 全女子生徒による放尿ショーが終わった後、羞恥と屈辱に打ちひしがれている女子生徒たちに、先ほどのジュースと同じように、今度は人数分のパンが配られる。
 これもまた、各クラスに配られた5つのパンのうち1つにだけ仕掛けがなされている。
 女子生徒たちは、手にしたパンのうちのどれかひとつに強力な下剤が入っていることを説明され、さらに表情を暗くする。
 先ほどの公開お漏らしでさえも、死にたくなるほどに恥ずかしい思いをしたというのに、次は、さらにそれをはるかに上回る辱めを強いられるのである。
 だれも、そんなパンなど口にしたくはない。
 しかし、この学園において、特に学園が承認した公式行事に関して女子生徒が指示や命令に背くことは決して許されることではない。
 それがどんなに理不尽で、恥ずかしく、そして情けないことであろうとも、聖女学園の女子生徒である以上は、学園の取り決めた規則を決して破ることはできない決まりになっているのである。
 それは絶対のタブーである。
 もちろん、そのタブーを犯した女子生徒は数多くいる。
 これからも、幾度もそのタブーを犯すことがあるだろう。
 しかし、そのタブーを犯すたびに、それをはるかに超える辱めのペナルティを負うことを、既に女子生徒全員が身を持って知っている。
 それでも、その禁を破ってさえ受け入れられないこと、乙女としての最後のプライドをかけることは、やはりある。
 そのため、聖女学園では罰を受ける女子生徒が絶えることはない。
 今も、少女たちはこのゲームと自分たちの乙女としての矜持を秤にかけて葛藤しているのである。
 しかし、今ここでこのゲームを拒むことは、自分自身だけではなく、クラスメイトの子たちにも、いや場合によっては他の学年の女子たちにも累が及んでしまうことは容易に想像できる。
 結局、少女たちは命じられるままにその5分の1の確率で下剤が入っているパンを口にするのである。
 パンを食べている最中に、このパンの中に含まれている下剤は、自然便に近いウンチを催させる成分で作られており、ひとりだけ下痢になってばれてしまうということはないことが説明される。
 そしてここでも公正を期して不正を防止するためと称して、各学年ごとにまとまってステージの前の端に一列に並ぶように指示され、体育館側にお尻を向けてしゃがむ体勢を取らされる。
 まさに、ステージの上で体育館に向かってウンチをするための体勢である。
 男子生徒たちの目には、15個の真っ白い桃型のお尻が並ぶという壮観な光景が写り込む。
 ちょうどお尻だけがステージから体育館側にはみ出す格好となるため、そこから排泄されたものは約1メートル下の体育館の床まで落下し、その様子を全校の男子生徒に観察されることになる。
 だが、女子生徒全員が男子生徒がいる体育館側にお尻を向けているため、そのままでは男子生徒は、誰が下剤を飲んだのかを女子生徒の表情を見て判断することができない。
 そのため、このゲームに関しては男子生徒も自由に壇上に上って、さまざまな角度から女子生徒を観察してもいいことになっている。
 こうして下剤ロシアンルーレットゲームが始まると、体育館は異様な熱気に包まれる。
 下剤入りのパンを食べてしまった女子生徒は、次第に強く襲い掛かってくる便意と、その後に待つ女の子として最も人に見せてはいけない姿を想像し、少しでも悪夢を先延ばしするために、限界まで我慢していく。
 しかし、薬によって強要された便意を永遠に我慢し続けることなど不可能で、どれだけ長く我慢をしようとも、最終的には男子生徒に囲まれた状況の中で、ステージ上から体育館への屈辱的な排便を強いられてしまうのである。
 一方、下剤入りのパンが当たらなかった女子生徒もまた、安心することはできない。
 そのままでは、誰が下剤入りのパンを食べたのかすぐにわかってしまうため、普通のパンを食べた女子生徒もまた、先ほどの放尿と同様、自らの意思で排便を行わなければならないのである。
 自らいきんでひり出さなければならない彼女たちは、薬によって強制的に引き起こされた排便以上の羞恥と屈辱にまみれる。
 特に、このゲームの最中は男子生徒が自由に周りを移動できるため、便意に耐えたり脱糞のためにいきんだりしているお尻を間近で見られたり、あるいはそう しているときの表情を正面至近距離からいやらしさと楽しさそして蔑みと嘲笑を含んだ目で観察されたりして、より激しく羞恥心をあおられてしまい、この屈辱 的な状況に身を震わせることになるのである。
 ここで、最も辛い思いをするのは、普段から便秘気味の少女である。
 下剤入りのパンを食べてしまった場合には、いつもどおりの排便を装うために、少しでも長く我慢しようとし、さらに長時間便意と格闘することになる。
 逆に、下剤入りのパンに当たらなかった場合であっても、便意に苦しむクラスメイトを助けるために、必死にいきんで、あたかも下剤によって排便させられたかのように装う必要があるのである。
 なお、仮に下剤入りのパンを食べてしまった女子生徒がすぐに排便してしまい、答えが明白であるような状態になったとしても、男子生徒からは、「これも女 子生徒たちの巧妙な作戦のひとつで、引っ掛け問題かもしれないため、もう少し様子を見る」という声が上がり、ゲームが続行される場合がほとんどである。
 結果的には、女子生徒全員が羞恥の排便を終えるまでは、ゲーム終了の合図が鳴らないことになっている。
 そしてゲーム終了までは、女子生徒は全員ステージの縁にしゃがんだ格好を維持することとなっており、排便直後のお尻の穴や剥き出しになった性器を隠すこともできなければ、産み落としたウンチを片付けることもなされない。
 したがって、全員が排便し終わるまで、ステージ上でお尻を突き出すという屈辱的な体勢で、自らひり出した汚辱の塊を衆目に晒さなければならないのである。
 そのため、もはや勝負が明らかとなった状況にあっても、女子生徒たちは必死に衆人環視での排便という恥辱に身を投じなければならないのである。
 

レクリエーション後

 最も多くクラスの女子生徒のロシアンルーレットを当てることができたクラスが優勝となり、より深い観察眼を持った男子生徒をたたえるためのご褒美が用意される。
 逆に、そのクラスでは、もっとも多くクラスの男子生徒に当てられてしまったということで、女子生徒たちには互いを思いやる心が足りないとの評価が下さ れ、より注意深く自分たちのことを見てくれた男子生徒へのご褒美提供とともに、1週間、相互の助け合いの精神を養うための訓練を受けることを言い渡され る。

 まず、男子生徒へのご褒美というのは、自分たちのことをよく見てくれたことへの感謝の気持ちを込めて、普段自分たちがあまりはっきりと見せていない部分をもっとよく見てもらうということで、1週間、スカートを着用せずに学園生活を送ることとされる。
 これにより、普段隠しがちの下半身をすべて露にして、男子生徒に見てもらうことで感謝の気持ちを表すとともに、一日中女の子の恥部を男子生徒に見せるということで、クラスの男子生徒への目の保養を促し、日々の生活に潤いを与えることができるのである。
 なお、その際、女子生徒が意識的であるにせよ無意識であるにせよ、せっかく晒しものにしている下半身を手で隠してしまってはいけないということで、女子生徒は手枷つきの首輪を着用させられ、首の後ろに両手首を回すような格好で拘束されてしまう。
 これで女子生徒たちは両手を頭の後ろで組んだような姿で学園生活を過ごすことになり、下半身はおろか、上半身さえも手で守ることもできず、逆に胸を反らせて胸を突き出すような、無防備極まりない状態となる。
 この無防備な身体そのものが、クラスの男子生徒へのご褒美となるのである。

 また、助け合い精神の訓練ということで、この1週間の間は、このクラスの女子生徒たちは、廊下を移動する際には通常の三角棒の変わりに、特別に廊下の真ん中に張られたロープを跨いで移動していくこととされる。
 そしてその際には、クラスの女子生徒5人全員で移動することが義務付けられる。
 既にロープを跨ぐのに邪魔なスカートはなく、両手を下すこともできない女子生徒たちは、そのピーンと張ったロープを股間の割れ目に食い込ませて跨ぎながら、5人そろって行進していくことになる。
 ロープの高さは、一番背の高い女子生徒ががんばって爪先立ちしたとしても股に食い込むほどの高さにされているため、そのままでは歩くことができないが、ロープ自体にわずかな弾性を持たせており、強く体重をかけることで、若干ながらロープの位置を下げることができる。
 両手を戒められた少女たちは、ロープを手で押さえることはできないため、このロープを跨いで移動する際には、誰かが股間でロープを押さえ込み、ロープを少し下げた状態にして歩いていくことになる。
 そのとき犠牲となる女子生徒は、全体重を自らの秘裂に食い込んだロープにかけることになり、その力はすべて敏感な割れ目の粘膜で受け止めなければならない。
 かなり強い力でロープを押さえていないと元に戻ってしまうため、ロープを押し下げたまま歩くことはほとんどできず、ひとりがロープを押し下げている間に ほかの子が移動し、今度はロープを押し下げる役をほかの子が交代することで残りの子が移動するというふうにして、交互に股間でロープを押し下げながら少し ずつ前進するしかない。
 こうして、お互いの助け合いの精神を育んでいくとされているのである。
 一回ロープを押し下げた状態で進める距離はわずかに数メートル程度のため、廊下を渡りきるためには、交代で生贄を出しながら、恥辱の行進を続けていく以外はない。
 なお、このロープには振動機能が搭載されており、そのスイッチはゲームで優勝した同じクラスの男子生徒に貸与されることになっている。
 そのため男子生徒は「試練」と称して、女子生徒がロープを股間で咥えてしゃがみ込んだ瞬間や、5人全員にロープが食い込んだ瞬間などを狙ってロープを振動させ、さらに少女たちをあられもない姿で悶えさせていくのである。

 このような状態のため、1週間の間、このクラスの女子生徒たちは廊下を渡るのが非常に困難となるとともに、全員で一致団結して協力していかなければ、なかなか前に進むこともできない。
 これが相互助け合いの訓練となるのだが、あくまでも訓練の一環としてこのような廊下の渡り方をさせているだけであるため、各授業の開始時間や休み時間の 長さなどは普段どおりとされ、このクラスの女子生徒たちの歩みの遅さは、学園規則の中において一切配慮されることはない。
 したがって、教室移動があるときなどは、女子生徒たちは休み時間が始まると同時に廊下に出て、遅い歩みで移動していかなければならない。
 それでも時間ギリギリに目的地に到着するのがやっとである。
 しかし、ただでさえ不自由な身体での破廉恥行進に加えて、男子たちの「試練」と称したいたずらにあわせられたり、廊下を行き来する他の学年の男子生徒た ちからもからかわれてしまうため、次の授業に遅刻してしまい、5人全員で遅刻のペナルティを受けてしまうことも決して少なくはない。
 そして、そのペナルティを受けることによってさらに廊下の歩みが遅くなってしまうという悪循環さえも生み出してしまうのである。
 またこの期間中はトイレへの移動もひとりでは行えないため、できる限りタイミングを合わせてトイレを目指すことになる。
 したがって、この間は休み時間にクラスの女子生徒たちが代わる代わる放尿していく姿や、あるいは自分ひとりだけ催してしまったものの、それを言い出せずにお漏らしをしてしまう子など、男子生徒にとっては実に魅力的な姿がよく見かけられるのである。

 こうして、男子生徒発案のレクリエーション行事「聖女式ロシアンルーレットゲーム」は、少女たちの恥辱に始まり恥辱に終わる実に聖女学園らしいイベントのひとつとなり、来年以降の公式行事に名を連ねることになるのであった。
 


原案:closeさん
文章:ロック


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