1年前の家庭科調理実習



 ……1年ほど前……、家庭科で調理実習の授業が行われた。

 聖女学園において、調理実習とは女子生徒の身体を使った料理の実習であり、毎回さまざまな形で少女たちの身体を料理に使っていく。
 中でも多いのが、女子生徒の身体を調理器具に見立てた料理法である。
 このとき、女子生徒は全員料理台の上に乗ってマングリ返しの格好で拘束され、股間の穴を男子生徒に提供し、料理を進めていくことが多い。
 しかし、例年1年生はこの授業形態になかなかなじむことはなく、教師や男子生徒たちの手により無理やり拘束をすることが恒例となっている。
 
 昨年の1年生もまた同様で、調理台の上に無理やり乗せられようとして泣き叫ぶもの、抵抗するもの、暴れるものなど、さまざまな形で授業を妨害することが多かった。
 1回目の調理実習のときには、女子生徒ひとりに対して複数人で取り囲み、力ずくで身体を戒めた。
 しかし、2回目の調理実習の際、1回目にも増して激しく女子生徒たちが抵抗したのである。
 どうやら、1回目で受けた調理実習の記憶が、強い拒否反応として現れたようだった。
 そこで、急遽、料理の題材を変更することとなった。
 その日、予定ではケーキを作る予定だったが、料理内容をカレーライスに変更することとなったのだった。
 これは、例年女子生徒が言うことを聞かない際に用いられる恒例の調理実習題材である。


 まず、料理内容の変更に伴い、女子生徒たちの拘束方法が変更された。
 通常は、調理台の上に女子生徒たちを拘束し、マングリ返しの格好をさせて恥ずかしすぎる調理実習が始まる。
 しかし、このときには別の拘束方法がとられることになる。
 不安げな表情を浮かべる少女たちを横目に、横一列に5つの穴の開いたボードが調理室内に搬入されてきた。
 そのボードは上下に2分割され、それぞれ5つの半円状のくぼみがくり抜かれたような形になる。
 これもまた、調理実習でよく使われる器具のひとつである。
 5人の女子生徒たちは、それぞれ下側ボードの半円状のくぼみにおなかを押し付けられると、そのまま分割された上側ボードを背中側から被せられ、固定されてしまった。
 これで、少女たちは身体を前かがみに前屈させた状態で上半身と下半身の間に大きな壁を作られた形となった。
 エプロンは上半身側に垂れており、下半身側には一糸まとわぬ少女たちのお尻が剥き出しになっている。
 さらに、自由になっていた両手を背中でひとくくりにし、前に置かれたテーブルにあごを乗せて上半身を支える姿勢とされた。
 女子生徒たちは、拘束されるとき、そして拘束された後も、この扱いに対して文句を言い放ち、何とかしてこの戒めから逃れようともがいていた。
 しかし、しっかりと固定された腰周りは、どんなに身体を揺すっても動くことはなく、また両手も自由を奪われているため、何一つ抵抗することができないのだった。

 そんなふうに女子生徒たちを拘束した状態のまま、男子生徒と教師の手によりカレーとご飯が作られていった。
 そして、カレーが完成したところで、クラスの全員が女子生徒のお尻側へと集まった。
 少女たちからは、腰周りの壁が邪魔になって、後ろに立つ男子生徒たちの姿が見えない。
 そして、少女たちの死角に入った男子生徒たちは、料理の仕上げをすべく準備をするのだった。

 作ったカレーのルーを具ごと浣腸器の中に詰め込んでいく。
 5本の浣腸器の中にカレールーを収めると、そのまま5人の少女のお尻に向かう。
 そして、それぞれのお尻の前に立つと、補助の男子生徒が少女たちのお尻の肉を左右に開いて、肛門を剥き出しにした。
 それと同時に少女たちの悲鳴が上がるが、それを無視して、浣腸器の先をピンク色をした窄まりの中に突き入れたのだった。
 途端に、息を詰まらせ、声ならぬ悲鳴を上げる少女たち。
 そうして一息ついたところで、浣腸器の中のカレールーを女子生徒たちの直腸へと注入していった。
 ひとりにつき500mlずつの具入りカレールーが、少女たちのおなかの中に注ぎ込まれた。
 具を入れるために、特製の浣腸器が用意されており、嘴管が太くやわらかい素材でできている。
 そのため、肉塊やジャガイモなどの具が、嘴口と少女たちの肛門口を押し広げながら抽入されていく。

 身体を震わせ、歯をかみ締める少女たち。
 液体状のカレールーがお腹の中に注ぎ込まれていく不快感に翻弄され、そしてそれとともにどんどん潜り込んでくる固形状の具の数々に身悶えする。
 そんな少女たちのお尻に、それぞれ大きな鍋があてがわれる。
 そこまできて、女子生徒たちにこれまでのこの調理実習の目的がはっきりと理解できてしまった。
 それは、とても信じられないような事実である。
 しかし、今まで目の前で作られていたカレー、そのカレーを持って後ろに回った男子生徒たち、いま浣腸で注ぎ込まれたカレー、お尻にあてがわれた鍋……。
 それらの状況から導き出されたものは、12歳の少女たちの想像を遥かに超えるものであった。

 少女たちは、これから自分に降りかかるであろう惨劇を避けるために声を張り上げた。
 一体何をしようとしているのか!……、そんなのは絶対に嫌だ!……、これからは言うことを聞くから許して!……等々……。
 希も真由美も、郁美も綾も、そして瑞穂も、必死だった。
 しかし、その日の家庭科担当教師である玲子は、冷ややかにその声を無視した。
 一言……もう手遅れよ……と。


 カレールーを浣腸した男子生徒たちは、まるでカレーを煮込むかのように少女たちの菊穴に菜ばしを突っ込んでかき混ぜる。
 その動きに合わせて、小さなお尻が揺れ動き、身体が震えてしまう。
 男子生徒たちは、カレーのルーに少女たちのエキスを混ぜ込むように、そしてそのエキスに具をなじませるように、かき回していく。
 自分たちの身体の中を駆け巡るルーと、かき回されるごとに直腸壁を押し広げて絶え間ない刺激を与える肉や野菜。
 普段口にする食材に身体を陵辱される少女たち。
 しかし、両手の自由を奪われ、しかも上半身と下半身を板で仕切られ拘束されている少女たちには、その仕打ちから逃れるすべは何一つ残されていない。
 そして、箸が奥深くにまで突き込まれると、仰け反りながら嗚咽を漏らすことを避けることもできなかった。
 特に、つい1ヶ月ほど前の反省室の一件で、アナル性感帯を開花させられてしまった真由美には、つらい仕打ちである。
 おなかを駆け巡る暴力的な不快感と、お尻の穴の中でくすぶり広がる官能の炎。
 人一倍強い気力で何とか声を殺して耐えているが、誰の目にもその苦悩は明らかであった。

 ……10分後、ひとり……またひとりと、屈辱の悲鳴を上げながら鍋の中へとカレールーをひり出していった。
 最後まで我慢していた希も、浣腸をされてから15分後に決壊……、そのすべてを鍋の中に注ぎ込む結果となった。
 それぞれ、ぴったり500mlずつのカレールーを注入したにもかかわらず、鍋に戻された茶色いカレールーは、明らかにその量を増やしているのだった。
 ほとんどの鍋には、入れた量の倍である1リットルを超える量の「カレールー」がなみなみと波打っていた。
 その鍋を、あえて少女たちの正面に持っていき、スパイスのような調味料を入れながら少女たちの目の前でトロトロとかき混ぜていく。
 少女たちの顔は、恥と屈辱に真っ赤に燃え上がっていた。
 そして、少女たちの想像通りの……そして信じられないことが瞳に映り込んだ。
 たった今自分のお尻の穴から噴き出させられたカレールーをご飯にかけて、そして自分の目の前のテーブルの上に並べたのである。
 見た目「だけ」は、普通のカレーライスのように見える「それ」が、少女たちの眼前に配膳されたのであった。
 カレーのスパイシーな香りに混じって嗅覚を刺激する芳しい匂い。
 それは嗅ぎ慣れた自らのモノの匂い……。
 少女たちは、言葉もなく息を飲んだのだった。


 戸惑いと動揺を隠せない女子生徒たちに向かって、玲子がいくつかの事柄を告げた。
 まず、このカレーには滅菌剤を混ぜ込んでいるため、衛生上の問題はないこと。
 そして、このカレーライスを全員が食べ終わらない限り、この調理実習の授業は終わらないこと。
 1杯目のカレーライスを食べ終わったあとは、自分の鍋の中のカレールーが残っている限りおかわりは自由。
 ただし、鍋に残った分は、最後のひとりになった女子生徒が責任を持って完食しなければならないこと。
 全員の食事が終わるまでの間、男子生徒たちには女子生徒の下半身を自由にしてもよいこと。
 全員が食事を終えるまでの間に女子生徒の下半身から出たものは、そのまま再び股下に置かれた鍋に入れられて、当人のおかわりの際に供するか、最後のひとりのおかわりに充てられること。
 それらのことが少女たちに伝えられた。
 そして、淫獄の時間が始まった。
 男子生徒たちが、調理実習室にあるあらゆるものを使って、少女たちの淫部を弄び始めたのである。


 さきに教師に告げられた内容を考えれば、もう、このカレーライスを食べる以外に少女たちにとって選択の余地がないことは明らかである。
 これを食べない限り、この場から開放されることはありえない。
 この聖女学園で2ヶ月ほどを過ごした少女たちには、もはやそれは疑いようのない事実として認めざるを得ないほどの経験を経ている。
 しかし、目の前にある「それ」を口にするなど、絶対にできるわけがなかった。
 それは、自分の身体から排泄された「モノ」なのである。
 

 だれもカレーを口にしないまま、少しずつ時が経過していく。
 しかし、それは静かな時の流れではあり得なかった。
 絶えず、調理実習室には少女たちの甘く切なく、そして悲痛な喘ぎ声がこだましているのである。
 そして、彼女たちの下半身はもうどろどろになっていた。
 そんな少女たちの股間から滴り落ちた蜜液は、すべて股下に置かれたカレー鍋の中に注ぎ込まれている。
 少しずつ恥辱の色を濃くするルーを抱えながら、少女たちの苦悶と葛藤がさらに強まっていくのだった。

 そして、とうとうひとり目の脱落者……いや先駆者が現れた。
 希だった。
 希は意を決すると目の前に置かれた汚物まみれのカレーライスに口をつけた。
 その唇は小さく震え、恐怖と屈辱が心を縛り付けているのがわかる。
 それでも希は、大きく口を開けると茶色く色を染めたご飯を口に含んだのだった。
 口の中に広がるスパイシーな味と、それに混ざり込むありえない苦味……。
 信じられないほどの嫌悪感と、そして経験したことももないほどの屈辱が彼女を染め上げる。
 それでも、この汚辱のカレーを食べないことには、この地獄のような時に終わりは来ない。
 目に涙を浮かべ、唇を震わせながらも、希は目の前の恥辱を食べ続けた。
 しかし、希はただ食べることに集中することもできなかった。
 必死に口をカレーにつけている最中も、希の下半身は男子たちの激しい責め苦に晒され続けているのである。
 今、希の膣を埋めているキュウリは、一体何種類目の野菜だったか……。
 希の記憶に残っているだけでも、ナス、ニンジン、ピーマン、ゴボウ……。
 一体どれだけの野菜を愛液で洗い、そして汚してきたか覚えてもいない。
 既に2度の絶頂を迎えている希は、股下のカレー鍋におびただしい量の愛液を滴らせてしまっているのだった。

 続いて真由美が、とうとうカレーに口をつけた。
 屈辱にまぶたを震わせ、汚辱色のカレーライスを口に含む。
 あまりの悔しさと惨めさに、全身が震えるのを止められない。
 それでも真由美は、心を無にするかのように感情を殺して黙々とカレーライスを食べていった。
 3口、4口、5口……とただ口を動かし続ける真由美……そして6口目を口に含んだ瞬間、「かはっ」というむせた声とともに口に入れたものをこぼしてしまう。
 お尻の穴に細身の泡立て器が突っ込まれたのである。
 無残な責め苦に苦悩しながらも、目の前のカレーに集中する。
 真由美を突き動かしているのは、自分を堕とし込もうと躍起になっている男子生徒への憎しみの心だった。
 屈辱に打ちひしがれながらもう一度カレーを口に含む真由美……しかし、突如回転し出した泡立て器の刺激に、肛門が爆発したかのような錯覚を覚え、またも口にしたものを吐き出してしまった。
 お尻に突き入れられたのは、電動のハンドミキサーだったのである。
 アナルに最大の弱点を抱える真由美にとって、それはとどめを与えるのに十分なほどの破壊力を秘めていた。
 真由美は、腰と手を拘束された不自由な身体を精一杯仰け反らせ、カレーとご飯粒を撒き散らせながら悲鳴を上げると同時に、無毛の割れ目の小さな穿孔から、黄色い飛沫をほとばしらせてしまった。
 その清流は、股下に置かれたカレー鍋の中に注ぎ込まれていく。
 真由美のカレーのおかわりは、スープカレーへと変貌を遂げていくのだった。

 続いて、郁美が顔を皿に沈める。
 両手を戒められ、目の前に皿が置かれている以上、このように犬のようにして皿に顔を埋めなければ、この淫猥な食事を食べることはできない。
 しかし、それは人が……それもうら若き乙女がなすべき行為ではありえなかった。
 どんなに上品に食べようとしても、無様に皿に口をつける食べ方では、取り繕うことなど不可能。
 みっともなく、口元から頬までを汚しながら食べる以外になすすべはない。
 ましてや、その美貌を汚しているのは、自らがひり出した脱糞カレーなのである。
 しかも、郁美のカレーには、見てはっきりと「それ」とわかる固形状のモノが皿の上にいくつも乗っていた。
 どうやら、意図的に男子生徒が郁美の排便カレーをあまりかき混ぜずに原型を残すようにしてよそったようだった。
 よく見れば、郁美のカレーを作った男子生徒は、郁美に対して何かとちょっかいを出してくる男子生徒だった。
 確か、きのうも散々郁美のスカートをめくろうとして、あれこれとちょっかいを出してきていた。
 その大半はなんとか逃げ切った郁美だったが、それでも何度か剥き出しの股間を晒しものにされることは避けられなかった。
 そしてきょう……、こんなところでも、ネチネチと仕掛けてきた……ということなのだろう。
 しかし、事情はどうあれ、今の郁美には文句を言うことも抵抗することも不可能である。
 ただ、自分の糞便カレーを食する以外に、どうしようもない。
 堕ちるところまで堕ちた……そんな思いが郁美の心を蝕んでいく。
 しかも、郁美はこのカレーを目の前に出されてから今まで、ずっと焦らし責めを受けていた。
 クリトリスを、膣を、肛門を、散々にいじられ続けながら、いざ果てようとすると、すっとその刺激を引いていく。
 そうして熱く火照った陰部に向かって、今度は氷や水を使ってまったく逆ベクトルの刺激を与えてくる。
 冷たい刺激に翻弄され、その快感に身体が誘われると、またもや逃げていき、今度は熱いおしぼりで弄ばれる。
 上へ下へと訳がわからなくなるほどのフェイント責めに、郁美は耐えられないほどの官能を身体に溜め込んでいく。
 それでも、郁美は必死の思いで目の前のものを口に運び続けていた。
 ……と、突然郁美の顔がウンチライスの中に突っ伏した。
 散々刺激され硬くしこったクリトリスを、刷毛で撫でられたのである。
 焦らしに焦らされた官能の源泉に、突然打ち込まれた痺れるような刺激に、郁美はなすすべもなかった。
 しかし、その刷毛の動きは、それだけでコップ1杯分にも至ろうかという愛液を滴らせながらも、郁美を決して高みには突き上げない。
 絶えず8合目から9合目の状態を維持し続けた生殺し状態にさせられているのだった。
 力なく顔を上げた郁美の美貌は茶色いカスと汁にまみれ、無残な様相を示していた。

 綾もまた、震える唇をカレーに近づけた。
 その顔は、散々に泣きはらして目も頬も真っ赤になって濡れている。
 綾は、もう何十分もの間、クリトリスを徹底的にいじめられ続けていた。
 発毛の兆しも見えない幼い割れ目を大きく開かれ、その奥に隠れていたいたいけな豆粒を引っ張り出されると、調理用の糸をその根元に縛りつけられ、ことあるごとに右に左に、上に下に引っ張られる。
 さらにスプーンでこねくり回されたかと思えば、フォークで突かれ、菜ばしで挟まれてはしごかれる。
 絶え間ない淫豆責めに、綾の淫裂は溶け落ちたかのように、見るも無残に濡れそぼっている。
 既に2度吹き上げた潮は、残らずカレー鍋の中に収められていた。
 ウンチ風味のカレーに、さらに女の子味がミックスされていく。
 綾がいくら泣き叫んで許しを請おうとも、男子生徒によるクリトリス攻撃はやむことはなかった。
 それどころか、時間とともに激しさが増していく。
 クリトリスに裏ごし器の網を当てられて、愛液を裏ごしされたところで、とうとう綾の気力が敗北した。
 許しを請うように、泣きながらカレーライスを食べ始めたのである。
 いくら事前に滅菌してあるからといっても、自らの排泄物を口にしていることに変わりはない。
 これほど惨めな食事など、綾の短い人生で初めてのことであった。
 それでも、この恥獄から逃れたい一心で、綾は禁断のカレーライスを食べるのだった。

 最後まで残っていたのは瑞穂だった。
 瑞穂の下半身もまた、無残なまでに容赦のない淫ら責めにさいなまれている。
 ウィンナーをお尻の穴に入れられ、ゆで卵を蜜壷に詰め込まれ、その上で箸を挿入されて穴の中をかき回される。
 気が狂いそうになるほど恥ずかしく激しい、そして変態的な淫食責めである。
 食べ物と食器が乱舞する胎内の刺激に、瑞穂は望まない官能を突き上げさせられ、無様に腰を振り立てることを止められない。
 「もうやめてください」という心からの嘆願も、「カレーを食べたらやめてあげるよ」という無慈悲な答えしか返ってはこない。
 「こんなものは食べられません」と拒否しても、さらに激しい責めで返事をされる。
 人一倍恥ずかしがり屋の瑞穂にとって、下半身を無防備に晒すこの格好だけでも死ぬほど恥ずかしいのに、その剥き出しの股間をいいように辱められ、さらに目の前には自らの汚物が混ざったカレーライスが置かれている。
 逃げ場のないこの状況にあって、なおも瑞穂はどうすることもできなかった。
 そんな瑞穂に、教師の声が聞こえてくる。
 ほかの子たちはもう食べ始めている――そして、全員が食べ終わるまではほかの子の下半身責めも終わることはない――という瑞穂の心をかき乱す言葉だった。
 仮に、ほかの4人の少女たちが食べ終わったとしても、自分が食べ終わらない限りは、誰一人としてこの地獄から抜け出すことはできないのである。
 決して短くはない葛藤の時間が過ぎた後、おずおずと、瑞穂の口が動き出した。
 何度も何度も逡巡した挙句に、とうとう瑞穂の口がカレーに届いたのだった。

 こうして、5人の少女たちによるウンチカレーの食事会が進んでいった。
 皆、目に涙を浮かべて苦しそうな表情でカレーライスを食していく。
 両手を使えずに、顔を皿につけながら食べるしかない少女たちは、口の周りを茶色く汚し、中には郁美のように顔面全体に色をつけながら食べるという、みっともない姿を晒している。
 しかも、そのかわいらしい顔を汚しているのは、自分たちのおなかから……お尻からひり出したものなのである。
 以前から強気な希や真由美も、そして芯の強が光る郁美も、目に屈辱の色を残しているが、この無様な姿ではそんな気の強さは何の意味もなすことはなく、まったくの無力である。
 気の弱い綾や瑞穂などは、ただ泣きじゃくりながら租借し続けている。
 そして少女たちは汚辱のカレーを食べながらも、壁を挟んだ下半身の方では、見るも無残な淫ら責めにあっているのである。
 ときおり、あえぎ声を殺すような声が漏れたかと思うと、むせ返って余計に周りを汚してしまう。
 その横では、耐えかねたかのように仰け反りながら悶え果ててしまう。
 そんな惨状が繰り広げられているのだった。

 そして、一皿目を食べ終わった少女たちから、おかわりの要求がなされる。
 一皿食べれば終わりにしてもかまわないことになっているが、残した分はほかの子が食べなければならないことになっている。
 自分の汚物入りのカレーライスをほかの子に食べさせることなど、少女たちに考えられるわけもなかった。
 少女たちは、自分の分のカレーを完食しようと、2杯目をよそってもらうのだった。
 しかし、2杯目は1杯目に比べてさらに淫惨さが増していた。
 全員のカレールーに愛液が多量に混ざり込み、糸を引きながらこれまで以上に複雑な風味を作り出している。
 特に、真由美と綾のカレーはほかの少女たちのカレーと比べても、様相を異にしていた。
 真由美は、途中にしてしまった失禁のせいで、スープカレーのように水っぽく、そして色合いもわずかに黄色くなっていた。
 綾もまた、何度も吹き上げた潮によってよくわからない水気を帯びてしまっている。
 もう、とても人の食べるものではない。
 しかし、それでも少女たちは自分のために、そしてクラスメイトのためにそれらを食べなければならないのだった。


 5人全員が愛液風味の……中にはオシッコ風味さえも混じったウンチカレーを食べ終わったのは、既に全員が二桁にも及ぶ回数の絶頂を迎えた後だった。
 途中からは、みなイキながら咀嚼し、喘ぎながら飲み込んでいった。
 そうして、1時間半もの時間をかけて、とうとう全員が完食したのだった。
 食事の完了と同時に、両手と腰周りの拘束が解かれる。
 しかし、少女たちは体力と気力を使い果たしており、みな意識を失うようにして床に倒れ込みそうになる。
 そんな少女たちを男子生徒たちが抱え起こし、憔悴した女性性とたちが男子たちの手により正面を向かされた。
 そこには、デジタルカメラを構えた男子生徒が待ち構えており、たった今、汚辱のカレーを完食した少女たちの姿をレンズに収めようとしていた。
 反射的に顔を背ける少女たちだったが、男子生徒と玲子に笑顔を作るように言われ、既に気力が尽き果てた少女たちは涙を流しながらも、無理やり引きつった笑顔をカメラに向けさせられる。
 そうしなければ再度の食糞をほのめかされた少女たちに、それを拒否することは不可能だった。
 顔面から上半身まで汁状のウンチを滴らせ、固形のウンチをこべりつかせて、その汚辱の跡をぬぐうことすら許されない状態で笑顔を浮かべさせられた姿を写真に収められる少女たち。
 男子生徒が満足する表情を浮かべるまで何度も撮り直され、あたかも喜んでウンチまみれになっていると錯覚するような笑顔が撮影できたところで、ようやく少女たちは解放される。
 そして、精も根も尽き果て、ウンチまみれのまま薄れそうになる意識の中で、少女たちの耳に玲子の声が響く。

「もし、また調理実習で言うことをきかないようだったら、今度はカレールーを使わないカレーライスを食べてもらいますからね……。
 今度からはきちんと言うとおりにするのよ。
 それから今撮った記念写真は、きょう、カレー調理実習を実施した証として各学年のクラスに配ります。
 このカレー調理実習は毎年の恒例行事みたいなものですからね。
 先輩たちにも、この通過儀礼を越えたことを報告して、一皮剥けた姿を知ってもらわないとね。
 そういえば、去年の子たちはあんまり聞き分けがないもんだったから、カレーライスの次にビーフシチューを食べてもらって担任の先生から聞いたわね。
 大して具も入れていないのに、具だくさんのビーフシチューができ上がって、みんなうれしそうに涙を流しながら食べたそうよ……」

 カレールーを使わないカレーライス……。
 具を入れていないにもかかわらず具だくさんのビーフシチュー……。
 その意味するところは、少女たちの心を屈服させるのに十分であった。
 そしてその屈服の事実が、全校生徒に、人として最も惨めな姿を収めた写真とともに知らしめられるのである。
 それは、とても中学1年生……12歳の少女たちの心で耐えられるものではなかった。


 顔を茶色く染め、汚辱の食事をした少女たちは、これ以降、家庭科の調理実習において自ら調理台の上に乗り、身体を開くようになった……。


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