体育授業
〜相撲〜



 ある日の体育の授業で、相撲が行われることとなった。
 相撲は、日本の国技であり積極的な教育への導入が求められているため、聖女学園でもそれに則っている。
 ただし、聖女学園における相撲の授業は、当然のことながら、一般的な学校で行われているものとは、一線を画する。


 相撲の授業は、屋外の土俵にて行われる。
 しかし、土俵の周りに集まった男子生徒と女子生徒の姿は、明らかに異なる様相を見せることになる。
 男子は、普段のTシャツとハーフパンツの上にまわしを巻いた格好で、いかにも学校の授業で相撲を取るような格好である。
 一方女子は、「普段接する機会のない相撲の世界をよりよく知ってもらうため」ということで、できるだけ正式な格好になることとされ、上半身裸、下半身は腰にまわしを巻いたスタイルである。
 とはいえ、正式なまわしでは、少女たちの未成熟な性器を傷つけるおそれがあるということで、まわしは聖女学園特製のものが用いられ、素肌が透けるほどの薄い布を1枚、腰周りにまわしとして巻くことで、代用している。
 そのため、まわしを巻いているとはいえほとんど素肌が透けて見え、一見するとほぼ全裸に近い格好となっている。
 当然、裸の上半身は胸の膨らみから乳首まで余すところなく露わになり、下半身は薄布越しに股間の割れ目や陰毛、そしてお尻の割れ目もはっきり見て取れる。


 相撲の授業は、基本的に簡易試合形式で行われる。
 簡易試合では、安全のため投げ技や突き技は禁止とされ、基本的には押し出しや寄り切りによって勝敗を決するルールとなっている。
 とはいえ、試合中に転んでしまうことはよくあることであり、そのようなときに普段格闘技に慣れていない女子生徒が不用意に手をついてケガをしてしまわないようにという配慮から、試合では女子生徒は両手を背中で縛り、転んでも手首や肘をケガしないようにしている。
 そして、女子生徒の試合相手を務める男子生徒にも、女子生徒を転ばさないように配慮することが言い渡される。
 しかし、男子生徒に投げ技を封じるとともに女子生徒を転ばさないように配慮させるだけでは、取組が不自由になることから、不公平であるということで、そ の代償処置として聖女学園特別ルールが定められ、男子生徒には「押し出し」や「寄り切り」のほかに、「逝かせ落とし」という決まり手が認められている。
 これは、文字通り試合相手である女子生徒に、性的絶頂を迎えさせ、逝き疲れさせて膝をつかせるという技である。


 そのようなルールのもと、女子生徒と男子生徒による相撲の簡易試合が行われる。
 そんな不自由かつ無防備極まりない姿で土俵に上がる女子生徒に対して、男子生徒はある道具を手にして土俵に上がる。
 その道具というのは、いわゆる電気アンマ――すなわち電マであり、男子生徒はこの相撲の簡易試合において、電マを使うことが認められているのである。
 これは、聖女学園特別ルールである「逝かせ落とし」を決める際に、まわし越しでは技を繰り出しにくいとのことから、特別に認められたものである。
 もっとも、女子生徒たちが身に着けている薄布まわしは、厚みがほとんどなく、その上からの刺激が妨げられることはないのだが……。

 こうして、両手を後手に拘束され、薄布1枚を腰に巻いただけのほぼ全裸の女子生徒と、電マ装備の男子による、不公平極まりない相撲試合が繰り広げられるのである。

   ・
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 希は、土俵の上に立っていた。
 ほぼ、全裸と言ってもいいほどの格好で、上半身は完全な裸、下半身は素肌が透けるほど薄い布でできたまわしを巻いただけである。
 そんな恥ずかしい格好を隠すことなくさらけ出しているのは、もちろん自分の意志などではなく、両手が背中で縛られて自由がきかないためである。

 希の前に男子生徒がひとり土俵に入る。
 男子生徒は、普通の体操服に相撲のまわしを巻いた格好である。
 そして、その男子生徒のまわしの横には、大きな電気器具……電マがぶら下げられていた。

(……ふざけている…………)

 希は、自分自身の格好と男子生徒の姿を見て、心の中で毒づいた。
 しかし、この聖女学園においてそのような感情は、何の意味も持たないのだった。

「それでは、両者見合って……」

 行司役の体育教師である京香の声に従い、希と男子生徒とは土俵中央でしゃがみ込む。
 両膝を開いてしゃがみ込む、いわゆる「蹲踞」の格好をとると、希の陰毛に飾られた股間の割れ目は、薄布を透かして正面にしゃがみ込む男子生徒の目にはっきりと映ることになる。
 一方、後ろ側からは、開いたお尻の肉に引っ張られて剥き出しになった肛門が、薄いまわし越しに見えているのだった。
 あらゆる恥部を晒すこの格好に、希は唇を噛みしめ耐えることしかできない。
 この蹲踞においては、「女子生徒は身に着けているまわしの股間部分のシワがなくなるまで、両膝を左右に広げること」と定められているのである。
 股間の割れ目に張り付くように身につけられているこの薄布のまわしは、わずかに股を閉じるだけでもシワが寄ってしまうため、女子生徒はどうしてもまわし のシワをなくすためには、両膝を限界まで広げて、太ももがほぼ一直線、180度になるまで開かなければならないのである。
 そして、それは股間の割れ目をまわしの布にピッタリと張り付けることと同義であるため、股を開いて蹲踞をする女子生徒の股間は、ピッタリと張り付いたまわし越しに、はっきりと女の子の亀裂が透けて見えるようになるのである。
 この格好は、体育の相撲において、必ず女子生徒がとらなければならない格好とされ、それを拒否することはできないことになっている。
 しばらく希の裸身を見て、ようやく満足した男子が土俵に手をついたところで、ようやく相撲の試合が始まった。

 京香の立合いの掛け声とともに、立ち上がる希。
 しかし、相撲特有の立合いとともに身体をぶつけ合うような試合展開にはならなかった。
 男子との接触を避けようと、希が一歩退いて間を取ったのである。
 男子生徒の方もまた、性急な立合いにしようとはせず、距離を取る希を悠然と見つめている。
 それは、胸もアソコも隠すことができず露わにした希の全身を、視姦するかのような視線であった。
 この、まるで柔道かレスリングのような立合いは、しかし長くは続かなかった。

 男子生徒が、希と組み合おうと突進してきたのである。
 希もまた何とか距離を取ろうと土俵の中で身を捩るが、そもそも狭い土俵で相手から逃げ切ることなど不可能である。
 2回目の突進で男子生徒に捕まってしまった希は、薄布でできたまわしに手をかけられ、完全に組み合った格好になってしまったのだった。

 本物の相撲のように組み合った状態になると、両手の自由がきかない希には、もはや相手を土俵の外に押し出す以外に勝ち目はない。
 とはいえ、いくら運動神経がいい希であっても、単純な腕力勝負では男子生徒に対して分が悪いことは明らかだった。
 仮に、身体の自由がきいて広いエリアの中であれば、機敏なフットワークで相手を翻弄して男子生徒すらも出し抜くことができたであろう。
 しかし、今、希がいるのは、両手を背中で括られた不自由極まりない格好で立たされている狭い土俵の中である。

「……くっ……」

 希は、肩を男子生徒に預けながら男子生徒を土俵の外へと寄り切ろうと押し付ける。
 しかし、男子生徒も同級生の女子生徒相手に、そう簡単に押し負けるということはない。
 そんな押し合いがしばらく続いたところで、男子生徒が希に対して攻勢に出たのだった。

「……んぁっ!」

 希の口から、とても相撲の最中とは思えないような声が上がった。
 男子生徒が、組み合った状態で片手をまわしから外し、自分のまわしの横についていた電マを手に取ると、希の乳首にその先端をあてがい、スイッチを入れたのである。
 通常の相撲では考えられない攻め手だが、そもそも「逝かせ落とし」などという決まり手を作っている聖女学園におて、女子生徒の性感帯を責める攻撃は、常套手段であるどころか、正攻法とも言える。
 当然、女子生徒の方もそのことはわかっているのだが、両手の自由を封じられている女子生徒たちに、その攻撃をかわす術はない。
 それは希も同様で、敏感な乳首をいじり回す男子生徒相手に、わずかに上半身をよじって逃れようとする程度の抵抗しかすることはできず、当然そのようなことで、男子の淫猥な手から身体を逃がすことはできない。
 しかも、男子生徒は、右手で希の乳首に電マを押し付けていじり回す一方で、左手でまわしを引き寄せ、希が男子の手から逃れることを許さない。
 こうして、希は不本意にも乳首を勃起させられ、そしてその勃起乳首を散々弄り回されるという辱めを受けるのだった。

 次に、男子生徒は電マを希のまわしに覆われた股間の割れ目へと向けてきた。
 乳首に襲いかかった刺激に、息を荒げながらも、男子生徒の意図をとっさに読み取った希は、身体を半身にするようによじり、必死に男子生徒から距離を取ろうとした。
 男子生徒も、一瞬注意がそれていたのか、辛うじてまわしにかかった手が切れ、希は、わずかに男子生徒から身体を離すことができた。
 しかし既に土俵際まで追い詰められていた希は、そこから逃れる手段を失っていた。


 必死に勝機を探して、思考を巡らせる希。
 希は、簡単にこの試合に負ける訳にはいかないのだった。
 この相撲の試合に負けた女子生徒は、特訓と称して土俵の周りに立てられている鉄砲稽古用の大きな柱を背中に抱くように両手両脚を広げて柱の後ろで拘束され、背を反らせることで前に突出された胸と股間とを、幾人もの男子生徒が手にする電マで刺激し続けられるのである。
 直径50センチほどもある太い柱を背中に抱き、両脚を柱の裏側で縛られた女子生徒は、みっともなく股が開かれ、恥ずかしい割れ目が剥き出しとなる。
 そして、既に試合が終わった女子生徒にまわしは不要とのことから、薄布とはいえ唯一の衣類を脱がされ、一糸まとわぬ全裸でそのような格好を強いられるのである。
 それからは、ただひたすら敏感な性感帯を暴力的なまでの刺激で責め立てる電マの振動に、耐え続けていなければならない。
 当然、無防備な性感帯を責められ続ける女子生徒たちに、男子たちの目の前で喘ぎ悶え、蜜壺からは愛液を滴らせることを食い止めることは、不可能である。
 そうして、乳首、クリトリスといった特に敏感な突起部分に電マをあてがわれて、激しくも望まぬ快感に全身を犯された女子生徒たちは、次々と絶頂を迎え、盛大な潮吹きを披露してしまうことになるのである。

 希の視界の隅には、4人のクラスメイトの姿が映っている。
 既に、試合を終え、そして敗北した4人の女子生徒たちは、柱に縛りつけられ、あられもない喘ぎ声を上げながら、何度も何度も絶頂を迎えているのだった。
 初戦で敗退した綾は、既に30分以上も無垢な割れ目を責められ続け、股下の電マの表面は、余すところなく綾の愛液でコーティングされている。
 2戦目に戦い、敗退した由紀も、幼い蜜割れの中に潜む真珠を電マに責め立てられ、泣きながら絶頂を繰り返している。
 3戦目で、善戦しつつも敗退した真由美は、剥き出しにされたクリトリスだけではなく、無理やり柱とお尻の間に挟み込まれた電マによって、お尻の穴までも激しい振動に責められ、大量の愛液と潮で足元の土に汁たまりを作っている。
 4回戦目に出た瑞穂は、土俵上で男子生徒に何度も辱められた後に敗退し、敏感な乳首を繰り返し責め立てられては絶頂を迎え、緩んだ膣穴に電マの先端を押し込まれて、胎内を駆け巡る卑猥な振動に悶絶している。

 試合に負ければ、希もまたクラスメイトの女子4人と同じ辱めを延々と味わわされることになるが、特にクリトリスへの刺激に弱い希は、自分が授業の残り時間すべてをかけてクリトリスを電マで責められて、正気を保っていられる自信はないのだった。


 希のそんな思考を切り裂くように、改めて希に手をかけようと動き出す男子生徒。
 再度、距離を詰めてくる男子生徒に、希は思わず電マを持つ手とは反対側に身をかわそうとした。
 しかし、その反応は男子生徒の予想通りのものだったらしく、フリーの手をまわしの後ろ側にかけられ、身体を引き寄せられると、希は男子生徒に後ろから羽交い締めにされたような格好で、土俵際で身体を入れ替えた形で引き立てられた。

「くっ……は、はなせっ!」

 必死に身をよじって男子の拘束から逃れようとする希だったが、身体の前に回された手にガッチリとまわしを握られ、かつ電マを持つ方の手もお腹に回されて、完全に拘束されてしまっていた。

「へへへっ……それじゃあ希ちゃん、本番の攻撃、いくよ」

 男子生徒は、希の耳元でそうささやくと、右手に持つ電マの先を、希の股間……クリトリスへの位置へと伸ばしていった。

「……や、やめろっ…………んっ、んぁっ!!」

 希は抵抗の声を上げるが、その直後に襲いかかってきた感覚に、思わず1オクターブ高い声を上げてしまう。
 激しく振動する電マの先が、正確に希のクリトリスをとらえたのだった。

 人一倍クリトリスが敏感な希にとって、その責めはあまりにツボをついたものであった。
 透けそうなほど薄い布であるまわしなど、刺激を和らげる役には全く立たない。
 あまりに激しい刺激に、希は膝を寄せ、腰を引いて電マの先端からクリトリスを引き剥がした。

「……は、はなせっ……」

 辛うじて股間を電マの魔の手から逃すと、必死に男子生徒の拘束から逃れようともがく希。
 こうして身体を押さえつけられている以上、いつどこに変な刺激を与えられるかわかったものではない。
 しかし、男子生徒もまた、そう簡単に希の身体を逃す訳もなかった。
 左手で握り込んだまわしの前を上に持ち上げるようにしながら、希の身体を引き寄せる。
 そうなると、希はまるで股縄で股間を吊り上げられたような形になってしまい、股間を前に突き出すような格好にされてしまう。
 そうなれば、今度こそ逃げ場のないクリトリスへの電マ責めを食らうことになると察した希は、必死に腰を引き、内股になって耐えようとする。
 しかし、このとき希は、このクリトリスを巡る攻防に気を取られ、いつの間にか男子の右手が持つ電マが希の前から姿を消していることに、気がつかなかった。
 その男子生徒の意図に気づかず腰を引いていた希は、無防備に股間の大事な部分を男子に向けているも同然だった。
 希が自らの戦略ミスに気がついたのは、自らの敏感な割れ目の奥に潜む多感な姫壺を、嵐のような衝撃に掻き回されたときだった。

「ひゃぅぁぁああっっっっ!!!」

 甲高い悲鳴を上げながら、身体を仰け反らせてしまう希。
 男子生徒は、こっそりと希の後ろに引き寄せていた電マを、必死に腰を引いて剥き出しにしてきていた希の股間の蜜裂に押しこむようにして、割れ目の中の粘膜ごとかき回すように衝撃的な振動を食らわせたのである。

 予想外の後ろ側からの攻撃に、思わず仰け反った希は、タイミングを合わせて持ち上げられたまわしの布に腰を引き上げられ、股間を前に突き出す格好……すなわち、クリトリスを無防備にさらけ出す格好を取らされてしまったのだった。
 再度、もがいて体勢を変えようとする希だったが、股間を持ち上げられたときに巧みに男子生徒に足を股下に入れられて、脚を絡めとられ、さらに広げられた膝に抑え込まれて、脚を閉じることもできなくなっていた。
 そうして、十分に体勢が整ったところで、男子生徒は改めて希のもっとも敏感な女芽に向けて、電マの暴力的なまでの振動を押しつけたのである。

「あぁっ…………あぁぁぁっっっ!!!
 ダ……ダメ……つ、強すぎ…………ひぃっっっ!!」

 電マがあてがわれると同時に、腰を暴れさせ悶えながら喘ぎ声を上げる希。
 しかし、しっかりとまわしを握り、希の股間を制御下に置いた男子生徒の電マは、どれだけ動いてもその攻撃ポイントを外すことはなかった。
 膝を広げて拘束され、突き出させられた股間に電マを当てられてクリトリスを責められる希は、不本意な快感に股間を痺れさせていき、はしたない愛液を股間の割れ目から滴らせていく。
 それでも、男子生徒による電マ責めは止まることはなかった。

「ひっ……くぁっ…………んっ…………んぅぅぅっっっ…………」

(こ……このままだと…………い……逝かされ…………。
 ……そうなったら……、もう……逃げられ…………ない…………)

 容赦なく敏感な肉豆を電マ責めにされる希は、駆け巡る快感に喘ぎながらも、何とか反撃の方法を求めてもがいていた。
 土俵際で、綱を背にして希を羽交い締めにしている男子生徒に、希を土俵外に押し出す意図は全く見えない。
 男子生徒の意図は、明らかに連続絶頂による逝き疲れを狙った「逝かせ落とし」である。
 一度、絶頂に果ててしまえば、もはや力が入らず、負の連鎖を生むことは明白である。
 そうなる前に、男子を土俵外まで押し出し、試合を決しなければ、希に勝ち目はない。
 希はそう考え、最後の賭けに出ることを決意した。

(……んっ…………こ、これが……最後の…………。
 お願い……もって……わ、わたしの………………ク……リトリス…………)

 希は、クリトリスに押し付けられている電マをさらに押し返すようにして、股間を前に押し出していった。

「あぁぁあああっっっっっ!!!!!!!」

 当然、そんなことをすれば、クリトリスへの刺激がより激しくなり、想像を上回る官能の渦に、視界が霞みそうになる。

「あれ、希ちゃん、もしかしてクリトリスの快感が気に入ったのかな?
 自分から電マにクリちゃんを押し付けたりして……。
 それじゃあ、ちょっと動きにバリエーションを加えてみようか」

 男子生徒は、そう言うと電マのスイッチに手をかけ、動作モードを変えたのだった。
 今まで、単純にピストン運動するような振動をしていた電マのヘッドが、突然ローリングするように動き出したのだった。

「あひぃぃぁぁぁあああっっっっ!!」

 突然切り替わった感覚についていけず、おまけに自ら電マにクリトリスを押し付けている希は、大きく目を見開きながら絶叫を上げた。

(……そ、そんなっ…………そんな動きをするなんて…………は、反則…………)

 今までクリトリスを揺さぶる刺激だったのが、突如、こねくり回すような動きになったのである。
 しかも、決して優しくこね回すのではなく、電マらしく荒々しく、豆粒を弾くようにしてこねてくるのだ。
 ただでさえ、敏感な性感帯のかたまりであるクリトリス全体を、まるで餅のようにこねくり回す刺激に、希の意識は一瞬、飛びそうになった。
 その証として、今までに倍する量の愛液が、土俵の上に溢れでたのである。

(……あぁぁっっっ…………た、耐えられ…………な…………。
 も、もう少し…………もう少し……………………今っ!!!!)

 希は、目に涙を浮かべながらも、必死にタイミングを測ると、今まで前に突きだしていた絶頂寸前の腰を、勢いよく後ろへと引き、男子生徒への強烈なヒップアタックを敢行したのだった。
 土俵際で身体を入れ替えるようにして希を捕らえた男子生徒は、すぐ後ろに土俵の綱があり、あと1歩でも外に足を出せば、押し出し負けとなる。
 仮に足を出さなくても、強い勢いで押せば土俵に倒れこむ可能性も高い。
 これが、希がクリトリスへの刺激を代償に繰り出した、逆転の一撃であった。
 しかし、それを実行するためにも、できるだけ強い力で男子を押す必要があり、その勢いをつけるために、クリトリスへの犠牲を払ってでも腰を前に突きだしていたのである。
 それが成功すれば、もしかしたら女子生徒で唯一の白星を勝ち取ることができたかもしれなかった。
 確かに、男子生徒は土俵際に立ち、不意の一撃を浴びせることができれば土俵を割ることになっていたであろう。


 しかし、その起死回生のヒップアタックは、完全な不発に終わった。

「あっがっぁぁぁぁああああああっっっっっ!!!!!!」

 男子生徒が土俵の外に押し出される代わりに、希の悲鳴のような嬌声が上がったのだった。
 そしてその瞬間、「プシャァァッッッ」という湿った破裂音とともに、希の薄布まわしを素通しして、潮が土俵の上に吹き上げられることとなった。

 実は、電マの動作モードを「振動モード」から「ローリングモード」に変更したときに、男子生徒はもうひとつの仕掛けを起動していたのである。
 それは、聖女学園特製電マにのみ搭載されている、「吸引モード」であった。
 この特製電マのヘッドには、細かい穴が開いており、それぞれが強力なバキューム機能付きの吸盤になっているのである。
 この吸引モードを起動していたために、電マのヘッドは希のクリトリスを決して離すことなく、的確にこねくり回すことができていたのであるが、それはすなわち、クリトリスを決して逃がさないように吸引し続けていることにほかならない。
 これはある意味、形を変えたクリキャップの機能も兼ね備えていたのである。
 そうとは知らずに、全身の力を込めて、勢いよく腰を後ろに引こうとしたために、その力はすべてクリトリスの一点に集約されて電マに吸い上げられ、自らクリトリスを思いっきり引っ張り上げたかのような、強烈な刺激を与えることになってしまったのである。
 希の、完全なる自爆であった。

 あまりに強烈な快感を股間の一点に受けた希は、一瞬意識が飛んでしまい、そのまま土俵の上に崩れ落ちそうになった。
 しかし、その脱力した希の身体を、男子生徒が支えて倒れ込むことを防いだ。
 いや、倒れ込むことを許さなかった。

「もしかして、希ちゃん一発逆転の機会を伺っていたのかな?
 確かに、電マのモードを切り替えていない状態で、あのお尻アタックを受けていたら、危なかったかもしれないね。
 でも、まさかクリトリスを吸引されていることを知らずに腰を引こうとするなんて……、自滅行為だね。
 ……ほら、まだ試合は終わっていないよ。
 まだまだ、これからが本番だからね。
 がんばって、いい試合をしようね」

 男子生徒は、激しい絶頂感に力が抜けている希の身体を支えながら、さらに体勢を変え、今までまわしを握っていた左手を希の左脚の下から回して、片脚を持ち上げるようにしながら、そのまま土俵の中央まで希を運んでしまった。
 土俵の真ん中で大きく股を広げさせられて立たされる希。
 もはや土俵の真ん中まで移動されてしまったことで、ちょっとやそっとでは、土俵外に押し出すことはできなくなっている。
 もはや、希の勝ち目はゼロに落ちたと言ってもいい状態となってしまった。

 それでも、男子生徒は希との試合を終わらせようとはしなかった。
 完全な希の開脚拘束体勢を作り上げた男子生徒は、より責めやすくなった希の股間に向かって、電マの先を伸ばしていく。
 そして、希の股間を走る薄布まわしを脇に寄せて希の飾り毛に彩られた姫割れを露わにすると、その割れ目の中に押し込むように電マのヘッドを潜り込ませながら、希のクリトリスに強くあてがったのだった。

「あああぁぁぁぁぁっっっっ!!!!
 や……やめろ…………い、今は……ダメッ…………つ、強すぎ…………るぅぁぁああっっっっ!!!」

 たった今、捨て身の一撃をカウンターで返され、気を失うほどの衝撃と絶頂を迎えたばかりの希にとって、淫裂を分け入って押し付けられた電マの強力過ぎる刺激は耐えられるようなものではない。

「へー、『今はダメ』なんだ。
 どうしてかな?
 まあ、あんなに派手に逝った直後だからね。
 クリトリスが弱い希ちゃんには、この『食い込み電マ責め』はきついかな?
 でも、勝負の世界は非情だからね。
 大丈夫、すぐに勝って試合終了なんてことはしないから、希ちゃんは、ゆっくり逆転の機会を図っていていいよ」

 そう言って、男子生徒はより強く、電マのヘッド側面を、希の充血して固く勃起したクリトリスに押し付け、かつヘッドの先端を膣の穴の中に押し込むようにして、強力に振動させた。
 しかも、先ほど希を窮地に追い込んだ元凶であるバキューム機能も有効にされ、ヘッド全体にクリトリスも粘膜も膣襞も吸い付けられるという状態での振動は、希にかつて経験したことのない、未知の快感を送り込んでいた。

「あぁっ……そ、そんな……こん……なの…………あぁぁ……。
 …………あああああああぁぁぁぁっっっっっっっっくぅぁぁあああああああっっっっ!!!!!」

 1回目の絶頂を迎えてから、わずか20秒程度しかたっていなかったが、これだけの刺激を過敏な肉芽と蜜穴に注ご込まれては、もはや気を果てさせることに耐えることができなかった。
 希は、またしても押しつぶされた蜜腺から盛大に潮を吹き上げ、土俵を大量の愛液と潮汁で汚していったのだった。


 それからは、完全な男子生徒の独壇場となり、土俵は希の絶頂潮吹きショーの舞台となり果てることとなった。
 男子生徒は、希のクリトリスから電マを離すことなく、それでいていろいろと角度や当たり方などを変えながら、希に多彩な快感を送り込んでいく。
 また、聖女学園特製の電マは、非常に多機能になっており、その動作モードも多岐に渡っていた。
 電マはスイッチを切り替えるたびに、ヘッドを高周波振動させたかと思えば、長ストロークのピストン運動をさせたり、またヘッドが回転したりするのである。
 希は、電マの動作モードが切り替わるたびに、新たな刺激に耐えられず、わずか数秒で絶頂を迎えるほどになっていた。
 特に、ヘッド表面の吸引モードを最大強度にして、希の恥部のあらゆる粘膜を吸い付けたヘッドが回転したときなどは、クリトリスから尿道、膣前庭、膣襞と すべての媚粘膜がねじり回される感覚に、悲鳴を上げることもできず、息を詰まらせて激しすぎる絶頂を極めさせられてしまったのだった。
 そのときに吹き上げた潮は、土俵の綱を越えて飛び散るほどであった。
 もはや、希は自力で土俵に立つことはできず、男子が身体を抱えている状態で、辛うじて片方ののつま先が土俵についているだけである。
 それはつまり、自分で土俵に膝をついて負けることができないということであり、この片脚を持ち上げて恥辱の開脚相撲をとらせている男子生徒が希の身体を離さない限り、この相撲の試合は終わらないということであった。

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 実に15分以上もの長時間の取組となった希と男子生徒の試合は、8回絶頂を迎えたところで足腰が立たなくなった希が土俵に膝をつくという、希の敗退で勝負がついた。
 文句なしの「逝かせ落とし」であった。
 この1試合中に8回の絶頂というのは、この日の体育の授業で行われた相撲の試合において、真由美の6回を超えて最多絶頂回数を記録し、希と、そして対戦した男子生徒の健闘が讃えられた。

 とはいえ、いかに健闘したとはいえ敗退した希には、ほかの敗退した女子生徒たちと同様の、特訓が待っているのだった。
 希の試合が終わってから数分後……。
 唯一希の身体を覆っていた薄布まわしが取られて、一糸まとわぬ全裸となった希が、鉄砲稽古用の太い柱を背に抱く格好で磔にされていた。
 太い柱の反対側で、両手両脚を縄で縛られた希は、胸を反らせて乳房を露わにし、そしてがに股に開かれて剥き出しとなった女の子の割れ目を突き出すような、あられもない姿にされていたのだった。
 既に相撲の試合で体力を使い尽くしていた希は、もはや身体のどこにも力が入らなくなっており、男子生徒たちの手によりこの柱に磔にされる間も、手脚を男子生徒たちに持たれて大きく身体を開かれ、あられもない格好にされながら柱に拘束された。
 特に両脚はそれぞれ別々の男子生徒に持たれて、磔にされるまでに両脚を左右に大きく引っ張られて開かれたり、脚を高く上に持ち上げられて股間を剥き出しにされたり、男子生徒たちの思うがままの格好をとらされることとなった。
 しかし、完全に脱力している希に、それらの淫謀に抗う力はなかったのだった。
 そうして、これから授業終了までの間、希はこの無防備極まりない恥辱の格好で、既に4人の女子クラスメイトが受け続けている男子生徒複数人による同時電マ責めを受けなければならないのである。
 なお、この日の体育の授業は2時間連続での通し授業ということになっており、5人の女子生徒全員の試合が終わった現時点でも、授業終了までは、まだ1時間近くも残っているのだった。

 また、男子生徒は5人の女子生徒の間を自由に行き来してよく、飽きることなく女子生徒たちの身体を「特訓」という名の「いたずら」で、弄ぶことができるようになっていた。

 こうして、長時間の破廉恥相撲により、連続絶頂を迎えさせられた希は、息つく暇もなく、さらに激しい複数電マ連続快感責め恥獄に身を投じることになったのだった。

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 1時間後、授業が終わるころには、気を失いながら裸で柱に磔にされた少女が5人、土俵の横で日の光を浴びていた。
 どの少女も、全身が汗でぬめり光っており、そして股間からは、なおもとどまることなく粘りを帯びた愛液が滴り落ち、柱とその根本の土とをいやらしく濡らしている。
 少女たちが経験した「特訓」という名の電マ性感責めの激しさは、少女たちの前方、数メートルに及ぶ大量の潮吹き汁の跡が物語っていた。


 2年生のクラスが体育の授業で相撲を行った前の日には、3年生のクラスで、同様の相撲授業が行われていた。
 そこでの戦績もまた、女子生徒5人の全敗であり、5人全員が、今の2年生女子生徒たちと同様、この柱に開脚がに股磔にされて、延々と電マ責めを受け続けたのだった。
 明日、1年生のクラスで、同じく相撲授業が開催されることになっている。
 1年生の5人の少女たちは、いまだ自分たちの明日の運命を知らないのだった。

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 体育の授業で全学年のクラスが相撲を実施した翌週の、ある日の放課後……。
 先週の体育の授業における相撲授業で全戦全敗となった女子生徒たちは、「相撲の本質をまだ十分に理解できていない」から負けたのだとの理由から、もう一度改めて「相撲の精神を学ぶ」ためということで、女子生徒全員による「立合い」の練習が行われた。
 特に、先週の授業では、女子生徒たちは皆、土俵に上がるところから既に両手を背中で戒められていたために、相撲の土俵に上がって立合いをするまでの決められた作法に則ることができなかった。
 したがって、ひとりずつ順番に土俵に上がる作法を学び、相撲の精神を学ぶこととされたのである。

 ただし、聖女学園における相撲の「立合い」は、通常の相撲とは一部異なる部分がある。

 まず、格好であるが、実際の試合取組をする際には便宜上まわしが必要とされたが、この練習ではあくまで土俵に上がって立合いをするまでの作法を学ぶということから、特にまわしを着用する必要はない。
 とはいえ、まさか神聖な土俵の上にセーラー服やブルマ姿で上がることは許されないため、相撲をとる格好からまわしを除外した格好ということで、この立合い作法の練習においては、完全な全裸で土俵に上がることとされた。

 行司役の体育教師、京香に名前を呼ばれた女子生徒は、全裸の格好で土俵に上がり、まずはじめに四股を踏む。
 四股を踏む際には、まずはじめに、両脚を左右に大きく開いて膝を曲げながら腰を下ろす。
 素っ裸でそのような格好をとれば、当然女子生徒の恥ずかしい股間はあられもなく剥き出しになり、前からも後ろからも、恥ずかしい部分が丸見えとなる。
 しかし、当然股間を手で隠すなどというはしたない真似は許される訳もなく、両手は膝の上に置かなければならない。
 そして、そのがに股の姿勢のまま片脚を高く上げる。
 当然、はじめのがに股姿勢よりも大きく股を広げ、なおかつ脚を上げるために股間を土俵の周りにいる男子生徒たちの方に晒す格好になる。
 脚が最も高く上がったところで、一度身体の動きを止め、そのまま5秒間静止する。
 その間、剥き出しになり、かつ限界まで股を開いているせいで淫裂も開いて中の粘膜までが露わになるとともに、お尻の穴まで大きく広げた姿は、誰からも丸見えとなる。
 5秒の静止の後、ようやく脚を下ろすのだが、次は反対側の脚を上げて、また同じように5秒間静止しなければならない。
 左右2回ずつ四股を踏むことで、土俵の周りにいる男子生徒全員に、女子生徒自身の恥部をすべて晒すことが、聖女学園の四股のやり方である。

 次に力水で口をすすぐのだが、これは本来、土俵脇で行われるものであるが、聖女学園では土俵の上で、女子生徒自身が行うこととされる。
 土俵の上で四股を踏んだ女子生徒は、そのままのがに股姿勢を維持し、その上で自らの手を自分の股間に運び、さらにその奥……膣の中に指を入れるのである。
 そしてそのまま指で自分の膣壁を擦り上げ、オナニーをする。
 その指マンオナニーは、がに股姿勢のまま、蜜壺から溢れ出た女子生徒の愛液が土俵の上に雫として落ちるまで続けなければならない。
 そうして、手を自分の愛液で濡らしながら自慰を続け、土俵の上に愛液が滴り落ちたところで、その愛液を「力水」として、濡れた手を自分の口に運び、指にまとわりついた自分の愛液を口に含むのである。
 ここで、通常の相撲であれば力水は飲まずに出すことになっているが、聖女学園においては自らの聖なる水ということで、飲み干すことになっている。
 女子生徒たちは、自らの恥ずかしいところから出た恥ずかしい蜜を、自分の口で飲まなければならないのである。

 続いて、「塩まき」であるが、そのときには、四股を踏んだ後のがに股のままの姿勢で今度は両手を股間に持っていき、片手の指は先ほどと同じように膣の中 に、そしてもう片方の手の指でクリトリスを摘み上げて、今度は膣の中のGスポットを擦り上げると同時に、クリトリスを指先でこねくり回して、クリ&Gスポ オナニーをする。
 このクリ&Gスポオナニーは、今度は、どれだけ愛液が滴り落ちようと、やめることは許されず、必ず絶頂を迎えるまで続けることとされている。
 さらに、それは単なる絶頂ではなく、「潮吹き絶頂」をするまで、一時も休んではならない。
 したがって、多くの女子生徒は2回、3回と、土俵の上で気をやり、果てる姿を晒しものにした挙句に、最も恥ずかしい「潮吹き絶頂」を披露することになるのである。
 この潮吹き絶頂によって土俵の上に潮をまき散らして、「塩まき」……すなわち「潮まき」とするのである。

 「潮まき」が終わったら、ようやく四股を踏むときにとったがに股姿勢を解いて、続いて土俵の真ん中で膝を広げながら腰を下ろす「蹲踞」の姿勢をとる。
 このときの「蹲踞」は、試合のときにやったときと同じように、両膝を限界まで左右に開き、太ももが180度に開く格好になることとされている。
 したがって、たった今、潮吹き絶頂を極めたばかりで、愛液と潮とでドロドロに濡れそぼっている股間の割れ目を、中の媚肉に至るまですべて露わにするような姿をしなければならない。
 そうして蹲踞の姿勢がとれたところで、柏手を打つのである。

 蹲踞の姿勢から立ち上がったら、再び「潮まき」のために、クリトリス&Gスポットオナニーを行い、再度潮吹き絶頂を極めるまで土俵の真ん中でオナニーを披露する。
 そして潮を吹き、「潮まき」が終わったら、続いて四股を踏むのである。
 この2回目の四股では、既に2回の潮吹き絶頂を経た後であるため、股間はおろか、太ももからふくらはぎまで愛液が垂れ落ちた、最も乱れた股間の割れ目を、土俵の周りにいる男子生徒たちに晒すことになる。
 そして、四股踏みが終わると、仕切りの姿勢に入るために、もう一度開脚蹲踞の姿勢をとり、ここでようやく「立合い」の姿勢をとるのである。

 ただし、この「立合い」は1回で終わることはない。
 制限時間となるまで、何度も「仕切り直し」をすることになるのである。
 「仕切り直し」では、改めて「潮まき」から一連の動作を繰り返すことになるため、土俵に上がった女子生徒は、「仕切り直し」の回数だけ、オナニーと潮吹き絶頂、そしてその後の開脚大股開き四股を繰り返さなければならないのである。
 なお、制限時間は、行司役として立ち合うとともに、土俵上がりの手順を指導している体育教師の京香の裁量に委ねられており、中には5回も6回も「仕切り直し」を繰り返さなければならなくなる女子生徒が出ることもある。
 そうなると、股間から足首に至るまで、大量の愛液と潮汁でドロドロに濡れそぼち、さらに全身汗だくになって、見るも凄惨な淫ら姿となってしまうことは避けられないのだった。

 この「立合い作法練習」は、相撲の試合に負けた女子生徒全員……すなわち、全学年の全女子生徒が参加することとなっており、1年生の女子生徒から順番に、2年生、3年生の順で土俵に上がっていく。
 3年生の最後……すなわちこの「立ち会い作法練習」の最後に土俵に上がった生徒会長の結衣香は、土俵の周りを取り囲んでいた男子生徒たちの盛大な喝采に迎えられた。
 そして結衣香は、大歓声の中、制限時間が大幅に余っていたとされたことから、実に10回もの「仕切り直し」をさせられたのであった。
 10回目の「仕切り」をするころには、もはや震える全身を汗で濡らし、股間からは常に愛液が流れ出、吹き出すという、限界を超えた乱れ姿を晒すまでになっていた。
 結衣香の立合い練習が終わったときには、土俵の真ん中に、染み込みきれなかった15人分もの愛液と潮汁とが、大きな水溜りを作り出すほどになっていたのだった。
 当然のことながら、たとえ生徒会長といえども、学園における行事に関する範囲において「拒否権」の行使は認められていない……。



文章・挿絵:ロック
アイディア発案:紐海さん
追加アイディア発案:closeさん


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