真由美 VS 女体専用拷問ロボット



「さぁ、始まりました。
 聖女学園2年、高瀬真由美選手 VS 女体専用拷問ロボット!
 特設闘技場から、実況しております。
 一体、どのような戦いが繰り広げられることでしょう!」

 女体専用拷問ロボと戦う真由美。
 Tシャツとブルマという体操服姿ではあるが、下着を身に着けることができず、そしてブルマの股間には、大きくスリットが入って、脚を広げるとパックリ開いて女の秘部が露になってしまうという破廉恥衣装では、とても、身体を守る役に立つとは思えない。
 それでも、真由美は果敢に拷問ロボに挑んでいった。
 真由美が戦うのは2体のロボット。
 1体は、主に女の身体を拘束することを目的とした大型ロボット。
 そしてもう一体は、女体の敏感な部分に電極を当て、電撃刺激により相手を責める小型ロボット。
 両方ともにヘリのプロペラを持っており、空中を自由自在に飛び回ることができる。
 そんな敵を相手に、真由美は戦っていた。
 電極ロボットの目的はわかっている……。
 それをそこに近づかせるわけにはいかない。
 小型の電極ロボットは、一撃でも加えることができれば落とせるほどにもろく頼りなさそうな機体である。
 それを落とすことができれば……しかし、電極ロボットは、いつまでも高空で待機しており、真由美の攻撃圏内に近寄ろうとはしなかった。
 もっぱら真由美との戦いを演じているのは、大型の拘束ロボットの方だった。

「まず真由美選手は、拘束ロボットの方を相手に戦うようです。
 一方、電極ロボットは、上空で待機。
 チャンスをうかがう戦略の様子です。
 ロボットたちは、どのような戦略で戦うのか?
 そして、真由美選手はどうそれに立ち向かうのか?
 皆さんとともに見守りましょう」

 ナレーションの声が闘技場の中に響き渡る。
 
 拘束ロボットの方は、プロペラとジェット噴射口を持っており、機動性も高い。
 さらに装甲も厚く、軽い攻撃はほとんど効果がない。
 辛うじて、真由美が渾身の力を込めて繰り出すハイキックで、ロボットの体勢を崩すことができる程度だった。
 拘束ロボは、強力なアームを何本も持っており、巧みに真由美の動きを牽制しては、その身体を拘束しようと試みる。
 真由美は、そのアームの動きをかわしつつ、ボディに蹴りを当てて拘束ロボを退かせるが、それもそれほど効果が上がっているというわけではない様子だった。
 しかし、この単調な防御と攻撃のサイクルを止めるわけにはいかない。
 もし、この拘束ロボットに捕らわれの身になってしまえば、空中で待機している電撃ロボットが降下してきて、真由美の敏感な部分を攻撃してくることは目に見えているのだから。

 しかも、真由美が気になっているのは、敵のロボットだけではなかった。
 今、身に着けているのは、生地が透けるTシャツと、股間にスリットが入ったブルマのみ。
 このブルマをはいた状態で、脚を大きく上げてハイキックをすれば、どうしてもスリットが開いて真由美の無毛の恥ずかしい割れ目や、セピア色の穿孔が露になってしまう。
 かといって、股間を手で隠すような体勢では、力の入った蹴りを繰り出すことができない。
 真由美は、やむなく、股下が剥き出しになるのを覚悟で、ハイキックを繰り返していた。

 周りの壁を隔てた観客席には、男子生徒が真由美のこの不条理な戦いを観戦している。
 その視線が、ブルマの割れ目に集中していることは、真由美にもよくわかっていた。
 しかも、そのベストアングルを狙うように辺りの至るところに、カメラが設置されているのである。
 そんな状況で、何度もハイキックを繰り出していては、観戦客の男子生徒たちに、恥辱のベストショットを提供するようなものだった。
 しかし、この攻撃を止めてしまえば、一気に拘束ロボが真由美の身体を捕らえ、さらに恥ずかしい姿へとその身を陥れてしまうであろう。
 真由美は、訪れるかどうかわからない勝機を求めて、拘束ロボットと不毛な戦いに身を投じる以外にないのだった。

「さぁ、一進一退の攻防が続きます。
 真由美選手が連続で繰り出すハイキックに、拘束ロボットの方もなかなか攻めあぐんでいる様子です。
 しかし、真由美選手も大胆なキックだ。
 ブルマのスリットから覗くツルツルの割れ目が、こちらの実況席からでもはっきりと見て取ることができます。
 特に、この闘技場の地面に埋め込まれたカメラからの映像は素晴らしいですね。
 高速ズームで、常に真由美選手の股間をアップでとらえています!」

 真由美の羞恥心をあおるナレーションが、闘技場に響き渡っていた。


 しばらくして、真由美の表情が曇る。
 勝てるかどうかわからない……その不安が、真由美に焦りを生んでいた。
 少なくとも、このままいけば、いずれは疲れて動きが鈍くなってしまう。
 相手のロボットは疲れなどないのだから、その差ははっきりと戦力差となってしまう。
 早く決着をつけないと……真由美は、さらに力を込めたハイキックを拘束ロボットに見舞おうと、大きくバックステップした。
 それが、仇となった。

 なんと、今まで高空で待機していて完全に戦力外とみなしていた電撃ロボットが、真由美の背後に降下していたのである。
 そこは、ちょうどバックステップした真由美の首筋の高さ。
 電撃ロボットは、無防備に寄ってきた真由美のうなじの辺りに、電極の先を触れさせた。

――― ビリッ ―――

 それは、あまりにも微弱な電撃。
 恐らく、ちょっとチクッとしただけでほとんど攻撃力もなかった一撃だろう。
 しかし、完全に不意を突かれた真由美を動揺させ、動きを鈍らせるのには、絶大な効果を発した。
 背後にいる敵に驚き、視線を後ろにそらす真由美。
 その瞬間、拘束ロボットに向けられた身体は、ほんのわずかの間だけ無防備になっていた。
 このとき、真由美は後ろを確認することなく、ただ片手を背中に振り回してさえいれば、電撃ロボットを撃墜することができていたかもしれない。
 しかし、頭の回転に身体が十分に追従し、後方の敵の存在に反応しすぎたのが、裏目に出てしまった。

 一瞬の隙をついて拘束ロボットが真由美の身体との隙間を詰めた。
 真由美は、慌てて正面の敵に注意を戻す。
 しかし、わずかに遅かった。
 拘束ロボットは、アームを使って真由美の体勢を崩したかと思うと、真由美の背後に回りこみ、両手両脚を拘束アームの中に捉えたのだった。
 真由美は、捕らえられた両手両脚を自由にしようと必死にもがくが、アームの強力な拘束力には対抗できない。
 何とか身体の自由を取り戻そうとする真由美だったが、拘束ロボットは意に介することなく、真由美の両腕を頭の後ろに回して拘束し、両脚をそのまま持ち上げて左右に大きく開いていく。
 こうして、真由美の空中開脚磔が完成したのだった。

 さらに、拘束ロボットは帯状の触手アームを真由美のブルマの脇に潜り込ませる。
 そして股間のスリットから触手アームを抜き出すと、ブルマの生地を左右に広げてしまった。
 こうして、真由美は股間の恥部のすべてを観客席に向けて完全に露出することになった。
 この理不尽な拘束から逃れようと身を捩る真由美だったが、両手両脚に加えてブルマまで押さえられているため、単にお尻を振るだけの結果に終わり、男子たちを悦ばせる結果にしかならなかった。
 拘束ロボットは、無様な格好に捉えた真由美を、観戦客たちに披露するように、観客席に向かって飛び上がった。
 そして、闘技エリアを取り囲むように設置された観客全員に真由美の秘唇が見えるように、ゆっくりと飛び回りつづけたのだった。

「とうとう、真由美選手が拘束ロボットに捕らえられてしまいました!
 両手両脚をきつく戒められて、大股開きの格好です。
 おまけに、ブルマのスリットまで大きく広げられてしまって、真由美選手の股間は、すべて我々の目の前に晒されました!
 どうやら、拘束ロボットは、この格好で観客席の周りをゆっくりと周回している模様です。
 これは、すばらしい観客サービスなることでしょう。
 さぁ、皆さんも一緒に、真由美選手のパイパンのオマンコをご鑑賞ください。
 真由美選手は、この劣勢の状況から、どのような反撃に出るのか?
 否が応でも、期待が高まります」

 観客席の周りを3周ほどもしたころから、拘束ロボットは真由美の股間を大きく露にした帯状触手アームを巧みに動かし、真由美の女の子の割れ目をも開いていった。
 大陰唇をかき分けて大きく開き、さらに小陰唇にも潜り込む。
 そして、真由美の秘密の粘膜のすべてを晒しながら、悠然と観客席の周りを飛び回るのである。
 ついには、触手アームを膣の中に潜り込ませ、蜜壷の肉襞を撫でながら、その穴の奥まで見えるように、大きく開く。
 真由美の恥辱は、最高潮に達していた。

 そしてしばらくすると、拘束ロボットの触手アームは、秘粘膜の上端に位置するクリトリスに狙いを定めた。
 包皮を丁寧に剥き上げ、恥ずかしそうに震えるクリトリスを剥き出しにすると、丹念に擦り上げていった。
 真由美は、大勢の観衆に向けて股間を晒す羞恥心と、触手によって与えられる不条理な刺激に、顔を真っ赤にして抵抗の言葉を叫ぶ。
 しかし、拘束ロボットは、そんな真由美に何の遠慮もなく、ただ丹念に丹念にクリトリスを擦り、揉み上げていく。
 かと思うと、ときおり触手の腹でペチペチと叩くのだ。
 そのあまりの仕打ちに真由美の心は深い恥辱を刻まれるのだが、刺激に晒されたクリトリスは、真由美の意思に反して、さらに硬くしこり、震えながら勃起していく。
 しばらくもしないうちに、真由美のクリトリスは大きく勃起し、恥ずかしいほどに自己主張する肉豆となっていた。

「どうやら、拘束ロボットは、標的を真由美ちゃんの性器、そしてクリトリスへと移していった様子です。
 観戦している皆さん、こちらのクローズアップ映像をご覧ください。
 もう、真由美選手のクリトリスは、大きく勃起して今にも破裂しそうです。
 それにしても、クリトリスを叩かれたときの真由美選手の悔しそうな表情、すばらしいものがありました。
 さぁ、このクリトリス勃起が、果たして真由美選手逆転の鍵となるのでしょうか?
 真由美選手の活躍に期待しましょう」


 そこに、今まで空中で待機していた小型ロボットが降下してきた。
 観客たちの声にさらなる歓声が混じる。
 その小型ロボットは、脚部とアーム部を持った小型ヘリの形をしている。
 小型ロボットは、目的とする着陸ポイントを定めた。
 大きく勃起した真由美のクリトリスである。

 小型ロボットは、脚部の先についたクリップの先を開き、ゆっくりと降下する。
 そのロボットの飛来を目にし、その脚部についたクリップの目的ポイントを察した真由美は、必死にそのポイントをずらそうと腰を捩る。
 ヘリ型ロボットの脚部が近づくたびに、腰を振り、尻を揺らすことになり、男子生徒たちの目を愉しませる結果となってしまっているのだが、そのロボットの目的を果たさせるわけにはいかなかった。
 そのクリップに、クリトリスを挟まれるわけにはいかない……。
 しかし、ほぼ全身をロボットに拘束されてしまっている以上、大した回避行動を取ることはできはしない。
 せいぜいが、クリトリスの位置を数センチずらすのが精一杯である。
 次第に、ヘリの動きが真由美の動きに追従し始めていく。
 もはや、そのヘリの脚から股間を逃がすことはできなくなっていた。

 真由美は、ひとつの覚悟を決めた。
 このままでは、いずれこの小型ヘリロボットのクリトリスへの降下を許してしまうことは避けられない。
 であれば、たとえ危険で分の悪い賭けになろうとも、撃退するわずかな望みにかけるしかない。
 真由美は、一度、股間の動きを止めた。
 降下ポイントの動きが鈍ったことで、相手が力尽きたと判断したヘリロボットは、ゆっくりとその女芯のポイントへと降りていく。
 真由美は、その動きを慎重に注意しながら、少しずつ腰を落としていった。
 最後の悪あがきにと遠ざかるクリトリスを目指して、ヘリロボットは更なる降下を続け、もはや真由美の拘束された腰がこれ以上下がることができない位置まで来て止まったとき、ロボットはその真由美の肉芽へと迫った。

――― ここっ!! ―――

 今まさに、真由美のクリトリスをクリップに挟みこもうとしていた小型ヘリロボットに向かって、真由美は渾身の力を込めて腰を突き上げた。
 これが、真由美の最後の切り札だった。
 もはや身体中で自由になる部分など皆無である。
 それでも、敵の狙いがピンポイントでわかっている以上、その箇所でもって、決死の覚悟で一矢報おうとしたのである。
 それは、紛れもなく諸刃の剣であった。
 何しろ、相手は真由美の弱点を狙っているのであり、その弱点の部分で攻撃を仕掛けるなど、まともな作戦と言えようもない。
 最悪、返り討ちにあって自らのウィークポイントを敵に差し出し、敗北を早める結果になりかねない。
 しかし、それが全身を戒められた真由美にとって、唯一の攻撃手段だった。
 ……そしてそれは、幸運にも功を奏した。
 ロボットも、真由美が力尽きたと判断し、油断していたのかもしれない。
 着陸の寸前、今まさに挟み込もうとしていたクリトリスから、思わぬ逆襲を受けたのである。
 機体をしたたかに打ちのめされた小型ヘリロボットは、空中でバランスを崩し、錐揉み状に落ちていく。
 しかし、それは真由美にとっても痛み分けの結果となった。
 最も敏感なクリトリスを使っての攻撃である。
 ダメージがないわけがなかった。
 敵の機体を撃ち落すほどの力で突き上げた勢いは、当然真由美のクリトリスにも反作用を残してしまう。
 真由美は、真っ赤に充血して腫れ上がったクリトリスをさらに震わせ、歯を食いしばってその刺激に耐えた。
 そして、わずかに涙目になってぼやけた視界の隅で、ヘリロボットが地面に墜落するのを見て取ったのだった。

「おー、これは真由美選手、すばらしいヒップアタック……いや、クリトリスアタックだ!
 敵を油断させ、誘い出したところで一気にカウンター。
 これには、ヘリロボットもたまらない。
 錐揉みしながら、ついに墜落してしまいました。
 しかし、真由美選手にも相当のダメージが残った様子です。
 何しろ、自らのウィークポイントでの痛烈な一撃でしたからね。
 それにしても、真由美選手、ここでこんなダブルノックアウト覚悟の大技を出してしまっていいのでしょうか?
 お、どうやら『本物の』ヘリロボットが真由美選手に近づいていきました!
 驚愕の表情の真由美選手。
 やはり、気がついていなかったようですね。
 たった今まで相手にしていた小型ヘリロボットが、実は観戦客の誰かが『勝手に乱入させた』ラジコンヘリだったということに。
 もちろん、この部外者であるラジコンヘリとの戦いは、ノーカウントとさせていただきます。
 なにやら、真由美選手が抗議の声を上げている様子です。
 しかし、勝手に対戦相手を勘違いしてしまったのは、真由美選手の方ですから、これは聞き入れられません。
 さぁ、ここからが本当の戦いです!」


 真由美は、新たに現れた小型ヘリロボットとの戦いに身を投じることになった。
 しかし、今度のヘリロボットは、優秀な戦術プログラムに制御された自動操縦タイプであり、先ほどのヘリロボットよりも、数段動きが機敏だった。
 しかも、どうやら先ほどまでの真由美の戦いぶりも解析済みのようで、真由美が逃がそうとする腰の動きに完璧に追従し、まったく隙を見せようとはしない。
 真由美のクリトリスは、完全に袋のネズミと化していた。
 真由美は意を決して2度目の攻撃に踏み切った。
 先ほどの捨て身の攻撃である。
 それによる自分自身のダメージもかなり大きく、今後の戦いにも影響を与えかねない。
 しかし、真由美にはそれ以外に残された道はないのだった。

 ゆっくりと腰を鎮めていく真由美。
 再び、誘い込まれるように降下してくる小型ヘリロボット。
 そして、さっきと同じタイミング……そこで、真由美は腰を素早く突き上げた。

 しかし、このヘリロボットは、その真由美の捨て身の攻撃さえも完全に読み切っていた。
 真由美が腰を突き上げると同時に、ふわりと身を翻し、そして剥き出しに突き上げられたクリトリスに向かって、絶妙のタイミングでクリップをキュッと閉め込んだのである。
 その瞬間、真由美の声にならない悲鳴が闘技場に響き渡った。
 小型ロボットの脚部クリップが、無防備に突き出された真由美のクリトリスを的確に挟み込んだのである。
 2回目の賭けは、真由美の完敗に終わった。
 何ひとつ相手にダメージを負わせることなく、自らのウィークポイントを捕えられてしまったのである。

 こうして、小型ロボットは、真由美のクリトリスを掴むことで、機体を安定して支えることに成功した。
 真由美がヘリロボットを振り落とそうと、がむしゃらに腰を振り立てるが、しっかりとクリトリスを挟み込んだ小型ロボットは決して真由美の芽芯から離れることはない。
 さらに小型ロボットは、しっかりと真由美の肉豆に着陸できたかどうかを確かめるために、プロペラの推力を上げた。
 小型ロボットが上昇しようとするが、クリトリスをクリップがしっかりと掴んでいるため、飛び立つことはない。
 しかし、真由美のクリトリスはその推力に耐えるように、グイッと引っ張り上げられ、充血した肉豆を引き絞られていた。
 さらに、小型ロボットは、機体を前後左右に揺さぶり、安定性を確認する。
 その動きにあわせて、真由美のクリトリスは、右に左に捩られ回され、形を変えていくのだった。
 こうなると、もはや真由美も声を殺すことができないでいた。
 クリトリスに不意の刺激が加えられるたびに、身体を強ばらせながら、細かな悲鳴を上げてしまう。
 これで、このクリップを離さない限りは、真由美のクリトリスからこの小型ロボットが外れることはなくなったのだった。

「とうとう、電極ロボットも本格的に参戦しました。
 観客席からの闖入者もあり、波乱に満ちた展開でしたが、これまでほとんど空中待機してきた小型ロボットが、どうやら真由美選手のクリトリスに軟着陸できた模様です。
 電極ロボットは、自らの機動力を駆使して、着陸の安定性と真由美選手のクリトリスの特性を調査しています。
 そのたびに、形を変えて揺れ動くクリトリスが、かわいらしいですね。
 さぁ、ここからは、戦場をこの広大な闘技場から、真由美選手の股間へと移して、さらに熱く激しいバトルが続きます。
 この小さいながらも神秘的な戦場で、どのような戦いが繰り広げられることでしょう?」

 
 真由美のクリトリスへの着陸と固定を確実なものにした小型ロボットは、その唯一の武器である電極アームを伸ばした。
 それは多関節の電極アームで、その先を思い通りの場所に的確に微調整できる。
 この電極の先を、クリップで摘んだ真由美のクリトリスへと向ける。
 クリトリスにしっかりと固定されたロボットの機体は、確実にそのアームをクリトリスに当てることができる。
 そして、触れるか触れないか、といったところに電極の先をあてがうと、肉豆の感触を確かめるように、電極の先でツンツンと、クリトリスを突付いた。
 その目にも見えないようなわずかな動きに、真由美の身体は大きく反応した。
 硬く充血し、これ異常ないほどに敏感に感度を上げたクリトリスに、細い金属針をあてがわれたのである。
 中学2年生の少女の性感で、耐えられる刺激ではない。
 さらに、電極ロボットは、アームを動かしクリトリスの豆のいたるところを極針で突付いた。
 この小さな女のめしべには、無数の快感神経が詰まっている。
 触れる場所のおのおので、身体に注がれる快感もまた違いがあるのだった。
 普段はもっと大雑把な刺激に晒すために、細かい刺激の制御などできはしないが、電極針のような繊細な器具を使えば、その神経のひとつひとつを的確に突くことができる。
 クリトリスの頭頂部、裏側、包皮との境目……、一体この小さな肉豆のどこにそれほどの神経が詰まっているのかと思うほどに、さまざまな場所を丹念に刺激していくのだった。
 その刺激のたびに、真由美は仰け反り、首を振り乱し、悲鳴を上げて反応する。
 この小さなクリトリスひとつでどれだけの刺激を与えることができるのか……、真由美は信じられない思いだった。

「まずは、小手調べといったところでしょうか?
 真由美選手のクリトリスの至るところに、電極で探りを入れています。
 小さくて見にくいと思いますので、あちらの巨大スクリーンに映されたクローズアップ映像をご覧ください。
 クリトリスの各部分の感度を確認しているのでしょうか?
 どうやら、真由美選手は、クリトリスの裏側と、そして陰核包皮との境目が敏感な様子ですね。
 今後の参考にいたしましょう」


 しかし、電極ロボットの目的は、真由美のクリトリスを突付き回すことではなかった。
 電極アーム極針の先を、クリトリスの頂点にあてがうと、次の瞬間、何の前触れもなく、その電極を通電した。
 それは、さきほど首筋にあてがわれた電撃と同じ程度の、あまりに微弱な電撃である。
 しかし、その電撃を受けるのは、真由美の身体で最も弱く、敏感で繊細な女の器官、クリトリスなのだ。
 とても、耐えられる刺激ではなかった。
 真由美は、全身を強ばらせて絶叫を上げた。
 しかし、電撃は止まらない。
 真由美がどんなに叫び悲鳴を上げようとも、電極が真由美のクリトリスから離されないのである。
 しかも、今、真由美のクリトリスの根元を挟んでいるクリップもまた、電極の役割を果たし、電極針とクリップとの間で、通電しているのである。
 クリトリスの頂点から根元まで突き抜ける電流に、真由美は、全身に電気を流されているかのような錯覚を覚えていた。

「とうとう電極ロボットの電撃攻撃が始まりました!
 これには、さすがの真由美選手も悲鳴が上がります。
 最も敏感なクリトリスに電気を流されているのですから、当然でありましょう。
 真由美選手も、腰を振って応戦している様子!
 ですが、クリトリスにしっかりと張り付いた電極ロボにとっては、その程度の攻撃は何の効果もありません。
 おぉ〜っと、真由美選手、大きく仰け反りましたね!
 どうやら、絶頂を迎えた様子です。
 愛液の量も一気に増えました。
 しかし、こんなところで気をやって、体力を大幅に消耗させてしまって、いいのでしょうか?
 それとも、この絶頂も作戦のうちなのか?」


 ようやく、真由美は、電撃地獄から開放された。
 信じられない刺激に晒された真由美の局部は、膣穴の奥から愛液が滴り落ち、濡れ湿っていた。
 たった1回の電撃で、女の身体の芯まで溶かされてしまったのである。
 真由美の蜜穴から溢れ出た蜜液は、蟻の門渡りを越えて、お尻の穴を濡らしながら垂れ落ちていく。
 その電撃にとろけた股間もまた、観戦客の男子生徒たちに披露されていた。
 ここまできても、まだロボットたちとの戦いの勝負は、決していないことになっているのである。
 このロボットとの対戦は、真由美が2体の敵ロボットを破壊し撃退するか、1時間の闘技時間を完了するか、それが対戦終了の条件であった。
 2対のロボットを撃破すれば、真由美の勝ちである。
 制限時間までにロボットを倒せなければ真由美の負けとなるため、試合時間途中での真由美の敗北というのは、ありえないのだった。
 真由美のギブアップというのは、試合のルールとして認められていないのである。
 まだ、戦闘を開始してから25分しか経過していない。
 残り、35分も残している。
 したがって、あくまでも今の状況は、「真由美が劣勢」というだけであり、真由美の負けが確定したわけではないのである。
 真由美は、拘束ロボットとの戦いでは、不覚を取って捕らわれの身になってしまったが、電極ロボットとの戦いは、今、始まったばかり。
 これからが本当の勝負……ということになっていた。
 少なくとも、観客の男子生徒たちの目には。
 すなわち、ここからは、真由美と電極ロボットとの一騎打ち……いや、真由美のクリトリスと電極ロボの勝負という状況だった。

「真由美選手、電撃地獄からは逃れられましたが、いまだ絶体絶命の状況には変わりありません。
 しかし、まだ闘技時間はたっぷり残っています。
 十分に逆転のチャンスはあることでしょう。
 しかし、戦いの主役は、どうやら真由美選手から、真由美選手のクリトリスへとバトンタッチされている様子です。
 果たして、真由美選手のクリトリスは、どうやってこの電極ロボを撃退し、逆転するのでしょうか?!
 これからの展開に、乞うご期待!!」

 まるで、クリトリスがひとつの人格を持っているかのような、からかいのナレーションに、真由美は屈辱と憤りを感じたが、それに反応するだけの余裕はなかった。
 そのナレーションが聞こえた次の瞬間、電極ロボットは、ちょっと極針の場所をずらして再び真由美のクリトリスに電気を流したのである。
 またしても、あられもない悲鳴を上げて仰け反る真由美。
 女の急所を押さえられ、かつそこに耐え難い電撃責めを加えられては、もはやどうすることもできはしない。
 強気で生意気な真由美であっても、女の子の急所であるクリトリスを押さえ込まれてしまっては、泣き叫ぶ以外にどうすることもできないのである。
 しかし、このままでは、残り30分以上もの間、ただクリトリスをいたぶられて、辱めを受けつづけるだけである。
 真由美は、何とか起死回生のチャンスを狙わなければならなかった。
 だが、もやは戦いは「真由美 VS 拷問ロボット」から、「真由美のクリトリス VS 電極ロボット」に移り変わっている。
 今、戦っているのは、真由美の身体ではなく、陰核である。
 そしてそれは、何の攻撃力もなく、そして防御力も真由美の身体の中で最弱なのだった。
 一方、電極ロボットは、真由美本人に対しては大した攻撃力もなく、防御力も一撃で落ちてしまうほどもろい。
 しかし、相手がクリトリスであれば、最強の攻撃力を持ち、無抵抗なクリトリス相手では防御力など必要はない。
 少なくとも、拘束ロボットが真由美の手足を戒めている限り、電極ロボットは無敵だった。

「またしても電撃責めに苦悶の表情を浮かべる真由美選手!
 もはや、真由美選手は、いや真由美選手のクリトリスは、電極ロボットのなすがままです。
 しかも、こんなにクリトリスを勃起させては、敵の格好の標的になることは間違いありませんね。
 この勃起したクリトリスで、どのように電極ロボと戦うのか?!」


 それから、電極ロボットは、何度も何度もクリトリスに電気を流してきた。
  1回の通電が1分にも及ぶときもあれば、数秒ごとに連続して断続的に通電することもあった。
 電極の位置をこまめに変えたかと思えば、連続して同じ場所に電気を流すこともあった。
 そのたびに、真由美は普段学校では絶対に上げないような情けない悲鳴を上げて、仰け反り悶えるのだった。
 さらに電極ロボは、通電中に電極の先で真由美のクリトリスをこねくり回すという攻撃すらはじめてきた。
 電撃の痺れる刺激だけでも耐え難いにもかかわらず、さらに加えられた破廉恥で淫らな責めに、真由美の身体は翻弄されていく。

  そして、不意に電撃攻撃がやんだ……。
 しかし、再三にわたって淫らな刺激に晒された真由美の淫裂は、とめどなく愛液を滴らせ、ヒクヒクと震えている。
 真由美も息が上がって、苦しそうに細かく呼吸を繰り返していた。
 攻撃がやんだことに、もしやタイムオーバーかと時間を確認した男子生徒たちだったが、まだ試合時間は10分ほども残っていた。

「おや、電極ロボットの攻撃がやみました。
 タイムアップでしょうか?
 いえ、まだ10分ほども試合時間は残っています。
 もしかしたら、電極ロボが、新しい攻撃のバリエーションに移るのでしょうか?
 それとも、ここから真由美選手の奇跡の逆転劇があるのか?」

 何が起きるのかと、男子生徒が真由美の股間を見詰めていると、電極ロボットの極針がが、一旦真由美のクリトリスから離れた。
 そして、電極アームが伸びてきたのである。
 その動きを見詰める男子生徒の視線の中、伸びた電極アームの先は、今や弛緩してぽっかりと口をあけてしまっている真由美の膣穴の中へと潜り込んでいった。
 その新たな刺激に、再び真由美の身体が反応する。
 電極アームは、真由美の膣の中の至るところを、極針の先で突付き回した。
 そのたびに、真由美の身体が細かく揺すられ、ときに大きく仰け反る。
 見ている男子生徒たちには、電極の先がどういうふうに動き、どこをまさぐっているのか、まったくわからない。
 しかし、その動きを的確にトレースするような真由美の動きや反応を愉しそうに見詰めているのだった。
 ときどき、電極アームがさらに伸びて奥深くまで潜り込む。
 そのたびに、真由美は全身を震わせながら身を捩っていた。
 電極の先が、膣の最奥、子宮口を刺激するのである。
 バイブやローターとは違う鋭い切っ先で子宮口に与えられる刺激は、聖女学園での暮らしが長い真由美にとっても初めての経験だった。
 そして、ひとしきり膣の最深部をいじり回した後に、アーム全体を使って抜き差しし始めた。
 アーム自体は細いため圧迫感はそれほどないが、その大きなストロークに真由美の腰は激しく揺さぶられ、蜜壷がジュポジュポと音を立て、愛液が撒き散らされる。

「おっと、どうやら電極ロボットの次の標的は、真由美選手の膣の中だった模様です。
 真由美選手の胎内で、ロボットのアームがどのように動いているのかは、我々からはわかりません。
 それを知るのは、アームを入れている電極ロボットと、アームを入れられている真由美選手だけでしょう。
 しかし、この真由美選手の反応から、まるで手に取るように、アームの動き、電極針の突く先がわかるようです。
 さらに激しい抽送!
 アーム全体で真由美選手のヴァギナを蹂躙しています。
 この攻撃に、真由美選手はどう抗するのか!
 戦いの場を真由美選手の膣の中に移し、アームと、真由美選手の膣とは、どのような戦いを繰り広げているのでしょうか?
 やはり、ここでも真由美選手は劣勢に追い込まれている様子です。
 残り時間はあとわずか、真由美選手に逆転のチャンスはあるのでしょうか?」

 再びアームを少し縮めて膣の浅瀬を探る電極ロボット。
 そこで、ある一点を電極の先に捉えて、動きを止めた。
 真由美の表情が、強ばり引きつる。
 電極針が指し示した場所というのは、真由美の膣の入り口から数センチ膣の上壁、恥骨の裏辺り……そう、女の最大の性感帯と言われる、Gスポットである。
 聖女学園の女子生徒は、皆、性感帯を十分に開発され尽くされている。
 当然、真由美もまた、本人の意思とは関係なくGスポットを開発されて、その場所は無上の快感を呼び起こす聖地となっていた。
 その女の子の聖域を、無骨な電極が蹂躙しているのである。
 真由美は表情には、明らかに怯えが混じっていた。
 今まで、散々クリトリスを責められつづけて、身も世もないほど恥ずかしい恥態を晒させられた。
 だが、それ以上の快感を生み出すその場所に電気を流されたら……。
 真由美は、とうとう叫んで嘆願した。

「やめてぇっ!!」

「どうやら、電極アームの先は、真由美選手のGスポットを捕らえたようです!
 さぁ、本当にここに電気を流すのか?!
 真由美選手からは、ここで初めて『やめて』と、嘆願の言葉が発せられました。
 確かに、女体の最大の急所、Gスポットに電気を流されては、もはや真由美選手に耐える術はないでしょう。
 電極ロボの取る選択やいかに?!」

「そこはダメェ!!」

 再び叫ぶ真由美。
 しかし、その願いは、電極ロボットの通電という形の返答を受け取る結果となった。
 ロボットは、容赦なく真由美のGスポットに電気を流したのである。
 もはや、真由美は悲鳴を上げることすらできなかった。
 狂おしいほどの刺激が下腹部の奥から全身を駆け巡り、そしてまた局部に収束する。
 しかも、電極の先はGスポットにあてがわれているが、もう一方の電極である脚部クリップは、クリトリスを挟み込んだままなのである。
 電撃は女の最大の弱点であるGスポットからクリトリスを直接結んで女体を痺れさせる。
 それは、これまでに感じたこともないほどに、凄烈なものだった。
 今まで以上の愛液が、真由美の膣から溢れ出す。
 もはや闘技場の真由美の下は、水溜りのような愛液溜まりが広がっていて、まるでおもらししたかのような様相である。
 電撃がやんだ後も、真由美の身体と股間は、通電中のようにヒクつき、痙攣を繰り返している。
 もう、真由美の敗北は確定だった。
 しかし、制限時間までまだ5分以上が残されている。
 どうやら、電極ロボットは、時間いっぱいまで真由美のGスポットを責めつづけることに決めたようだった。
 それほどの間もおかずに、再びGスポットへの通電を開始した。

「とうとう、真由美選手のGスポットに電気がなされました!
 クリトリスに電気を流されたときよりも、さらに激しい反応。
 真由美選手は、もう悲鳴すら上げることができません。
 しかも、膣の中は愛液で濡れ濡れになっていますからね。
 電気の通りもかなりよくなっているはずです。
 そんなところを電気で痺れさせられるなんて、耐えられるのでしょうか?
 もはや、真由美選手の逆転はありえないのでしょうか?
 しかし、試合時間はまだ5分を残しています。
 それまでは、試合は続行されます!
 真由美選手にも、最後の気力を振り絞って、最後まで正々堂々と戦ってもらいましょう」

 何度も何度も、繰り返される真由美へのGスポット攻撃。
 今、戦場は真由美のクリトリスから膣の中へと移行し、そしてその対戦相手はGスポットとなっていた。
 最弱と言われたクリトリスよりもさらに攻撃力、防御力に乏しい女体の最大のウィークポイントだった。
 Gスポットに通電されるたびに、真由美は身体を振り乱し暴れようとするが、拘束ロボットによって、四肢をしっかりと固定されているため、ほとんど動くことができない。
 そして、3度目のGスポット通電のときに潮を吹き上げてからは、通電のたびに、大量の潮を吹き上げるまでになっていた。
 聖女学園でも、これほどの連続絶頂潮吹きを見られるのは、極めて稀である。
 しかも、それがいつも気丈な真由美の股から吹き上げられているのだから、男子生徒たちにとっても眼福以外の何ものでもない。

 制限時間まで、あとわずかとなった。

 電極ロボットは、ラストスパートをかけるように、連続して断続的な通電を繰り返した。
 真由美の悲鳴がさらに高くなる。
 そして、闘技場に鳴り響くサイレンの音ともに、試合終了となった。
 制限時間内に、敵ロボットを倒せなかった真由美の負けが、ようやく決定した瞬間だった……と思われたが、真由美にとって信じられない内容が闘技場内のスピーカーから聞こえてきた。

「闘技時間の1時間は経過いたしましたが、審判員の討議の結果、先ほどのラジコンヘリが闖入していた間については、闘技時間を無効とすることが決定されました。
 したがって、部外者であるラジコンヘリが闘技場内を飛び始め、そして撃墜されるまでの8分21秒の間をロスタイムとして計上し、今から闘技時間を延長することにいたします。
 さぁ、試合続行です!」

 1時間もの間なぶり者にされてきた真由美であったが、さらなる延長が決定されたのだった。
 真由美にとって理不尽極まりないルール改変であったが、連続電撃責めを受けている最中の真由美には、それに抗議するだけの余裕もない。

 延長戦に入ったところで、電撃ロボットは、電極アームを真由美の膣の穴から抜き出した。
 濃密な愛液の糸を真由美の蜜壷との間に結び、そして多量の蜜液を滴らせる。
 愛液の雫が膣穴から蟻の門渡りを伝って、肛門の方まで垂れていく。
 溢れ出た恥蜜は止まることなく、真由美の股間をトロトロに濡らしていった。
 それでも、もたらされた開放感に、真由美はひと息つく。
 しかし、真由美の膣からアームを抜いたのは、真由美の身体を気遣っての行動ではなかった。
 電撃ロボットは、さらに2段階目のアーム伸張を開始したのである。
 アームの根元が、さらに伸びていく。
 そして、完全に伸びきったアームの先にあるのは……真由美の最大の性感帯、肛門であった。
 真由美は、ハッと電撃ロボットの意図に気がつき、目を大きく見開く。
 しかし、何の抵抗もする間もなく、尻の穴の中に電極アームを入れられた。
 ロボットも何の躊躇も見せず、真由美のアヌスに電極アームを突き入れた。

 アームは細く、真由美の小さな窄まりの穴に難なく侵入する。
 しかし、そのスムーズさとは裏腹に、真由美の心と身体は穏やかでいられなかった。

「ロスタイムに入ったところで、電極ロボットが攻撃ポイントを変えてきた!
 なんと、今度は真由美選手の肛門と勝負しようというつもりのようです。
 真由美選手の弱点を的確に突いていこうという作戦でしょうか?
 非常に堅実な責めです。
 それにしても、今まで責められっぱなしの真由美選手。
 この肛門攻撃を契機に、逆転の兆しは見えるのでしょうか?」

 今や学園に知らぬものはいない真由美の弱点。
 真由美自身でさえも、その部分が著しく弱いことは身にしみて思い知らされている。
 そのお尻の穴がついに電撃アームの餌食となるときが来たのである。
 電撃ロボットは、真由美の肛門の中の感触を探るように、極針で直腸内を刺激する。
 その感覚に、真由美は過剰なまでの反応を見せ、大きく身体を捩り悶えた。
 穴の入り口付近から、さらにアームを伸ばして奥の奥まで調査する小型ロボット。
 そのアームの動きに合わせて、真由美ははしたない艶舞を晒す羽目になる。
 直腸の内壁を、針先でツツーッと撫でられたときが特に激しかった。
 真由美は、歯を食いしばり仰け反りながら、声にならない悲鳴を上げてうめいたのである。
 その真由美の反応が気に入ったのか、電極アームは、何度も何度も直腸内を往復して腸壁を撫で上げる。
 そのたびに、真由美は仰け反ったりうずくまったりを繰り返して、観戦客たちの劣情と嘲笑を一身に受けることになった。

「どうやら、『電極ロボット VS 真由美選手の肛門』でも、電極ロボットが優勢のようです。
 確実に、真由美選手にダメージを与えていきます。
 一方、真由美選手は電極ロボットに対して、何ら有効打を打つことができません。
 しかし、勝負は最後までわかりませんからね。
 最後の最後まで、諦めないでほしいところです」

 そして電極の先が、直腸内のある一点を押さえて動きを止めた。
 真由美は、思わず息を呑む。
 これから襲いくる刺激が、どれほどのものになるか、もう想像もできなかった。
 両者が、10秒ほどその状態で動きを止めた。
 真由美は、緊張でわずかの身じろぎもできない。
 ただ、次に訪れる恐ろしい刺激に耐えられるかどうか……その思いに身を強ばらせていた。
 さらに10秒の沈黙の後、真由美の悲鳴によって静寂は破られた。

 真由美は、全身を痙攣させて仰け反りながら、普段は決して出さないような悲鳴を上げて悶え暴れた。
 激しく腰を振り立てるが、真由美のクリトリスをしっかりと掴んでいる電撃ロボットは、決して真由美の股間から離れはしない。
 それどころか、その動きが直接真由美のクリトリスに響いてしまい、余計に性感が刺激されてしまう。
 それでも真由美は、唯一動かすことのできる下腹部をガクガクと揺することを止められなかった。

「とうとう真由美選手のお尻の穴にも、電気が流されたようです。
 真由美選手の反応、激しいですね。
 愛液が飛沫を上げて撒き散らされるぐらい、腰を暴れさせています。
 これは、よっぽど効いているのでしょう。
 さぁ、ロスタイムも残り5分と30秒。
 最後のラストスパートに期待しましょう」

 電撃ロボットは、残り時間5分を切ったところで、電気を流しながらアームを抜き差しし始めた。
 真由美の腸内の痺れが、奥から手前へ、手前から奥へと、次々に移動していく。
 その動きに合わせて、真由美はまるで背骨が折れるかと思うほどに仰け反ったり、痙攣したりを繰り返す。
 もはや、真由美の膣穴からは、泡を吹かんばかりに愛液が溢れ出て、コポコポと音を立てていた。
 直腸の中から、クリトリスへと抜ける電撃。
 それは、もう痛みとか快感とかを超越した、ありえない刺激だった。
 クリトリスに電気を流されたときは、貫くような痺れが駆け抜けた。
 Gスポットに通電されたときは、身体が張り裂けるような思いをした。
 それらは、どちらが強いというわけでも激しいというわけでもなく、まったく異質の刺激で、比べることもできはしない。
 そしてまた、今肛門で受ける電撃も、これまでとはまったく次元の違う新たな性感であった。

 ラスト1分。
 電撃ロボットは、最後の仕上げとばかりに、マシンガンのような電撃を真由美の肛門に撃ち込んだ。
 真由美は目を白黒させながら、悲鳴とも喘ぎ声とも言えない嬌声を上げて悶える。
 そして、闘技場に再び鳴り響くサイレンの音とともに、真由美はこれまでで最も大きな喘ぎ声を上げながら、盛大に潮を吹き上げたのだった。
 闘技場内に静寂が訪れる。
 電撃ロボットは通電をやめ、そして真由美もまた気を失うように意識を薄れさせていった。


 しばらくして、その静寂を打ち破るようにして闘技場内のスピーカーに実況ナレーションが鳴り響く。

「この勝負、延長戦を含む闘技時間内に2体のロボットを倒せなかった真由美選手の敗北となりました!
 しかし、両者ともに死力を尽くした、非常に素晴らしい試合だったといえましょう。
 それでは、勝者となりましたこの2体のロボットと、惜しくも敗れてしまいましたが、このロボット相手に果敢に立ち向かい、我々の目に、素晴らしい勝負を見せてくれた真由美選手に、盛大な拍手を!
 それにしても、真由美選手の戦い振りは大変すばらしかったですね。
 特に、中盤以降、戦いの場が真由美選手の女性器に移ってからの戦いは、目を見張るものがありました。
 劣勢になりながらも、諦めることなく股間でロボットの相手をし、その攻撃のすべてを受け止めました。
 この戦いは、我々の目にも、焼きついてはなれません。
 それでは、敗者である真由美ちゃんに、敗北者インタビューをしたいと思います。
 ちょうど、拘束ロボットに捕まっていますので、そのままの格好でお願いしましょう。
 ……え……あ…はい、わかりました。
 えー、ただいま観戦客の方からのご要望により、電極ロボットはつけたままで、インタビューを行うことになりました。
 インタビュー時間は1時間ほど用意しておりますので、たっぷりとお話が聞けると思います。
 特に、最大の戦功者であるクリトリス、オマンコ、そしてお尻の穴にも、直接マイクを向けて感想を聞きたいと思っておりますので、どうぞご期待ください。
 では、インタビューに移りましょう。
 おや、どうやらまだ意識がはっきりと戻っていない様子ですね。
 焦点が合っていません。
 まあ、話をしていくうちに少しずつ意識を取り戻していくことでしょう。
 それでは真由美選手、今回の戦いのポイントなのですが……あ、どうやら電極ロボットが、また通電を開始した様子です。
 真由美選手が仰け反って震えています。
 しかし、もう試合も終わっていますので、気にせずインタビューを進めることにいたしましょう。
 真由美選手、今回の戦いではどのような作戦をもとに………………………………」


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