ELN(Erotic Light Novel)Review
〜二次元ドリームノベルズ〜

注意:ネタばれを含みます。ご注意ください。



 
二次元ドリームノベルズ No.009
ホワイトプリズン 聖王女は深い闇の淵に微睡む

小説:黄支亮
挿絵:カワギシケイタロウ
 私が、初めて二次元ドリームマガジンを購入した記念すべき一冊です。
 出版社のホームページの紹介文に書かれていた
『放尿しなくては開かない扉、媚薬が塗られた細い一本橋、愛液に反応するうなぎ地獄……』
のあおり文句に、興味をそそられ、書店をめぐり入手しました。
 内容は、私的にかなりツボにはまり、その後、継続的にこの二次元ドリームマガジンを購入するきっかけになりました。
 前半は、エッチな描写もなく、舞台となる国の情景や主人公の3人(騎士団長のニーナ、神官長のサラ、魔法学校の校長シルビア)の立場や性格などが語られて、そして、エマ女王救出のために洞窟に入ってからは、エッチ三昧の大冒険。
 裸にならなければ先へ進めず、そして身を守るすべのない乙女たちに襲いかかる淫らな罠の数々。
 特にお気に入りは、媚薬が塗られた一本橋とうなぎの池。
 谷間にかけられた三角形の一本橋は、裸の乙女たちがまたがって渡らなければならず、その無防備に晒された股間に媚薬とイボが襲いかかるという代物。
 結局3人そろって一本橋の上で絶頂を極めてしまいました。
 もちろん、「聖女学園」で用いられている三角棒は、これを参考にした(パクッた)ものです(汗)。
 そして、3人がさらに進む先に広がっている地底泉には、女性の股間にもぐりこもうとする無数のいやらしいうなぎが生息しています。
 膣に、肛門に潜り込み、そしてクリトリスを突き上げるうなぎたちに、乙女たちは翻弄されてしまいます。
 抜いても抜いても別のうなぎに侵入され、淫らな快感に身体を痺れさせる乙女たちは、うなぎを抜くことを諦め、必至に先へ進みますが、その足取りもままならず、ようやく陸に上がった後には、絶頂を極めてしまう始末。
 このへんの責め具合はすばらしい限りです。
 欲を言えば、もっとたくさんの罠で、どんどん責め立ててほしかったというのが正直なところです。
 前半の非エロパートを少し減らして、あと、2〜3種類ほどの淫罠があれば、さらに満足度の高い作品になったと思います。
 とはいえ、私に多大なる影響を与えた小説であることは間違いありません。
評価:★★★★★

 
二次元ドリームノベルズ No.015
サンダークラップス! 淫獄の四天使

小説:羽沢向一
挿絵:カワギシケイタロウ
 スーパーヒロインチームが、オフビートと呼ばれる特殊能力を持つ敵と戦う高いテンションで繰り広げられるお話です。
 主人公で気の強いフレア(きらら)、チームリーダーのスターサンダー(麗)、幼い少女のローズデバイス(静子)、野性味溢れるオセロット(ベル)の4人のチーム「サンダークラップス」。
 ですが、主人公のフレアには、秘密が・・・。
 元は敵の手により作られた(人造人間のようなもの)という経緯を持つフレアは、その敵(父親)に捕らえられ、そして本来の機能、性奴隷としての機能を起動されてしまいます。
 それまで、性感を感じることのなかった身体が、際限なく敏感で破廉恥な身体に。
 母乳を射精する乳首、初めての刺激にあられもない快感を生み出すアナル、そして乳首、クリトリスへと際限なく繰り広げられる焦らし責めに、フレアはとうとう屈服してしまいます。
 そんなフレアも、さらに捕らえられたチームメイトとの再会に正気を取り戻しますが、それはさらなる恥辱への幕開けです。
 オセロットに襲い掛かる媚薬、スターサンダーの蝋浣腸責め、そしてフレア本人も知らなかった、自分自身の身体に眠るペニスを引き出され、そのペニスでのローズデバイスとのふたなりレズ行為。
 現実にはありえない女体責めの数々が、4人のヒロインたちを弄びます。
 しかも、敵である相手は自分自身の製作者であり、すべての弱点を知り尽くしているわけですから、フレアはなす術もなく翻弄されていきます。
 こういった非現実的なSFチックな状況で、人外の恥辱責めを繰り広げる展開は、大好きです。
 特に、主人公の勝気な性格と、弱点を思うがままに操られて抵抗できない状況のギャップがなんともいえません。
 羽沢向一氏の作品はこういった特殊なシチュエーションでの闘いやエッチな仕掛け、責め方がたくさん盛り込まれていて、お気に入りの著者のひとりです。
 このサンダークラップスは、この時点では1冊読みきり作品として出ていたようですが、その後、2、3と続編が続き、ゲームまで出るほどになりました。
評価:★★★★★

 
二次元ドリームノベルズ No.022
ホワイトプリズン2 仮面の下の暗き熱情は潜む

小説:黄支亮
挿絵:カワギシケイタロウ
 前作「ホワイトプリズン」の続編になる作品です。
 登場人物は一新され、この時点では、世界観以外は完全に別のストーリーとなっています。
 特殊な趣向を持つクレイホーン男爵の家に捕らえられた、義理の息子であるフィオを主人公に、男爵の再婚相手の黒髪の美女マレーネ、男爵の妹(フィオの叔母)ポーラ、そしてフィオの幼馴染の勝気な少女リディアと3人の美女・美少女が登場します。
 「服従の薬」によって、フィオの精子をその身体に受けなければ絶頂を迎えられない身体になってしまったマレーネ、ポーラ、リディアは、男爵にとらわれてから、その身に、耐え難い恥辱が与えられます。
 捕らえられた3人の女性たちは、全裸に股縄をされて街中を引き回されて連行され、縄の結び目にクリトリスを刺激されます。
 そして、牢に入れられてからは、また特殊な道具での羞恥責めが始まります。
 フィオのペニスを拘束具で封印し、フィオの精子を受けられないようにしてから、牢の中に入れられたのは、「豚の蜜壺」と「恥知らずの安息」という名の恥辱の拷問器具。
 豚の蜜壺…機械に取り付けられたペニス型の注ぎ口からスープを配給するもので、そのスープは、女性の膣でなければ受けることができないという、女の膣を食器に使う恥辱の食料配給器。当然、その膣に受けたスープは自分では飲めないので、他人に飲ませることになる。
 恥知らずの安息…腰高の大きな陶製の壺で、その用途は便器。背の高い便器に用を足すためには、皆が見守る牢の中で、立ったままの排泄を余儀なくされる。
 このホワイトプリズン2では、この拷問器具のうち「豚の蜜壺」のみが使われます。
 3人の美女と美少女が、代わる代わるスープを膣に受け、そして仲間たちに給仕していきます。
 これほど破廉恥な食事は、今までに見たことはありませんでした。
 それから、がに股に拘束された状態で股間を火あぶりされ、自らの尿でその火あぶりから逃れたり、豚との獣姦と淫らな宴会が始まりますが、その宴会が終わったところで、次巻に続きます。
 前作のホワイトプリズンが女王救出のための冒険だったのに対して、がらりと展開が変わったホワイトプリズン2ですが、ギミックやエッチな道具が好きな私にしては、こちらも、お気に入りになりました。
評価:★★★★★

 
二次元ドリームノベルズ No.031
ホワイトプリズン3 汚辱の影に牝奴隷の肢体は輝く

小説:黄支亮
挿絵:カワギシケイタロウ
 「ホワイトプリズン」の第3作目で、前作のホワイトプリズン2の続編になる作品です。
 クレイホーン男爵にとらわれたマレーネ、ポーラ、リディアの3人の美女・美少女と、主人公のフィオが受ける破廉恥な拷問はさらにエスカレートしていきます。
 前作では、その使用が見送られた「恥知らずの安息」もこちらでは、しっかりと使われています。
 用を足すためには、誰かに壺の下にあるペダルを踏まなければ、ふたが開かないため、必ず誰かに用を足す姿を見られ、しかも、排泄をはじめると壺の中から光が発せられ、局部を明るくスポットライトで照らし上げるという追加仕様まで描写されていました。
 かなりすばらしい羞恥責め具だと思います。
 そして、またまた始まる恥辱の宴会。
 前傾姿勢で拘束された3人の女たちに施される浣腸。
 フィオとSEXをしなければ身体の疼きを鎮められない3人は、砂時計が落ちきるまで耐えられれば、フィオとのSEXが認められるが、結局3人とも、砂時計を待つことができずに脱糞します。
 そして、さらに続けられた責めでは、胎内に卵を産むという寄生虫を膣に入れられ、産卵されてしまいます。
 その卵は膣内ですぐに孵り、幼虫は女の胎内で激しく暴れ回ります。
 その恐怖から逃れようと、必死に膣から卵を取り出そうとしますが、両手を拘束された女性たちは、膣力のみでひり出さなければなりません。
 なんとか、卵を孵化する前に取り出したと思った女性たちでしたが、卵は複数生まれており、結局、幼虫に膣内をかき回され、あられもない姿を晒し、失禁までしてしまいます。
 最後には砲台のような磔台に脚を広げて拘束された女たちの股間に花火を刺し込み、即席の砲台を発射させることになります。
 エンディングで、第1作目の女王の話とのつながりが示唆され、次巻に続いていきます。
 いつもながら、この作品は、奇抜なアイディアでの道具責めに心惹かれるものがありました。
評価:★★★★★

 
二次元ドリームノベルズ No.035
サンダークラップス2 スカイ&シャドウ

小説:羽沢向一
挿絵:せんばた楼
 前作「サンダークラップス」の続編ですが、登場人物は一新して、主人公は、ひょんなことから特殊能力を身に付けてしまった新人女子アナウンサー大空美紀、スノーウィングです。
 悪のオフビートと戦うスノーウィングですが、闇の闘技場「ダークアリーナ」へと囚われてしまいます。
 そこで、人の身体に自由な設定を施すことのできるオフビート、ストリーテラーの手により、ダークアリーナに逆らえないように身体をコントロールされ、そしてほかにもさまざまな制約が美紀の意思を無視して書き込まれていきます。
 「飛べない」「抵抗できない」といったことから、「肉体は淫ら」「乳首は大きく陰核のように敏感」といった肉体改造まで書き込まれます。
 そして、私のお気に入りの責めのひとつである乳首リング&クリトリスリング責め。
 3つのリングで3つの敏感な突起を緊縛された状態で、闘技場での闘いを強いられてしまいます。
 しかも、闘いの中で3回絶頂を迎えると、人質となった仲間につけた爆弾を爆破させるという不条理極まりない闘いです。
 当然、敵の攻撃もこの3つの弱点を責め立て、スノーウィングを心身ともに崩していきます。
 さらに、次の闘いでは、3つのリングを互いに糸で結ばれ、破廉恥極まりない二等辺三角形を身体の突起で形成した状態で立ち向かうことに。
 その闘いでは、同じく抵抗する術を奪われたチームメイトとともに、淫らで破廉恥な闘いを演ずることに。
 恥ずかしいコスチュームに身を包んだ正義のヒロインたちが、イカされ続ける淫闘は圧巻です。
 前作以上に、エッチな趣向を凝らしたつくりで、特にエッチな仕掛けと罠でいっぱいの不条理勝負闘技は非常にそそられるものがありました。
 しかも、ヒロインたちは救われないままに次巻続行。
 さらなる破廉恥勝負へと続いていくことに。
評価:★★★★★

 
二次元ドリームノベルズ No.042
ホワイトプリズン4 清き星月は肉人形の宴に沈む

小説:黄支亮
挿絵:松沢慧
 「ホワイトプリズン」の第4作目で、前作のホワイトプリズン3の続編になる作品です。
 クレイホーン男爵から逃れることになったフィオたちでしたが、薬によって植え付けられた淫らな身体を理由に、神殿に強引に連行され、そして無理やりに行方不明になった女王捜索を命じられます。
 しかも、その間は、神官のヴァネッサに、まるで奴隷か囚人のように扱われてしまいます。
 さらにその捜索の途中にも、ホワイトプリズン独特のエッチな仕掛けの道具が出てきます。
 その中には、女性の股間でしか動かすことのできないシーソー型のてこで走るトロッコがあります。
 そのシーソーに4人の女性がまたがり、互いに膝の屈伸で股間をシーソーに押し付けながら動かすそのトロッコには、女囚として扱われているマレーネ、ポーラ、リディアの3人だけでは動かせず、仕方なくプライドの高いヴァネッサも、無防備な股間を、そのシーソーに預けることになります。
 4人の絶頂とともに、そのトロッコは目的地に着き、そしてさらにヴァネッサには、クリトリスに吸い付く小さな虫の洗礼が待っています。
 クリトリスを責められたヴァネッサは、そのときに不思議な薬でクリトリスを肥大化され、ペニスのようにされてしまいます。
 そのクリペニスをいいようにいたぶられ、そしてそのまま擬似SEXに・・・。
 気が強く、そして命令する立場の女性神官が、女囚として扱う女たちの目の前で、どんどん恥をかかされていく姿には、なかなかそそるものがありました。
 しかし、これまでのホワイトプリズンと比べると、ちょっとアイディアの奇抜さが低いかなぁ〜という気もします。
 ちなみに、この4作目から挿絵がカワギシケイタロウ氏から松沢慧氏に代わっています。
 今までのカワギシケイタロウ氏の絵が、淡い感じの画風だったのに対して、松沢慧氏の絵は、くっきりとした感じで、局部までしっかりと描いているという感じですね。
評価:★★★★☆

 
二次元ドリームノベルズ No.047
サンダークラップス3 カオスアリーナ

小説:羽沢向一
挿絵:せんばた楼
 前作「サンダークラップス2」の続編で、完結編になります。
 そしてさらには、第1巻のサンダークラップスの面々も再登場で、彼女たちも破廉恥な淫闘へと引きずり込まれてしまいます。
 囚われの身となったフレアも、身体に言葉を刻まれて一切の抵抗を奪われてしまいます。
 その上で、本来のコスチュームの代わりに、胸元が剥き出しに、そして前後布地ないスカートに着替えられてしまいます。
 さらにコスチュームの股間部分には、秘部に食い込むように細紐が通されるという卑猥な姿でアリーナに引き立てられます。
 それだけでは済まず、乳首には、スノーウィングと同じようにリングをはめられ、さらに股間の紐には、3つの球を通されて、肛門、膣口、クリトリスにぴったりとあてがった挙句に、それぞれの球が回転して、敏感な3つの粘膜を翻弄するという徹底ぶり。
 さらにサンダークラップスのメンバーも巻き込んで、闘いとは名ばかりの淫らな卑怯ゲームが繰り広げられていきます。
 ヒロインの股間にそびえるペニスをしゃぶるヒロインたち、そしてそのおしゃぶり中の無防備なヒロインたちにさらに襲い掛かるダークアリーナの観客たち。
 特に、男性恐怖症の少女、ローズデバイスが責められる姿はなんともいえません。
 またその裏では、スターサンダーとマダムスクロールに浣腸責めが行われ、2人そろっての大脱糞ショーが展開されます。
 最後は二次元エンドらしく大逆転で大団円の終局となりますが、それまでの淫らな闘技の数々はやはり特筆すべきものがあります。
 特に、強気なフレアや清楚なスノーウィング、生意気なセメタリーが、ストリーテラーの言霊に、なす術もなく従順に従わなくてはならないシチュエーションは、催眠モノや洗脳モノに通ずるものがあり、その手の趣向をもつものとしては、かなりツボにはまります。 
評価:★★★★★

 
二次元ドリームノベルズ No.048
学園の檻 転任女教師佐由理

小説:水坂早希
挿絵:B-RIVER
 憑依共感能力という特殊能力を持った女教師佐由理が、さらに強力な特殊能力を持った八神という生徒と闘うお話です。
 不良の男たちが束になってもかなわないほど強い佐由理ですが、八神との闘いでは、完全にワンサイドゲームで、佐由理は八神と握手しただけで、全身に快感を波立たされ、体育館の真ん中で絶頂を極めてしまうほど、実力差が圧倒的な敵の前に、なす術もありません。
 そんな佐由理が、八神に拉致された女子生徒、彩花に憑依させられて、その状態のまま自分自身と、憑依体(彩花)のダブル陵辱をその身に受けていきます。
 しかも、この憑依能力というのは、憑依した相手の感覚を受けるとともに、その憑依体内に注ぎ込まれたもので、許容量を超えたものは、本体に転送されるという、実にいたれりつくせりな設定で、佐由理をあらゆる角度から恥辱の渦に巻き込んでいきます。
 この作品の中には、お気に入りのシーンが多数あります。
 1つ目は、憑依体(彩花)を愛撫されながら、佐由理が全校朝礼の壇上で演説をするシーンで、結局、壇上で全校生徒に見られながら、絶頂を迎えてしまいます。
 2つ目は、憑依体(彩花)の肛門をいじられつづけながらの美術の絵画モデル。
 憑依体(彩花)へのいたずらは次第にエスカレートしていき、二穴を突き上げられて、本体の佐由理も途方もなく快感に流されながらも、必死に平静を装ってモデルを務めようとしますが、股間をぐっしょりと濡らしたまま、生徒たちの視線の中、達してしまいます。
 3つ目は、体育のテニスの授業で、下着なしのノーパン・ノーブラで股下数センチのミニスコートのテニスウェアに着替えさせられた佐由理が、クラスの生徒たちの前で八神と恥辱のテニス試合をします。
 しかも、ポイントを取られたら、憑依体の彩花が浣腸を受けるというペナルティ付き。
 超ミニのスコートを翻し、ノーパンの下半身を生徒たちに見られながら、試合を演じていきますが、とても試合にはならず、何度も感覚を共有している彩花に浣腸が注ぎ込まれて、幾度も恥辱の排便を余儀なくされます。
 脱糞中にもボールが放たれ、絶頂を迎えながらもコートを駆け回り、そしてとうとう憑依体で受け入れきれなかった浣腸液が、佐由理本体へと転移してしまいます。
 4つ目は、教室で生徒たちに囲まれた状態で、石鹸で作られたアナル張り型を挿入されながら、女子生徒にイカされつづけます。
 その後、空気浣腸をされて、お尻の穴で恥辱のシャボン玉放屁を強要されるという変態行為振りで、佐由理のプライドをズタズタにしてしまいます。
 ここまで羞恥と恥辱責めに徹底して、かつどれもこれも変態的で執拗な趣向を繰り広げる作品は実に貴重です。
 輪姦などのSEXシーンもありますが、それ以外の趣向を凝らした責めの方が割合的に多いので、私としては大変お気に入りの作品です。
評価:★★★★★

<NEW>
二次元ドリームノベルズ No.053
トランスプリンセス

小説:鈴木忍
挿絵:陣内潤
 中世西洋風で、魔法の存在する世界を舞台とした、ある王国のお姫様エロイーズ姫とその義姉の太后テレーズ妃、そしてエロイーズ姫のいとこで幼馴染のレオンをめぐる物語です。
 ちょっとおてんばなエロイーズ姫とそのわがままに振り回される気の弱い男の子、レオン。
 そんな穏やかな生活が、クーデターによって一変します。
 そのクーデターの折、エロイーズ姫を逃がすために、容姿が似ていたレオンを性転換の魔法によって、エロイーズ姫の身代わりとなって、囚われの身となることに。
 エロイーズ姫を守って敵の手に囚われとなったエロイーズ姫に成り代わったレオンとテレーズ妃に、ありとあらゆる辱めの仕打ちが繰り広げられます。
 穴のあいた椅子に座らされ、拘束された状態で、その椅子の穴に乗せられた股間に向かって煙を立ち上らせる催淫香。
 その催淫香の煙にあぶられた女性器は、耐え難い官能にさいなまれ、あふれ出る愛液を止めることもできず、陰唇も開き、ヴァギナを震わせクリトリスを勃起させてしまいます。
 民衆を人質に取られた2人は、なす術もなく自らその辱めを受ける道を選ばざるを得ません。
 女の感覚に馴染みのないレオンは余りにも激しく揺さぶられる性衝動に翻弄され、テレーズ妃は、気丈に振舞いながらも耐え難い女の疼きに女体を打ち悶えさせていきます。
 そんな無防備な状態で催淫の施しを受ける性器に、敵であるドゥーゼ伯爵の指が伸び、クリトリスからGスポットまでをいじりまわされ、一気にアクメへと突き上げられてしまいます。
 自ら絶頂を迎えたときに噴き出した多量の愛液で香の火を消すことができた2人の美女と美少女(?)は、ようやく第1の恥辱責めから開放されますが、まだまだ2人の受難は続いていきます。
 王城へと引き回されるときに2人に用意された衣装は、前身頃がくり抜かれ、乳房が丸出しになり、かつ、ウェストから下のスカートの部分には生地がついていないという破廉恥極まりないドレスです。
 このままでは、乳首も局部も丸出しだと憤るテレーズ妃ですが、その部分を隠すためにと用意されたものが更なる恥辱をかき立てることになります。
 剥き出しの乳首には、2つの風車が取り付けられました。
 その風車は、基部を乳輪に粘着させ、軸に乳首を通すようにして取り付けるもので、乳首に取り付けられた軸の筒の内側には、風車の回転によって回る毛羽が植え付けられているという代物です。
 さらに股間には女性器に寄生するように魔術によって品種改良された花がつけられ、陰部の秘粘膜に根を生やし、官能神経と同化したその花は、勃ち上がるクリトリスに合わせて、大きなおしべを勃起させ、股間に擬似男根を生み出してしまいます。
 そんな破廉恥で屈辱的な格好でバルコニーへと連れられた2人の虜囚は、大勢の兵士たちが見つめる中、夜風に吹かれて回り出す風車に欲情させられ、それでも、なんとか耐え忍んでいくのです。
 性転換モノで、ちょっと変わった作風ながら、捕虜となった王女と王妃に対して繰り広げられる淫ら責めは、非常に秀逸です。
 性欲を限界まで昂ぶらせるお香や、乳首風車など、すばらしいアイディアで辱めを重ねていきます。
 このシリーズは全3巻で、この後、ひたすら屈辱的で恥ずかしい責めの数々が繰り広げられていくことになります。
評価:★★★★★

 
二次元ドリームノベルズ No.057
ホワイトプリズン5 湿潤なる蜜林に碧の蝶は舞う

小説:黄支亮
挿絵:松沢慧
 「ホワイトプリズン」の第5作目で、前作のホワイトプリズン4の続編になる作品です。
 フィオと3人の美女たちは、エマ女王のいるという島へと渡っていきます。
 そこで、エマ女王の手の者によって、浜辺で下半身剥き出しの状態で、放尿させられる3人の女性たち。
 そこから、この島での淫らな試練が始まりました。
 その島は、神殿の戒律から解き放たれたエマ王女が統べる性の解放区で、その王女を慕うニーナ、サラ、シルビアと、裸婦たちの楽園です。
 そして、フィオの妻たち3人の美女たちと、エマ王女の家来たちとの淫らなゲームが始まります。
 シルビア対3人の女囚たちでは、女を責め立てる蛇に誰が一番長く絶頂を迎えずに耐えることができるか。
 前の穴も後ろの穴も無数の蛇たちに埋められた女性たちは、森の中で破廉恥に悶えつづけます。
 続いて、ニーナが人参を使ったオナニー勝負を仕掛けます。
 これも、先にイッた方が負けという、エッチ勝負。
 こういったエッチ対決ネタは割と好きなんですが、ここで出てくる蛇、人参というのは、ちょっとアイディアとして弱かったなぁ〜というのが正直な感想です。
 もっと、この絶頂対決にページを割いてさまざまな趣向やルールで破廉恥な競演をしてくれれば、さらに使える作品になったと思います。
 今までのホワイトプリズンの中では、ちょっと満足感に欠けるところでした。
 とはいえ、島の中を、裸同然で進んでいく女性たちの姿や、そこで繰り広げられるシルビアたちとの絡みは、結構お気に入りです。
 完全に性の抑圧から解放されているエマ女王の眷属家来たちと、性に対してまだ常識的な感覚を保っているフィオの妻たちとの微妙な駆け引きが、微妙にエロティックでした。
評価:★★★★☆

 
二次元ドリームノベルズ No.060
姫隷調教師

小説:水坂早希
挿絵:田宮秋人
 中世西洋風の世界を舞台にしており、そこでは「姫隷」と呼ばれる貴族のための高級性奴隷が存在しています。
 ヒロインはその姫隷を調教する調教師リセーラ。
 強い蒼流(気)を操ることで、人並み以上の力を持ち、プライドと気位の高いリセーラは、王国内屈指の姫隷調教師で、生意気で反抗的なリーゼロッテ、そして幼い姫隷志願娘テルテの調教を行います。
 前半はこのテルテの調教をメインに、テルテのかわいらしい性格とその羞恥心、そしてリーゼロッテのリセーラへの反抗心を織り交ぜながら、王国での姫隷、すなわち人権こそ保障されているが、貴族たちの装飾具として社交場で性玩具とされる性奴隷のあり方が描かれていきます。
 リセーラの調教のもと、テルテは社交場で露出調教をされ、姫隷契約後には、裏地に全身羽毛のついたドレスを着せられて、敏感な身体をくすぐられ、動くたびにドロワーズの切れ目が開き、お尻も割れ目も露にしてしまいます。
 ちなみに、姫隷には「最上級の礼」という作法があり、これはスカートをめくり、下着を下ろし、そして相手に後ろを向いて上半身を倒しながら両手でクリトリス、膣、肛門を開くという、女の恥のすべてをさらけ出すポーズです。
 反抗的なリーゼロッテは屈辱に顔をゆがませながら、うぶなテルテは羞恥におびえながら、この「最上級の礼」を行います。
 そして、次第に心を通わせるリセーラとテルテを、リーゼロッテの本来の主人であり、常日頃からリセーラを手中に入れたがっていたイルード伯爵の奸計が襲い掛かり、メイドたちの家族を人質に取られたリセーラは、やむなくイルード伯爵の姫隷となることを了承してしまいます。
 しかも、その際、蒼流を無力化する首輪(一生はずすことはできない)をつけられ、一切の抵抗の手段を奪われてしまいます。
 そこからは、かつて自分が行ってきた調教をはるかに上回る恥辱調教がリセーラに施されることになります。
 貴族たちの集まる舞踏会では、車輪つきの自立型スカートをはかされてしまいます。
 そのスカートのショーツ状の座席部分に男根型の張り型と数珠がつき、そしてショーツの座席内面にはびっしりとイボが覆っているという代物です。
 この張り型とイボは、車輪と連動してうごめき、動くたびにリセーラの秘部を秘唇を秘孔をいたぶりつづけることになります。
 しかも、自立型スカートのため、気絶しても倒れることすらありません。
 この状態で舞踏会で踊らされつづけるのです。
 幾人もの貴族たちのダンスパートナーとされ、ひと時も開放されることのないリセーラは、舞踏会の中で、何十回もの絶頂を迎えさせられ、そして何度も失禁してしまいます。
 さらに水溶性で水に溶けると痒みを伴う媚薬となる淫猥なドレスを着せられ、股間を高く掲げた格好で拘束されたリセーラは、メイドやテルテのおしっこで溶かされ、自らの放尿を全身に浴びた後、テルテと双頭バイブでつながります。
 その後は急展開でリセーラは助け出されますが、そのときの回想でリセーラには特別な「最上級の礼」がしつけられていることがわかります。
 通常の「最上級の礼」に加えて、秘部をめくり見せるだけではなく、肛門で相手の精を受け入れるというものです。
 このシーン、ぜひとも回想だけではなく実描写で見てみたかったですね。
 それにしても、水坂早希氏のストーリー展開、そして責め方、辱め方は、すばらしいです。
 前半の調教師としてのリセーラと後半の姫隷としてのリセーラのギャップがなんとも言えません。
 これは、ぜひともお勧めの一作です。
評価:★★★★★

 
二次元ドリームノベルズ No.084
悦楽のテーマパーク

小説:富求乱児
挿絵:しなのゆら
 清純派アイドルのミナと男勝りなカメラマン麻衣香が恥ずかしいコスチュームに身を包み、変態的に改造されたアトラクションだらけの遊園地を舞台にあられもない姿を晒すお話です。
 あそこの中にイボ球バイブレーターを入れられてアトラクションに臨む2人の美少女たち。
 特にお気に入りなのは、ジェットコースターとスプラッシュ・フリーフォールです。
 ジェットコースターでは、頂点に穴のあいた三角形の座席に固定され、股間を空中に無防備に晒し、その股間のところに、無数の人工舌レールが敷かれています。
 コースターが走り出すと同時に、その人工舌が2人の秘裂を際限なく舐つづける仕掛けです。
 コースターの動きに合わせて秘裂にたっぷりと刺激を受け、レールにとめどなく愛液を滴らせた挙句に、ついには走りながらの失禁ショーまで披露します。
 そうして、全身に愛液と小水を浴びる2人ですが、そうして身も心も朽ち果てたにもかかわらず、さらに続いて、終わりも見えない無数のイボレールが出現します。
 絶望と快感に打ちひしがれる娘たちは、イボレールの刺激に翻弄されるとともに、膣に入れていたイボ球までがそのレールに弾かれてしまい、内側も外側も大量のイボに刺激されて、恥辱の絶頂を極めてることになります。
 こういった、強引なエッチアトラクションは大好きです。
 特に、その行為に人の手が介入することなく、機械的に、無慈悲に、際限なく女の子たちを快感責めに落とし込む設定は、なんとも言えません。
 スプラッシュ・フリーフォールでは、こちらもシートのお尻のところに穴があいていて、噴水の立ち上るプールに向かって落下します。
 その噴水は、狙いたがわず少女たちのアナルへと直撃し、大量の水を直腸内に注ぎ込まれた少女たちは、その噴水浣腸による排便の欲求に苦しみますが、何度も何度も上昇と落下を繰り返し、そのたびに浣腸を受ける彼女たちは、とうとう空中で脱糞してしまいます。
 それでも浣腸地獄は終わることなく続き、自らの排泄物が混じった噴水を注入されては排便し、排便しては浣腸され、最後には噴水プールの中に入れられた魚までもが、直腸内に潜り込んでしまいます。
 このフリーフォールも、女の子たちが、なす術もなく恥辱と快感にまみれて、あられもない姿を晒すところなどは、かなり私好みの設定です。
 こういった道具やアトラクションで女の子を色責めでしゃぶり尽くすような設定は、うちのページの行事設定などとも近いところがあって、かなり私の趣向に合った作品でした。
評価:★★★★★

 
二次元ドリームノベルズ No.119
ホワイトプリズン6 星孕む女神は終焉の風を渡る

小説:黄支亮
挿絵:松沢慧
 「ホワイトプリズン」の第6作目で、前作のホワイトプリズン5の続編、そしてシリーズの完結編です。
 ニーナとの勝負を終えた3人の女性たちは、無事フィオとの再会を果たし、そこでエマ女王たちが異界へと旅立つための手助けをすることになります。
 その異界への扉を開くための試練・・・それがニーナ、シルビア、サラ、マレーネ、ポーラ、リディア、そしてエマの身体で試されていきます。
 幻影の中で、衆人環視の中、遺跡の力によって身体の自由を奪われ、強制自慰を強いられるニーナとリディア。
 魔法の古木に全身を拘束され、枝を膣に突き込まれて、あられもない姿で快感に咽び返るサラとポーラ。
 ヒドラの複数の首にクリトリスから蜜壺まで吸われ、弄ばれて悶えた挙句に、アナルに薬液を投入され、屈辱の排泄をしてしまうシルビアとマレーネ。
 ペニス型の取っ手がついた石臼に、がに股でまたがり、その取っ手を膣内に導いて、腰をグラインドさせながら石臼を回転させて、異界への扉を開くエマ女王。
 淫らな試練に立ち向かう女性たちという設定はいいのですが、その責め方具合が、どうもワンパターンになってしまっている感じが否めませんでした。
 ひとつひとつの責めは、それぞれいやらしいのですが、全員を満遍なく責め立てようという意図からか、今までの奇抜さがちょっと隠れてしまった感じですね。
 それから、この冊子には付録として二次元ドリームマガジンに掲載されていた外伝が小冊子として付随しています。
 こちらは、魔法学校の中で繰り広げられる小さな、だけど淫らな事件です。
 淫らな怪物によって学校の中の生徒たちが次々と責められてしまいます。
 値段は据え置きなので、お買い得ですね。
評価:★★★☆☆


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