小説:黄支亮
挿絵:カワギシケイタロウ |
私が、初めて二次元ドリームマガジンを購入した記念すべき一冊です。
出版社のホームページの紹介文に書かれていた
『放尿しなくては開かない扉、媚薬が塗られた細い一本橋、愛液に反応するうなぎ地獄……』
のあおり文句に、興味をそそられ、書店をめぐり入手しました。
内容は、私的にかなりツボにはまり、その後、継続的にこの二次元ドリームマガジンを購入するきっかけになりました。
前半は、エッチな描写もなく、舞台となる国の情景や主人公の3人(騎士団長のニーナ、神官長のサラ、魔法学校の校長シルビア)の立場や性格などが語られて、そして、エマ女王救出のために洞窟に入ってからは、エッチ三昧の大冒険。
裸にならなければ先へ進めず、そして身を守るすべのない乙女たちに襲いかかる淫らな罠の数々。
特にお気に入りは、媚薬が塗られた一本橋とうなぎの池。
谷間にかけられた三角形の一本橋は、裸の乙女たちがまたがって渡らなければならず、その無防備に晒された股間に媚薬とイボが襲いかかるという代物。
結局3人そろって一本橋の上で絶頂を極めてしまいました。
もちろん、「聖女学園」で用いられている三角棒は、これを参考にした(パクッた)ものです(汗)。
そして、3人がさらに進む先に広がっている地底泉には、女性の股間にもぐりこもうとする無数のいやらしいうなぎが生息しています。
膣に、肛門に潜り込み、そしてクリトリスを突き上げるうなぎたちに、乙女たちは翻弄されてしまいます。
抜いても抜いても別のうなぎに侵入され、淫らな快感に身体を痺れさせる乙女たちは、うなぎを抜くことを諦め、必至に先へ進みますが、その足取りもままならず、ようやく陸に上がった後には、絶頂を極めてしまう始末。
このへんの責め具合はすばらしい限りです。
欲を言えば、もっとたくさんの罠で、どんどん責め立ててほしかったというのが正直なところです。
前半の非エロパートを少し減らして、あと、2〜3種類ほどの淫罠があれば、さらに満足度の高い作品になったと思います。
とはいえ、私に多大なる影響を与えた小説であることは間違いありません。 |