「これがいわゆる強調構文であり、ここに筆者の言いたいことが書かれている場合がほとんどであり、その観点から〜」
午前の教室、現代文の授業をしている先生の声が教室のこだまする。
春先ながら既に暑い。
外は雲ひとつない晴天。
運動場が太陽の光を反射して白く輝いている。
空模様とは逆に曇った顔をしている生徒がいる。
窓際の一番後ろの席の女の子、長袖の白いカッターの肩にややかかるセミロングの髪は細くしなやかで、美しく黒い・・・。
彼女は頬を赤く染めて息があらい。
しかしなるだけ平静を装おうと懸命に息を殺していた。
(まだ……だいぶあるなぁ……)
彼女は時計をチラッと見た。
まだ40分もある。
たった10分しか経っていないのに、授業が始まったのはかなり前のように思えてくる。
残り時間はそれの4倍・・・さらにそれが一日の授業分……すなわち6回……。
彼女にはその時間が未来永劫のように思えてならなかった。
(こんなの絶対我慢できないよぉ……)
彼女はスカートの上から股間を押さえた。
彼女の純白の下着に隠れた秘密の花園はどういうわけか淫らな蜜で湿っていた。
その水分が彼女の下着をもいやらしい文様で飾り立ててしまう。
制服のスカートに隠れ誰の目にもさらされることのないその模様は、彼女が今どんな気分なのかを表すもっとも確実な証人となっていた。
(こんなこと……もし誰かにばれたら……)
彼女は足をこすり合わせて耐えている。
周りにはよほどのことがない限り聞こえない音が、彼女にははっきりと聞こえるのだ。
彼女の秘部が涙するその理由……それはさかのぼる事今朝のこと……。
校舎の裏、誰も来ないような人気のない場所に彼女はやってきた。
入念に辺りを見回しながら、今から自分がすることを考えながら顔を赤くする……。
彼女は鞄から小さな卵のような形のピンクのものを取り出した。
彼女が電源を入れるとそれは振動を始めた。
それを見ていよいよ恥ずかしさが頂点に達していた。
これが今から自分を辱めるものであることを理解せざるを得なかった。
辺りを見回して誰もいないことを確認すると、戸惑う少女は恐る恐る自らのスカートのなかに手を忍ばせ、下着を下ろしていく。
ゆっくりゆっくりと下着を下ろす手の中で官能の源となろう物体は振動を続けている。
(やだ……もうこんなに……)
下着を見ると、うっすらと糸が伸びている。
伸びている先はスカートに隠れているものの、どこから伸びているものなのかは一目瞭然だった。
そうでなくても自分ではなぜこうなっているのかが何もせずともわかっているのだ。
下着を膝まで下ろす。
既にこれだけでも顔から火が出るほど恥ずかしいのだが、彼女を今よりもっと強い羞恥が待ち構えている。
彼女は再び振動するものを見つめる。
小さな小さなものから生み出されるこの振動が、やけに大きなものと感じられる・・・。
彼女はそっとスカートに手を入れた。
このまま入れるのは少々怖い気がするので、まずは適度に濡らすことにした。
「ん……く……」
指先で自らの恥ずかしい箇所に触れる……思わず声を漏らしてしまう。
(こ……こんなところで……)
彼女も健康な女子校生。
部屋で自慰をすることも珍しくはない。
だがこんな、人の目に触れるかもしれない場所でそれと似た行為をすることは初めてであった。
(これでもう大丈夫かな……)
息をあらげながら指を止める。
秘部からあふれ出た愛液は、太ももを伝って流れてきている。
次に彼女はこの振動する物体をアソコにあてがった。
彼女に再び官能の快楽が襲い掛かってくる。
彼女はこれを自分の股間の中に収めた。
絶え間ない振動が股間を弄んでくる。
(だめ……これ以上は……ッ……!)
振動で達しかけたそのとき、振動がピタリと止んだ。
絶頂を迎えることは免れたが、彼女の体の中でくすぶった官能は開放されることなく、結果的に彼女に別の意味で追い討ちをかけることとなった。
(私……大丈夫かな……)
ガクガクしながら立っているが、予鈴がなったのを聞いて我に帰り、愛液を拭いて下着を穿きなおして教室に向かった。
振動は止まっているものの、歩くたびに異物感が彼女の官能をくすぐった。
その後のSHL。
朝の連絡事項などが生徒に伝えられる。
その間彼女は振動するかもしれないという警戒心があった。
なぜ彼女が……可憐な彼女がこんな淫らなことをしているのか。
それは仲間内でやっているとある”ゲーム”がもとだった。
内容はいたって普通のゲームなんだが、負けてしまうとバツゲームが与えられた。
今までは普通のことだったのだがそれではだんだん物足りなくなってしまい、内容がいわゆる『羞恥プレイ』となったのだ。
その最初の被害者が彼女だ。
当然ながら彼女はこんなことをするのは初めてだ。
この学校は男女共学のいたって普通の学校。
それ故尚更彼女の羞恥心を煽ってくるのだ。
結局SHLの間は振動することはなかった。
ほっとしつつ彼女はトイレに向かった。
女子トイレに入るとそこにはゲーム仲間たち五人が居た。
「来た来た、ちゃんと入ってるか確認させてもらおうと思ってね♪」
ポニーテールの元気娘がニカッと笑っている。
「え……? 確認って……?」
一瞬いやな予感がする。
「まったまたぁ〜、とぼけちゃってまぁまぁ」
そのままポニーテールの女子にトイレの個室へ連れ込まれてしまった。
「じっとしててね♪」
ポニーテールの女子は彼女のスカートの中に手を入れて下着を下ろした。
「うわぁ、結構濡れてるわねぇ!」
「やぁっ……」
スカートを捲り上げるとそのまま彼女の秘部が露になる。
先ほど絶頂を迎えかけたときの熱は未だ留まっていた。
(早く終わってよぉ……)
顔を真っ赤にする彼女がそう思った次の瞬間だった。
「んっ……」
再び振動を始めるローター。
今回は微弱なものであったが、それは確実に彼女へ望まぬ快感を送りつけてくる。
「ん? おやおや〜ん?
その様子だと、今動いてるのかな?」
そういうと彼女のワレメに指を近づける。
「……! だ……だめ……お願い今は……」
「大丈夫、あるかどうか確かめるだけだから」
そういうとポニーテールの女子は彼女のアソコにゆっくりと指を入れた。
「〜〜〜〜〜〜〜」
思わず声が出そうになるのを懸命に我慢する。
振動と指を徐々に深く入れていく感覚が伝わってくる。
「あ、あったあった♪」
ポニーテールの女子の指先に当たった振動する何か。
それは紛れもなくバツゲームで使う約束だったもの。
「フフン♪
ちゃんと入れてきてるじゃん、エライエライ」
逆の手で頭をなでなでしながらまた指を抜いていく。
「あらら、ちょっと入れただけなのにこんなに指についてる〜。
あんたって意外とこういうの好きだったり?」
「そ……そんなこと……」
ローターの振動と今しがた触られた快感で足を震わせながら言う。
「フフ、冗談よ♪
じゃ、がんばってね♪
いっとくけど、放課後あたしたちが出してあげるまではそのおもちゃ弄っちゃダメだからね」
そういうとポニーテールの彼女はうれしそうに出て行った。
個室の外でひそひそとちゃんとはいってることを仲間に伝えて教室に戻った。
(いけない……そろそろ行かなきゃ……)
授業が始まる前に教室に戻ろうとする。
まだまだ振動しているが、それを待っているといつになるか分からない。
下着を上げて我慢しながら教室へ向かっていった。
そして振動が止まらぬまま今に至っている。
微弱な振動が彼女のアソコをかき回していた。
これから一日。
そう……彼女の長い長い一日が始まった……。
続く
さてさてここしばらくなぜ空いたのかといいますと・・・
秘密ですwなぜなら・・・
そ の ほ う が カ ッ コ イ イ か ら (殴
さて、学園羞恥者モノが大好物な”いふかひなきもの”、地獄から這い上がって推参!!