「奴隷」


 学校の屋上に一組の男女がいる。
 それだけ見れば普通の高校生の恋人同士に見えるだろう。
 しかし、その会話の内容はそれとはかけ離れたものだった。
「お仕置きだ、志穂」
「そ、そんな…。
 授業中に、じ、自慰なんてできるわけ…」
「やれといったはずた」
「は、はい…」
 志穂と呼ばれた女は男の理不尽な言葉にまったく反抗できない。
 時折、弱々しく言い訳のようなことを言うが、この男が一言口を開けば、それも遮られてしまう。
「わかりました…。
 約束を守れなかった志穂に…お、お仕置きをしてください…」
「次の六限目はこれをつけて授業を受けろ」
そう言うと男はポケットからプラスチック製の器具を取り出した。
「そ!それは許してください!」
 志穂は、目に涙をためながら必死に男にすがった。
 そんな志穂に、男は冷たい目を向けてこう言った。
「お前は俺のなんだ?」
 すると志穂は悲しそうにうつ向きながら
「し、志穂は…、志穂は、御主人様の、せ、性奴隷です…」
「それから?」
「そ、それから…、犬です、雌豚です、…おもちゃです、穴です…」
 そう言いながら志穂は大粒の涙をこぼした。
 その様子を満足そうに眺めていた男は、涙などおかまいなしに
「わかっているなら早くしろ」
「は、はい!申し訳ございません…」
 そう言うと、志穂は慌ててスカートの中に両手を入れ、ショーツを膝まで下げた。
 屋上で股間を晒すという羞恥に頬を赤くしている志穂の股間には、本来高校生ならあるはずのものがなかった。
「ちゃんと、きょうも剃ってきたようだな。
 おまえの毛は濃くて見苦しかったからな」
 男は、しゃがんで股間を覗き込みながら言った。
「でも、毛がなくなった分、オ○ンコの形の悪さが丸分かりだな」
「す、すみません…」
 男の言葉に志穂の顔はどんどん真っ赤になっていく。
 羞恥で体は震えてしまっている。
 男は、さらに何言か辱める言葉をかけると、ローターを志穂の膣内へと入れていった。
「なんだ?屋上でオマンコ丸だしにしてるだけで濡れてくるのか?
 露出狂の変態だな」
「す、すみません…」
 男は、ちゃんとローターが入ったことを確認すると、その本体を志穂の太ももにテープで固定した。
「いいか、授業の内容、ちゃんとノートにとってるか後で確認するぞ」
 そう言うと、男は志穂を置いて教室に戻っていった。
 

「…!」
 ガタン!
 6限目の授業が始まって10分ほどたったとき、志穂の膣内のローターが突然振動し出した。
 声を上げることは必死に耐えたが、身体が動いてしまい、机を蹴飛ばしてしまった。
「どうした、紀本〜?
 寝るんじゃないぞ〜」
「ははは」
 教師が居眠りしていたと勘違いしてくれたおかげで、誰にも気づかれずにすんだが、羞恥で顔は真っ赤になってしまった。
「…と、…止まって…」
 一瞬の中断で授業は再開されたが、ローターの動きは止まってくれない。
 志穂は目を閉じてうつむき、体を震わせていた。
「こらこら、紀本、寝るな」
 半ば呆れ顔で、先生が志穂を呼ぶ。
 と同時にローターも止まった。
 慌てて顔を上げるが、その顔は締まりがなく、目は焦点が定まらなかった。
「なんちゅ〜寝ぼけ顔だ…、お前らしくない。
 こら、あの問題解いてみろ」
 そう言うと、先生は黒板を指さした。
「…は、はい」
 志穂は、ゆっくりと立ち上がった。
 そして慎重に黒板へと歩いていく。
 膣内から溢れ出した愛液がショーツに溜まり、今にもこぼれ出そうだったからだ。
「ま、紀本なら俺なんかの授業聞かなくたって、簡単だろうがよ〜」
 学年でもトップクラスの志穂に、先生が冷やかしの言葉をかけたが、それに対して志穂は、無理な作り笑いを浮かべるのが精一杯だった。
「…、は、はやく答えなきゃ…」
 膣内に埋め込まれた淫具は、いつまた動き出すかわからない。
 黒板に書かれた問題は、志穂にとってはさほど難しくなかったため、答えを書き進めていった。
「ひょっとしたら、板書中なんて目立つところでは動かさないかも…」
 そう甘い考えを持った瞬間、ローターが激しく膣内をかき乱した。
「あぐぅ!」
「ん?どうした?」
「チョ、チョークが折れてしまったので…」
「なんつー声出しとるんじゃ、おまえは…」
 先生のあきれ方に、生徒はつられて笑い出した。
 志穂にはその笑い声が、自分がいやらしいことをしていることをバカにしているように聞こえてしまう。
 早くこの場から逃げようとチョークを動かし続けたが、腰はときおりビクッと動き、内股になってしまう。
「おい、大丈夫か?」
 額に汗を浮かべ、顔を上気させている志穂の様子に、先生は少し不安になり声をかけた。
「だ、…いじょうぶ…です…」
 そう言いながら答えを書き終えた志穂は、急いで席に戻ろうとした。
 しかし、あわてて動いたため、一瞬ショーツと股との間に隙間ができてしまった。
「あ…」
 誰にも聞こえないほど小さな声を漏らしてしまった志穂は、内股を何かが伝っていく嫌な感覚を感じた。
 幸い、スカート丈は膝のすぐ上ほどまであったため、人前に淫らな液体をさらすことにはならなかったが、席についた志穂はあまりのみじめさに、溢れ出そうになる涙をこらえるのに必死だった。
 そんな志穂をもてあそぶかのように、ローターは動き続けた。

「んっ…ふう、ん…ん…」
 羞恥の板書の後も、膣内の淫具は激しく動き続けた。
 小さな淫具には、志穂を逝かせるだけの能力はなかったが、そのかわり彼女を常に中途半端な状態にし続けた。
 志穂は体を震わせ、必死に声を押さえながら、言われた通り震える手でノートを書き続けた。
「よし、今日はここまで」
 その言葉を聞くや、志穂は脇目も振らず屋上に向かった。
 

「よし、オマンコを出せ」
 志穂は、素直に男の言葉に従った。
 ショーツの底は、まるで何かに浸けたようにべとべとで、股間からは糸を引いていた。
 中では、まだローターが激しく振動していた。
「よし、まずはノートの点検だ」
「は、はい…、どうぞ…んっ…」
 志穂は、早く取り出して欲しいということもできず、素直にノートを差し出した。
 ノートは最初こそまともに見れるが、途中からは明らかに字が汚く、所々に芯を折ってできたであろう黒い塊がある。
 そして、最後のページにいたっては、もはや字の原型をとどめておらず、所々にミミズのはったような線が引っ張られていた。
「なんだこれは?」
「す、すみま…んくっ…せん」
 ときおり、丸出しにした腰をくねりながらも、志穂は必死に謝っていた。
「ちゃんと、とれといったはずだ」
「んくっ!…すみません…」
 男は、志穂の股間から、思いっきりローターを抜き取った。
「きゃ!…んん…」
 その刺激に、志穂は思わず声を上げてしまった。
「おしおきだ」
 そう言うと男は、手に持っていたかばんから、黒い皮製のものを取り出した。
 内側には、布か紙のような、白い繊維のようなものが見えた。
 それを開くと、ショーツのような形をしていた。
 男は、それを志穂にはかせると、それについているベルトをしっかりと閉めた。
 さらに、そこについている鍵をかけた。
「授業中にマン汁を垂れ流すようなメス豚には、貞操帯がお似合いだな。
 明日、外してやる」
 志穂は唖然とした。
 1時間近くもローターで刺激を与えられ、かつ一度も逝かされないまま、貞操帯をつけられてしまったのだ。
 そう思うと、余計に股間が疼いてしまう。
「そ、そんなのって…」
「なんだ!」
「い、いえ…。
 ローターの刺激に、マ、マン汁をたれ流してしまい…申し訳…ありませんでした…」
「あ、そうそう、その貞操帯は良くできてて、内側はオムツの役目もするからな。
 シッコでもウンチでも、好きなだけしていいぞ」
 そう言うと、男は彼女に目もくれず帰っていった。


文章:帰ってきた暴走アフラマズダ十三世7(元は) さん


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