操姫女学院 第23話



 さぁ、きょうの授業はバレーボールだったわよね。
 楽しい授業になりそう♪

 まずは数人ずつのチームに分かれて、簡単なトスとレシーブの練習。
 みんな飛んだり跳ねたり、しゃがみ込んだりしながら、黄色い声を上げてボールを追っているわ。
 まあ、この辺は女子中学校独特の雰囲気で、和気あいあいっていうか、おままごとみたいな練習。
 一応、お嬢様校だもんね。

 でも、練習している最中に少しずつみんなの服装が乱れ始めてきたわ。
 だって、みんなが身につけているハーフパンツ、ゴムがゆるゆるなんだもん♪
 そんなゆるゆるのハーフパンツで運動しているものだから、少しずつずり下りてきているの。
 だけどあたしの催眠術で、みんなは体育の授業中に服装が乱れても、まったく気にしないんだ。
 みんな体操服が脱げかかっていることはわかっているんだけど、どういうわけか、それを直そうとか押さえようとか、そういうことには気が回らないようになっているの。
 あ、でも明美だけは別だよ。
 明美は、自分やみんなのハーフパンツが脱げかかっていることに気がついて、そしてそれを気にしているんだけど、でも自分でそれを直そうとすることはできないの。
 だから明美、なんか腰の辺りをもぞもぞさせながら練習しているわ。
 もうみんな、下腹部ギリギリまでハーフパンツがずり落ちている。
 もう少しかな?

 あ、綾香ちゃんのハーフパンツから、とうとうかわいい割れ目が剥き出しになったわ。
 ほぼ同時に真美ちゃんも、お尻丸出し。
 2人とも身体の発育がちょっと遅れているから、腰の辺りの引っかかりが少ないのかな?
 だけど、服装の乱れを気にしないように暗示がかかっているから、みんな楽しそうな笑顔で、ボールを追いまわしている。
 あ、真美ちゃんずり落ちたハーフパンツに脚をとられて転んじゃった。
 おまけに、その拍子に脱げちゃったみたい。
 真美ちゃん、転んだことを照れ笑いでごまかしながら、下半身スッポンポンでボールを追いかけて、戻ってきたわ。
 ハーフパンツは脱ぎ捨てられたまま♪
 よくみると、もう大半の子たちはお尻もアソコも剥き出しになっていて、何人かはハーフパンツが脱げちゃっているみたい。
 もちろん、明美だって例外じゃないわ。
 いくら気にしていても、直せないんじゃ少しずつずり落ちてくるわよね。
 もう、明美のパイパンの割れ目は、あたしの目にバッチリ映り込んでいるんだから♪
 しかも、トスやレシーブの練習をしているもんだから、両手でそこを隠すこともできず、真っ赤な顔してボールを追いかけているわ。
 ほら、そんなに下半身ばかり気にしていると、ボールを見失っちゃうわよ♪
 でも、明美のアソコだけは、みんなとちょっと一味違うんだよね。
 なんたって、本人は気づいていないけど、明美のアソコの中にはローターが入っていて、今でも微弱な振動を続けているんだから。
 ほら、ずり下がったハーフパンツとの間に、糸引いているのが見える!
 しかも、何でそんなふうに腰が疼くのか、明美にはまったくわかっていないのよね。
 ローターを認識できないように催眠暗示をかけているから、ローターの存在を自覚できないだけじゃなくて、自分の身体の中にローターを入れられているかも……っていう思考そのものができないようになっているのよね。
 でも、感じているのは確実。
 だって、ほら、こうやって明美がトスを上げようとしたときにタイミングを合わせて、振動レベルを「中」に上げてあげると……、

「んぁぁっ!」

 って身を捩ってボールを落としちゃった。
 普通だったらこんな不思議なことがあればあたしの仕業って疑うのに、そういう疑問すらも生まれていないっていうのが、滑稽じゃない?
 明美自身は、このローターに関する思考が、完全に欠如しているのよね♪

 そんなこんなで、練習時間は終了。
 先生がみんなを集合させたわ。
 そうそう、言い忘れていたけど、体育の授業の先生は渚先生っていって、ちょっと長めの髪を動きやすいようにポニーテールにまとめているあたしたちのお姉さんみたいな感じの先生なんだ。
 気さくで飾らない感じが生徒のみんなに人気なの。

「みんな、いいかしら?
 トスの基本は、身体の中心にボールが来るように素早く回り込むことが大事なのよ。
 そして、まっすぐボールを上げること。
 ちょうど、クリトリスと乳首の間を通る線上に上げる感じよ」

 あらあら、乳首とかクリトリスとか、恥ずかしい言葉ばっかり使って説明しているわ♪

「レシーブも同じ。
 両方の乳首と両手の先で二等辺三角形を作るの。
 両手はクリトリスのちょっと上辺りで構えるのよ。
 そして、来たボールをクリトリスで受け止めるような感じで回り込んで、その上に当てた両手で返すの。
 わかったかしら?」

 フフフ、そう。
 渚先生には説明するときにはできるだけ乳首とかクリトリスとか、恥ずかしい部分を使って説明するように暗示をかけているの。
 聞いている生徒のほうも、それ自体は不思議に感じない様子で、しきりに自分の乳首やクリトリスの位置を確認しながら、トスやレシーブの真似をしているわ。

「ちょ…ちょっと……毬音!
 渚先生の暗示……解いてあげなさいよ。
 あんな恥ずかしいこと言わされて……かわいそうだと思わないの?!」

 ん…明美。

「う〜ん……。
 でも、そんなふうにハーフパンツずり下ろして割れ目剥き出しにしている明美に『恥ずかしい』なんて言われても、説得力ないわよね〜。」

 あたしは、明美の剥き出しの股間を指さしながら言ってあげたわ。
 明美ったら、恥ずかしそうに両手で股間を隠して……でも、やっぱりハーフパンツを引上げることはできなくて黙り込んじゃった。

 さぁ、次は試合形式での練習よ。
 6人ずつグループに分かれての対抗戦。
 えーっと、あたしのグループには……と、真美ちゃんと綾香ちゃんがいるわね。
 でもって、対戦相手のグループには明美がいるわ。
 さて、楽しいゲームになりそうね。


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