操姫女学院 第21話


 あ、あそこでまだ着替えずに制服で立ち尽くしているのは、明美ね。
 そう、ほかの子は、誰と組んでもいいことにしているんだけど、明美の着替えだけは、あたしが手伝ってあげることになっているの。
 明美も、本当は自分で着替えたいところなんだろうけど、あたしの催眠術のせいで、自分で着替えることはできないわ。
 周りで、素っ裸になりながら、お互いに着せ替え人形になっているクラスメイトたちの様子から、真っ赤な顔で目を反らしている。
 まったく、まだ慣れていないのね。
 ホント、順応性が低いんだから(笑)
 アララ、机の上にきちんとたたまれた体操服を置いて、横目でこっちを睨んでいる♪
 さーて、そろそろ明美の着替えを「手伝って」あげましょうかね。

「はーい、明美、まだ着替えていないの?
 早くしないと、体育の授業、始まっちゃうわよ♪」

 あたしの明るい問いかけに、

「着替えられないのよ!
 あんたのせいでしょ!」

 って、あらあら、怒っちゃってる。
 フフフ、さっきのトイレでの一件、まだ引きずっているのかしら?
 これだから根に持つ女は手がつけられないのよね(笑)

「それじゃあ、あたしが着替えさせてあげるわ。
 ……いつものように……ね♪」

 あたしがそう言うと、明美の表情が一瞬強ばったんだけど、身体はピクリとも動いていないわ。
 そう、今の明美はマネキン人形と一緒。
 あたしが着替えさせてあげるときには、明美は自分の意志で身体を動かせなくなっちゃうの。
 でも、あたしが手を添えると、簡単に動かせるんだけどね。
 さて、それじゃあ、等身大着せ替え人形で遊びましょうか♪

 そうそう、明美もきょうは一日下半身素っ裸だったわね。
 ほら、きちんと気を付けして!
 あたしは、両手で股間のところを押さえている明美の手を身体の横につけて、気をつけさせたの。
 ウフフ、かわいい割れ目が丸見えよ。
 もう、明美ったらこれだけで顔を真っ赤にしちゃって♪
 一日、下半身裸で過ごした女の子とは思えない恥ずかしがりようね。

「さぁ、まずはブレザーを脱ぎ脱ぎしましょうね〜」

 あたしは、まるで子供をあやすみたいな口調で、明美に声をかけながら、ブレザーのボタンを外して脱がせてあげたの。
 アハッ、ブラウスもブラジャーも、そしてスカートまでも収されているから、明美はそれだけで靴下と靴をはいただけの素っ裸♪
 しかも、身体が一切動かせないから、恥ずかしいところをどこも隠せないで、両手を広げて立ち尽くすことしかできないわ。
 う〜ん、いつ見てもかわいいわよ、明美♪

「さて、それじゃあ体操服を着せてあげましょうね〜。
 まずは、Tシャツから♪
 はい、お手手上げて〜」

 なおも子供の着せ替えでもしている口調で、明美の腕を持ち上げてあげて、Tシャツを着せてあげたの。
 フフ、明美ったら目を反らしてツンとしちゃって。
 まだ、あたしに着替えさせてもらうことに、慣れていないのね。
 それとも、あたしがいつも明美を裸にした後に、Tシャツから着させて、いつまでも下半身を剥き出しにしているのが気に入らないのかしらね?
 でも、せっかくかわいい割れ目が見えているのに、すぐに隠しちゃうのってもったいないじゃない?
 そ・れ・に♪
 こっちの方には、ちょっとした仕掛けをするんだもんね♪

「さぁ、つぎはハーフパンツですよ〜。
 はい、脚上げてね〜」

 あたしはそう言いながら明美の脚を片脚ずつ持ち上げて、ハーフパンツに脚を通してあげたわ。
 そして、太もものあたりまで持ち上げたところで一旦止めて……、明美の名前を呼んであたしの方に目を向けさせたところで、ちょっとした力を込めたの。
 ウフフ、明美ったら、きょとんとしちゃって。
 何をされたのか、わかっていないみたいね。

「明美、これなんだかわかる?」

 あたしは、そう言って親指大のピンクローターを明美の目の前に差し出したんだ。
 でも明美ったら、まだきょとんとした顔で、

「これ……って、なーに?」

 って、本当にわけがわからないって顔。
 エヘヘ、これ、いつもみたいに明美がカマトトぶってローターのことをしらばっくれているわけじゃないのよ。
 実は、さっき明美を呼んだときに、このローターのことを認識できないような暗示をかけたの。
 だから、明美には、今目の前にあるローターは視界に入っているはずなのに、それが何か特別なものだっていう認識ができなくなっているんだ。
 ウフッ、これをどうするかっていうと……、あたしはその場でちょっと屈み込んで明美のアソコに指をかけると、そのまま、ニュルンって、ピンクローターを明美のアソコの中に入れてあげたの♪

「んっ……ま、毬音、そんなとこ触るなっ!」

 明美は動けない身体であたしにアソコを触られたことに文句言ったけど、本当はアソコの中にローター入れてあげたんだよ。
 でも、明美はローターの存在については認識できないから、ただあたしが股間を撫でただけだと思っているの。
 さ、これで準備できたわね。
 あたしは、太もものところまで中途半端に上げられていたハーフパンツを持ち上げてあげて、明美の着替えを終わらせてあげたの。
 それと同時に、ようやく明美の身体の拘束が解かれたわ。
 明美ったら、動けるようになった途端、胸と股間を押さえてあたしから後ずさりしちゃうんだから、失礼よね。
 まあいいわ。
 明美にはいつもの仕掛けができたから♪

 そう、このローターの仕掛けは、体育の時間はいつもやっているの♪
 でも、明美ったらこのローターのことを認識できないもんだから、そんなイタズラされているなんて、気づきもしないで。
 さぁ、きょうも楽しい体育の授業の始まりね!


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