淫獣聖戦 Another Story
〜亜衣 裸で臨む最後の闘い<淫樹に舞う蒼き巫女>〜






 フフフ、亜衣よ……、いつまでそこで寝ているつもりだ?
 すぐに次の淫行が待っておるのだぞ。

 次なる淫の行は、樹の淫なり。
 亜衣、この鬼獣淫界の地に生える触手樹がみえるか?
 そうだ、ここから地平の彼方まで、無数の触手樹が生えておるのがわかるであろう。
 身の丈が尺にも満たぬものから、貴様の腰丈を超えるものまで、99の触手樹が生えておる。
 亜衣……、貴様には今からこの99の触手樹すべてを刈り取ってもらうぞ。
 とは言え、この淫樹は、そのままでは堅くて人の身で刈り取ることなど不可能。
 だが、鬼獣淫界の淫樹は特殊でな……、その樹幹は女の蜜汁で浸すことにより、中から樹皮まで柔らかくなり、捩じり切ることができるようになるのだ。
 ただし、柔らかくなるのはその樹幹が女人の秘穴に潜り込んでいるときのみ。
 ひとたび女の穴から抜かれれば、瞬く間に元の堅さに戻るのだ。
 つまり、貴様がこの触手樹を刈り取るためには、その樹幹を己が女陰の穴に収め、締めつけ、捩じり回して根元より捩じ切ってやる必要がある……ということよ。
 どうだ、淫らの軍門に下った巫女が、その身で行うにふさわしい所業であろう。
 フフフ……、亜衣よ、たっぷりと触手樹の樹皮に愛液を垂らし濡らして、そして女陰の力のみでこの触手樹をねじ切って見せるがいい。

 さきの雷の淫行では、されるがままでいればよかったであろうが、次の行では、お主に自らその身を使って女の恥を晒してもらおう……という訳だ。
 無論、拒めば人の世がどのようになるか……わかっておろうな。


 刻限は日が沈みてから日が昇るまでの一夜のみ。
 よいか、日が昇るまでの間に、この99の触手樹すべてを貴様の女陰でねじ切るのだ。
 急がねばとても間に合わぬぞ。
 それでは、樹淫の行――はじめてもらおうか。

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 フフフ、どうだ亜衣よ、我ら宿敵たる鬼を目の前にしながら、自ら股を開き、触手を女陰の穴に導き入れて、無様に腰と身体をひねる姿を見られる気分は?
 さすがは、蒼の軍神とうたわれた天神の巫女だな。
 両手を戒められた自由にならぬ身体で、よくも器用に触手樹を捩じり切っておるわ。
 よくも我らが前で、それほどみっともない姿を晒すことができるな。
 もはや貴様の蜜穴は、触手樹からにじみ出ている淫の樹液に満たされて、女の恥汁があふれ出ておるではないか。
 亜衣の巫女穴が触手樹を咥え込み、腰をひねって回るたびに、蜜液が飛沫を上げて弾けておる。
 おかげで、樹幹は貴様の愛液を吸って柔らかくなっているようだが、その濡れようでは、蜜穴で捩じることもままなるまい。
 天神の巫女の鍛えられし女陰の締めつけ、とくと見せてもらおうか……ハーッハッハ。

 ……どうだ、自らの意思でそのようなみっともなくも無様な姿を晒すのは。
 恥ずかしいか?
 屈辱的か?
 とは言え、今のままの歩みでは、とうてい時間までにすべての触手樹をねじ切ることはままならぬぞ。
 もうはじめてから1刻もたとうというのに、いまだ20本にも満たぬではないか。
 もっと蜜穴を締めつけ、触手樹を固く咥え込んでから身体を回さねば、貴様の濡れ切った女陰ではぬめり滑って触手樹を捩じり回せぬのであろう。
 鬼獣淫界の淫ら巫女になるためには、己が女陰を自在に操れるようにならねば、到底やってはいけぬぞ。
 ハーッハッハ!

 ほれ、もっと強く蜜口を締め上げ、股を広げて我らが前に無様に口を広げた巫女割れを晒し、恥知らずな蜜の舞を見せてみよ!
 わずかでも恥じらい、躊躇い、身を止めれば、とても日が昇るまでにすべての触手樹をねじ切ることなど不可能であるぞ。
 さらに恥ずかしき舞で、我らが目を愉しませるのだ。

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  ……どうした、亜衣よ。
 あと1刻もすれば日が昇ろうというときに、いまだこれほどの触手樹が残っているではないか。
 フフフ……、秘穴の奥まで真っ赤にし、もはや脚の先まで淫密でドロドロにした状態では、触手樹を締め上げることもままならぬか?
 先ほどから、触手樹の上で身体を回しても、ただみっともない喘ぎ声を上げながら愛液をまき散らすだけで、触手樹は捩じられてもおらぬぞ。
 もはや、これまでか?
 貴様の未熟な女陰のせいで、人界の現世(うつしよ)は、淫らの獄へと変わるのだ。

 ……なんだ、亜衣。
 そのような目でにらみつけようとも、貴様のなすべきことは変わらぬぞ。
 我が前で股を開き、触手樹を咥え込んでねじ切るのみだ。
 とは言え、この夜明け前の1刻……地の触手樹どもも、目を覚ます頃合いであろうな……。

 フフフ……、どうした亜衣よ、突然仰け反りおって。
 夜明けを前にして活動を開始した触手樹に驚いておるのか?
 そうだ、貴様が今まで相手にしていたのは、夜の眠りについた触手樹だ。
 そして、これから天津の巫女の相手を果たすのは、夜の眠りから覚めた触手樹という訳だ。
 これからの1刻が、本当の意味での天神の巫女と触手樹の闘いとなるのだぞ。

 ほほぉ、早速目覚めた触手樹が、貴様の陰の核に狙いを定めたようだな。
 一気に、4本もの触手樹の蔓が、貴様の肉芽の根元に巻きつき、敏感な雌芯を引き絞りおったわ。
 どうした、亜衣よ、四方から跳び込んできた触手樹の蔓に絡みつかれて、思うように腰を回すことができぬのか?
 それも当然であろう。
 目覚めた触手樹どもは、そうやすやすと捩じ切られるものではないのだからな。
 これからは、触手樹の捩じり切り合戦に加えて、貴様の淫芽と蔓との綱引き合戦も始まるのだ。
 どうした、早く貴様の淫の壺を捻り回さねば、その穴の奥まで挿し込まれた触手樹を捩じり切ることなどできぬぞ。
 もっとも、触手樹の蔓も、貴様の動きを止めようと引き絞って摘み上げた雌しべの先をまさぐり出しているようだがな。
 なんだ……、亜衣、そのような小さな豆粒を戒められただけで、もう自ら身動きすることもできぬのか?
 だが、無駄に時間を浪費しても、事態は好転しないようだぞ。
 ほれ……、さらに2本の蔓が貴様の淫豆に巻きつきおったわ。

 ……おぉ、ようやく、触手樹の蔓を引き回しながら、腰を回し始めたな。
 だが、そのようなみっともなく濡れそぼった蜜壺では、触手樹を掴み回すことなどできぬのではないか?
 アーッハッハ、羽衣の巫女が決死の覚悟で臨んだ「女陰(ホト)回しの舞」も、自らが垂れ流した淫らな汁のせいで、空回りではないか。
 逆に蜜穴の中を触手樹にかき回され、引き回された蔓に陰の核をしごき上げられて、逝き果ておったわ!
 潮を吹き上げながら樹の触手に喜悦を極めさせられるなど、それでも、かの宿敵たる天神の巫女の末裔か?
 滑稽な姿だな……亜衣よ。


 ん……どうやら、ほかの触手樹どもも目覚めてきたようだな。
 目覚めた触手樹どもは、これまでのようにただ捩じ切られるのを待っているだけではないぞ。
 ひとたび女の穴に入り込めば、自ら女穴を突き上げ、襞をかき回し、蔓を使って女の弱みを責め立てる、まさに淫樹の振る舞いを見せるのだ。
 フフフ……、果たしてこの触手樹どもを相手に、誇り高き蒼の巫女は、幾度、無様な逝き果て姿を見せてくれるのかな?


 ……とは言え、このままでは貴様が刻限までにこの淫行を果たすことは無理のようだな。
 では、貴様にひとつ助け舟を出してやろうではないか。
 これまで、貴様の女陰のみを用いて触手樹をねじ切ることを課してきたが、お主の裏の壺――尻の穴を用いても、触手樹をねじ切れることを教えてやろう。
 とは言え、女の蜜液に浸さねばその樹幹は堅いまま。
 つまり、貴様の女陰を触手樹の幹に擦りつけて、愛液を塗りつけてから、尻の穴に入れることで触手樹を騙して柔らかくすることができるのだ。
 女の穴に入ることができれば、その穴は蜜穴だろうが尻穴だろうが、その触手樹は喜ぶのだからな。
 どうだ、うれしいか、亜衣よ。
 もはや、貴様の濡れ切った女陰では触手樹をねじ切ることなどかなわぬと思って、我が出して見せた助け舟だ。
 何なら、前と後ろのふた穴を同時に使い、2本の触手樹を一度に相手してもいいぞ。
 そうだな、最後の追い上げとしてはそれがいいだろうな。
 天神の巫女による「ふた穴回しの舞」……どんな舞になるか、楽しみだな。
 フフフ……己の矜持を守って人の世を滅ぼすか、己が恥を捨て人の世を守るか……貴様次第だ。


 ……ハーッハッハ、あの天神子守衆の末裔たる蒼の巫女が、自ら触手樹に女陰を擦りつけてから尻穴に迎え入れ、捩じり回しておる!
 これほど、無様で見事な尻の舞は、はじめて見るぞ!
 どうした、尻穴で触手樹を咥え込んでいるというのに、女陰からはさらにおびただしい淫汁があふれ出ておるぞ。
 天神の巫女は尻の穴で快感を得てよがり乱れる淫乱の巫女であったか?

 ほれっ、前の穴があいておるぞ。
 ふたつの穴を同時に使い、2本の触手樹を絡めて捩じり切らねば、刻限までにすべての触手樹を刈ることなどできはせぬであろう。
 その恥蜜にまみれた蜜穴にも、触手樹を入れてやるがいい。
 おぉ、夜明けが近づき、より活発に目覚めた無数の蔓も、貴様の淫の芽を目がけて飛び交っておるではないか。
 早くその肉豆を逃さねば、また蔓の餌食となってしまうぞ。
 ……とは言え、触手樹を女の穴に迎え入れねばならぬ身とあっては、その蔓から逃れることもかなわぬであろうな……フフフ。
 そうだ、ふたつの穴に触手樹を招き入れ、穴の奥まで淫樹に突き上げられ、かき回されると同時に、淫の肉芽を蔓に絡め取られながら、女孔を締めて触手樹をねじ切るべく、蔓の束と陰の核で綱引きをするのだ。
 それが、これまで我ら鬼獣淫界に仇なし盾ついてきた天神羽衣の巫女が、我ら鬼の前に晒すべき、正しく淫らで、そして無様な姿なのだ。
 ハーッハッハ!


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